いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

ぎなた読み

2010年02月15日 08時34分28秒 | 心に留めた言葉
 文の区切りを誤って読むことを「ぎなた読み」と言うそうだ。「弁慶がなぎなたを持って」を「弁慶がな、ぎなたをもって」と詠んだと言う昔話に由来すると言うことである

。 「ここではきものをぬげ」(ここで履物を脱げ)を「ここでは着物を脱げ」と読み間違えることもある。

 今の政治家の物言いはこの「ぎなた読み」を意識的に行っているような気がする。小沢幹事長は政治資金規正法にかかる嫌疑を掛けられたとき「権力の暴力だ」「検察とは徹底的に戦う」などと抗議していた。当時者としてはそのように写ったのだろう。

 しかし、嫌疑不十分ということで不起訴になったら「検察は公平に判断された」「潔白であるのお墨付きをいただいた」などと手のひらを返すような発言となった。

 民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢幹事長を政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で告発していた東京都内の市民団体が2月12日、小沢幹事長を起訴するよう検査審査会に申し立てをした。

 申し立て内容は「事件は政治資金の流れについて国民に多くの疑惑を抱かせており、社会的影響は大きいい。検察庁の判断は国民目線にたっておらず、不起訴は到底納得できない」とするものである。

 沖縄に土地を購入している。投資目的とすればひどい話である。基地移設との関係をかんぐりたくなる時期的購入である。いずれにしても政党助成金の流用、同額の4億円をいろいろな経路をとって分かりにくい方法で4億円を移動させている。その4億円の出所も二転三転しての言い訳をしている。

 「政治とカネ」については徹底的に追及する必要を感じている。私は関心を持ってこの「検査審査会」の進展をも見守っていく。

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