「覚悟して会場に入ったが、
最初に対面した『ばあやん』(『祖母の像』、写真は前出)、もうここでダメ!
体を縛られたようで動けない。
父、母、、、、さらに『姉妹』のコーナーへ。
興梠武が妹を描いたという『編み物する婦人』(写真)、
この憂いと優しさは何なのか、、、。
コーナーは『妻』へと続く。
『妻』になるはずだったヒト の絵は、さらにつらい。
人物画がこんなにモノを言い、心を打つ経験ははじめてだ。
あらためて『家族』を深く深く思いつつ、帰途に着く。」
~ こんな記述を感想ノート等にたくさん残しつつ全国巡回してきた
『無言館 遺された絵画』展
も、尾道市立美術館が最終会場となります。
2005年12月23日(金)~2006年02月05日(日)で、月曜日と12月29日(木)~1月1日(日)は休館ですが、1月2日(月)、3日(火)は開館してくれます。
◇初日の12月23日(金・祝)14:00~は、窪島誠一郎(無言館・信濃デッサン館館主)の記念講演会:「無言館」のこと―生と死の画家たち― が、尾道市立美術館2階ロビーにて、参加申込不要・当日の入館者を対象。
◇村上彩子(声楽)、正木路子(ピアノ)のギャラリーコンサートが、1月3日(火)14:00~と1月9日(月・祝)18:00~に同上。
◇ギャラリートークは12月25日(日)、1月8日(日)、22日(日)各14:00~に展示室で。
尾道市立美術館のある千光寺公園は、中四国からの交通アクセス至便なのですね。
初詣を兼ねてロープウェイでなら;
全国から新幹線で、新尾道駅へ。
広島・岡山県の方はJR山陽本線尾道駅へ。
クルマなら新春ドライブを兼ねて千光寺ドライブウェイへ向けて;
山陽自動車道の尾道インタから。
愛媛県の方、四国・しまなみ旅行の方は、西瀬戸自動車道の起点。