邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

たまには洋画「宇宙戦争」

2012-06-04 | ★洋画

地上波でやってたので

編み物しながら見ました。

 

トム・クルーズと

スピルバーグって・・・合うような合わないような・・・

超大作パニックSF映画だけど

あの地震以来

日本人はどんなSF映画にも「事実は小説より・・」と、

驚かなくなってしまったように思う。

 

ありふれた日常が

突然前触れも無く

崩壊してしまう恐ろしさも十分すぎるほど身に沁み

どんな状況も

「ありうる」と思ってしまう。人々が呆然と街を歩き続ける場面も

あの日を思い出して嫌~な気分に・・・

とは

いえ これは映画。映画です。

***

 さて!・・・

宇宙人によって廃墟と化した街の有様は

黒澤明の「夢」の

「地獄」のセットに似ていたような・・・・・・

それに

不気味な効果音は迫力満点で

伊福部さんの「ゴジラ」を彷彿とさせるような気がして

「これはスピルバーグの日本映画へのオマージュだろうか?」と思い

気分が良くなったのですが、いかんせん

子役のダコタちゃんは

大人の声で吹き替えられてるし(可愛くない)

「歌」も、耳をつんざく叫び声も吹き替えだし(当たり前)

パニクった場面の

欧米人の言い争いも

日本語で聞くのはキツイと思いました。(頼むから劇中歌は言語で~~)

ジョークもぴんとこなかったし、

全般的に脚本にのれなかった!

 

しかし冒頭の、

度肝を抜く

地割れシーン&宇宙人の苛烈なビーム攻撃と

トムが宇宙人のお尻?にずぼっと吸い込まれそうになる

ラストのビジュアルには目を奪われました

 

 せっかくティム・ロビンスも出てたのに

なんだか友情出演のような

もったいない使われ方でしたね。

 

人がひっぱって抜けるようじゃ、

宇宙人の吸引力は

ガタイの割りにたいしたことないじゃないの

とか、

あんな猛烈攻撃をくらって

トムだけ生き残るワキャ~~ナイ、 

それと

あれだけ騒いどいて最後は???かい?的な

突っ込みどころ満載のアレコレも

楽しいといえば楽しい、

パワフルなハリウッド超大作でした!

メルヘンな「ET」から一転!反動からこんなダークな映画を作ったのかしらスピールちゃんは!

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「王妃の紋章」(中国映画)

2011-11-03 | ★洋画

ケーブルテレビで

チャン・イーモウの

「王妃の紋章」をやっていて

目も眩め!とばかりのゴージャスさに

唖然とした。

宮廷内の

ドロドロとした愛憎劇と言ってしまえばそれまでの

ストーリーは良いとして、

 

とにかく「派手」

 

チャン・イーモウ監督は

潤沢な予算をフルに使って

北京オリンピックの、

度肝を抜くパフォーマンスに匹敵する

めくるめく映像世界を構築している。

 

 ぶっちゃけますと

「赤と黄色」

の映画です。

 

この作品を手がけるにあたって

おそらく彼の頭は

 

「菊」=ゴールド 

「血」=真紅

で埋め尽くされていたに違いない。

それしか無かったのかもしれない。

そして

徹底して映像に表現しているのがスゴイです。

中国映画に特徴的な人海戦術にCGも加わり、やりたい放題です。

神秘的なわけのわからなさ、重厚さも良く表現されています。

 

衣装もすんごく派手だったが、

特にコン・リーをはじめとする女優陣の、

西洋の婦人のように

大胆に胸を半分露出した姿に

目を奪われた。

 

どこかで見たことあるな?

思ったら

溝口健二

新・平家物語」(1955年)で

清盛(市川雷蔵)の母で白拍子出身の

木暮実千代が

やはり胸を「半見せ」していたのだった!

溝口監督はやっぱり只者ではないですね。

****

中国文化ってカッコイイんだな、やっぱりすごいな~と

感じさせる

圧倒的な映像を創り出す

チャン・イーモウ監督のようにパワーのある

映像クリエーターが今の日本にはいない のは非常に残念!

