NHKの「にんげんドキュメント」で、
『最後の一枚 ~戦没画学生・いのちの軌跡~』が放送されました。
見落とされた方;
NHK衛星第2放送『BSアンコール館』:8月19日(金)午後5時15分~
NHK総合テレビ:8月25日(木)午前1時15分~(24日・水曜深夜)
で、再放送があります。
この番組でも取材していた豊川市桜ヶ丘ミュージアムでの「無言館 遺された絵画」展、感想ノートを見せていただいたので、一部紹介します。
●ぼくは今、美術大学を目指している浪人生です。ここへ来て、たくさん学ぶものがありました。
絵とは何か? 戦争とは何か? 芸術をやりたくても戦争のためにできなくなってしまった人たちの作品を見て、自分がもし、この時代に生まれていたらどうだったろうと考えました。
この人たちのためにも、ぼくには芸術をやる責任があると感じました。ぼくは本当に今、幸せです。戦争もなく、大好きな芸術ができているのですから。この人達に負けないくらいの情熱を、芸術に注いでいこうと思いました。
たくさんの事を教えてくれて、ありがとう。
●後悔や迷いがあった。その心情を何とかしたくてここへ来た。
「生命を土台に、立って歩こう」という気持になった。
●涙でかすんで絵がちゃんと見れず、、、、モネのようにひかりを感じます。心が伝わってきます。今まで見たどの絵よりも。 美大生の母です。
●先日は画家の夫がひとりで、今日は私の母と高2・中1の娘と4人で来ました。
邪念のない絵というのは本当に美しいです。
私も絵を描くものの一人です。命をもらって生きている私たちが、できることを何かしなければ、、、と強く思います。
●今回見た絵は、私が今まで見てきた絵とまったくちがって、とってもすてきでした。いろんな人の想いが感じとれたような気がします。
なんでだろう、、、、私もただ絵をかきたいです。
京都展は、8/28まで、京都文化博物館(地下鉄・烏丸御池から数分)です。
お陰さまで番組を観ることができました。
これだけのことを動かされる館主の窪島氏の情熱もすばらしいと感じました。
私はTV見損ねてしまったので再放送の情報ありがたいです。
自分のブログでは絵を見て湧いてきた感情をうまく言葉に出来ずさらっと書いてしまったのですが、とにかく美術館で見る絵と違うなぁと私も思いました。
行って貴重な芸術にふれることができて本当によかったです。
私自身は戦争体験はありませんけど、遺作展で亡くなった方の写真やはがきなどを読んで、戦争をより身近なものとして考えるきっかけになりました。NHKの人間ドキュメント見落としてしまいましたので、25日起きていられたら見ようと思います。
五山の送り火に平和の祈りをこめて。。
無言館では60年前の、物のない時代、自由のない時代の若者の、それでも何か表現したかった、後世に何か残したかった気持ちがひしししと伝わってきました。
にんげんドキュメントの情報、ありがとうございました。ぜひ、見たいと思っています。
再放送は必ず見ます。
ありがとうございました。
「あと五分、あと十分、この絵を描きつゞけていたい。」(日高安典さん)
こんな切実な思い・必死さが、60年後の日本人を叱咤しているような気がします。
どんな形で記して行くか、いろいろ思いましたが、こちらのページからのTBを頂いて、感激しています。
それぞれがいろいろな思いを感じ取って貰いたい空間として、無言館の事、見続けて行きたいです。
TB、ありがとうございました。
彼らが戦地から送ったスケッチを見て、人間の心までは戦いで埋め尽くせないのだと、改めて思いました。行軍の合間の休みに眠る戦友の表情、中国の物売りの人の様子・・・そうした市井の人々の営みへの、彼らの暖かい視線がとても強く伝わってきて感動しました。
そしてね、日劇を描いた大きな日本画。私が知っている日劇から数寄屋橋の光景とどうも違うナァと思っていたら、首都高がないんですね。すてきな絵でした。楽しい絵でした。生きている瞬間を絵に封じ込められる彼らの力に感動しました。そして、それを簡単に握りつぶしちゃう戦争はいやだととも思いました。