邦画ブラボー

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「海女の化け物屋敷」

2007年01月13日 | ★恐怖!な映画
恥ずかしくてなかなか書けなかったのですが
私の2007年初映画となったのは
これなのです!!

幸先がいいというか、なんちゅうか・・
の内容でした。

海女はもちろんおばさん抜きで
みな若いピチピチです。
狙いまくった際どいアングルでの水中シーンはお約束。
陸にあがったらあからさまにシースルーなんですね、これが。

三原葉子が海女では無いけど
水着になったり、濡れた衣服をぴっちり体にはりつかせたりと
均整の取れたプロポーションを惜しげなく放り出しています。

女同士の泥プロレスまであったりの、念の入れよう。
万里昌代の海女ファッションが色っぽくて
見ものとなっております。

行き届いた観客サービスがてんこもりだから
やっぱり正月映画だな、これは。

期待した化け物は
そんなに恐くなくて肩すかしをくらったが、
沼田曜一が女の首を「うひ、うひひ・・ひひ」と絞める、
非常にアブナイ演出は、「九十九本目の生娘」での
異常なトランス状態で美女を血祭りにする爺さんを彷彿とさせ、
幽霊よりこっちのほうが不気味だった。

監督は同じ曲谷守平で、キャストがかぶっている。
若き菅原文太兄いも出ているけど、
グラビアから出てきたようなヤサ男ポーズで見事に浮いている。
後年の「仁義なき戦い」の面影はまったく感じられない!

そして、
お婆さんスター五月藤江がここでも
スパイスを効かせていて、
なんと首吊り死体役で爆笑させるという、前代未聞の荒業を披露している!!!

新東宝のエログロものの
メインのイメージキャラクターとストーリーの
つながりについては、
今度あらためてゆっくり考えてみたいと思います。

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