広島市 宮西社会保険労務士事務所 所報

社会保険労務士と社会人としての視点から、事象を読んでみました

役にたてない社会保険労務士試験勉強法・・・。

2016年11月06日 | 社会保険労務士

   僕が社会保険労務士試験に合格したのはいつだったのだろうか。もう20年以上も前のことだったと思われる。

   僕が受験したときは今ほど受験者も多くなく1万人前後、合格者も1千人前後、合格率も10%前後と、社会保険労務士のことを知っている人も世間にはまれで、牧歌的な受験雰囲気の中での受験であったような記憶が残っている。

   そもそも僕自身が社会保険労務士のことを初めて知ったのも、サラリ-マン時代に職場の先輩と昼食を一緒にしていたときに、彼が何気なく、自分が社会保険労務士を目指していること、受かったら会社を辞めて独立すると、そして彼の話しの節々からして、何度も受験しているようで、夜は学校へ通っているような様子が窺えた話しの中からだった。

   当時と今を比べれば、受験者数も数倍になり、合格率も低くなり、問題文も長文化し、問題形式も個数問題なども加わり、大いに複雑化し、単に正確な詰め込み知識だけで正答を導き出せた僕らの時代とは間違いなく難易度が変わって来ている。結果、準備に要する勉強時間も恐らく、倍近くになっているのではないか。難しい国家資格の一つに加わった気がする。

   しかし、受験生にとっては有り難いことなのか、司法試験、司法書士試験、税理士試験などと比べてみると、今も昔も変わらないが、決定的にその対象となる最低限勉強しなければならない量が、前者ほどは要求されないことだ。社会保険労務士試験は範囲が広く、覚えることが多いと言われることもあるが、これらの資格と比べれば早くて半年で、一応な知識は身につけれることだ。

   ただし、社会保険労務士試験の知識は、法律の勉強とは言っても、決して法律の中味、実態に関わることではなく、条文に掲げられた単語や数字を正に正確に記憶し、その記憶を試験のときに如何にシャッフルして、正確なものを早く取り出し、問題文に当て嵌め、導き出す作業ができるようにして行くことにあり、また幸いなことに選択問題なので、選択の解答単語の中に、知識と正解をつなげられるヒントが必ず埋まっており、正解を出しやすくするサインなどもあり、勘が磨かれれば得点率も高くなれる試験でもあります。

   普通の頭があり、人の2倍の努力ができる人で、素直な勉強方法がとれる人なら必ず受かることができる試験です。 

   なお、勉強法ですが、最初は一通りの知識を覚えるまでは市販の受験書を何度も読みこなし、これができたころから過去問をして行きます。過去問で間違ったところは必ずポイントを暗記し、同時に六法全書を横に置きながら、条文も大切なところは線を引き、何度も凝り返して下さい。何か疑問が出た場合は、必ず条文に眼を通す習慣をつけて下さい。受験書はこれらと併走して読み、覚えて下さい。 
    この辺から正解率を確認し、合格基準にあるかどうか自分の位置を図っておいて、足りない方は受験校に足りない分を強くするため、受講することがよいかと思います。

    一般知識に関しては、その参考書を読むことは必要になりますが、毎日新聞を読み、労働問題、社会保険問題などの記事は丹念に読み、同時にポイントとなる単語、言葉、数字などをノ-トに記して、暇なおりなどには目を通す習慣をつけて下さい。

    社会保険労務士は、厚生労働省が関わる手続きをして行きますが、社会保険労務士には審査請求や再審査請求の代理人になる権限が与えられており、最後まで顧客に対するフォロ-ができる資格です。人事・労務、社会保険の第一の専門家でありますので、この部門が好きな人は、是非社会保険労務士試験を突破して、同じ道を歩んで下さい。


 

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