すぷりんぐぶろぐ

陥穽から風穴をさがす

トランプゲームにかだるな

2017年02月09日 | 雑記帳
 「藤原正彦×阿川佐和子」という名に惹かれて、深夜のBS日テレ「深層NEWS」という番組を観た(もちろん録画)。「トランプ時代の生き方」と題された内容は、多くの人の感じている「不安」へどう向き合うか、いかにも二人らしい明快なコメントが拾えた。「振りまわされるな、チャンスだ」が結論と言える。



 藤原教授は独特の口調で、今まで繰り返し語ってきた、日本が古来より築き上げてきた情的価値の再興を強調した。最終的に幼児期から徹底的に卑怯な振舞について躾けることこそ肝要と説く。しかしそこが一番難しい。連日報道されるおエライ方々の卑怯な振舞、そしてそれに麻痺している我々にどこまで可能か。


 阿川さんがある陶芸家を例に話したことが印象的だ。450年もの伝統を引き継ぐその窯元では、今使われている土は曽祖父が集めたものだと言う。現当主もそれに倣い、何代か先のために土を集めている。「半径3メートル、来週のこと」だけに幸せを見出そうとしている、私たちの未成熟な意識が問われているだろう。


 トランプ大統領の戦略的言動や移民排斥を進める主たる層、そして経済を縛っている企業決算の在り方について、納得する情報があり知識の有用性を感じた。しかし、キャッチ―な言葉を乱用するメディアに振り回されないことがより大切なことも確か。仮に足元が揺らいでも立ち続けるために、足腰の鍛錬こそ肝要だ。
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