強力なプロパガンダだと思う。

溝口監督が今50くらいで、生きていたらね~出来たかもね~

 

色彩の洪水は「編み物」の参考になりました!

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「デス・ルーム」(洋画)

2011-07-30 | ★洋画

ケン・ラッセル(「ゴシック」)・モンテ・ヘルマン(「断絶」)・


 ジョン・ゲイタ(「マトリックス」)ショーン・S・カニンガム(「13日の金曜日1」)


これだけ著名な監督が揃っているオムニバスとくれば


すごそう!と思うのが当たり前だけど


中身は遊び心満載の


「なんちゃって


エログロコメディオムニバスホラー」。


ネットでの評判は最低だけど、私はこういうの大好き!


ホラーと笑いは表裏一体!なのだ。


 


ハリウッドの撮影所に見学に訪れた男女がいわくつきの8角形の部屋に閉じ込められ


なぜか?めいめいに恐怖の体験を語り始める・・・


 


石橋凌、杉本彩・比留間由哲が出演している


”エピソード2”は日本が舞台になっていて、


「13日の金曜日」輝かしい第一作を撮った、ショーン・S/カニンガムが


メガホンを取っている。


この作品でいいのは俳優に重要な台詞を


英語で言わせないところ。


ミステリアスな男(比留間)は


無言&日本語しか喋らないのが素晴らしい。


地獄を”Hell”じゃなくて「ジゴク」と表現して


アメリカ人にもそう言わせているところ。


石橋凌は英語喋ってますが


杉本彩も片言しか喋れない設定で、リアルな日本人を表現させています。


ちなみに、「いわゆる杉本彩」を期待すると肩透かしをくらいます(爆)


そんなキャスティングも冗談ぽくてナイス!


洋画に出演している日本人俳優に


無理して英語使わせることないのに~~!といつも思うので、


このような演出は画期的!日本人をよくわかっている監督だ!と


ショーン・カニンガム監督を見直した!


 


日本が舞台のホラーというと思い出す「呪怨」のアメリカ版は


東京が舞台だったけど、この作品はローカルな場所。


異邦人の目線からの


田舎の古い寺、苔むした墓場の景観が


日本人からみても瑞々しくもありおどろおどろしくもあり、


とても新鮮です。


もちろんエロスがテーマですが、普通のホラーじゃなく


どこか可笑しい。途中でアニメが混入したりと


やりたい放題で笑えます・・・


 


他のエピソードも何が飛び出すかわからないスリルと


悪ふざけと悪趣味に満ちていて最高!


 


原題は「Trapped Ashes」


 

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「何がジェーンに起ったか?」

2009-03-11 | ★洋画
邦画ではなくて失礼します。
少女漫画、
楳図かずおで思い出したのが

ハリウッド映画
何がジェーンに起ったか?」です。

この映画を見たときすぐに
楳図かずおの漫画が脳裏に蘇ったのです。
どの作品というのは特定出来ないけど、
全体に漂うおどろおどろしいムードが楳図ワールドに似ている!

暗黒少女漫画チックでもある、
大傑作映画。公開は1962年。

年老いた姉妹が暮らす屋敷。
元有名子役だった妹は醜く老いているが、昔の栄光が忘れられない。
不遇だった自分にひきかえ、
大スターとなって成功した姉を嫉妬し、憎んでいる。

交通事故で半身不随になってしまった姉は
妹の世話を受けて生活するしか術がない・・・・

ベティ・デイビスの壊れ方がものすごい。
同じく美人女優のジョーン・クロフォードとの共演もみものです。

段々おかしくなっていく妹ジェーンに恐怖を感じる姉ブランチ・・



実はブランチも子供時代、妹にライバル意識を持っていた。

スターの妹と裏腹な冷たい処遇を
「死んでも忘れないわ!」というブランチ。



この頃、妹のブロンドに青い目の華やかな美貌に比べ
姉は地味な容姿。
娘のおっそろしい言葉に、ただおろおろする母親・・

妹ジェーンがBaby Jane と名乗り
子役スターとして活躍していた頃:
自分そっくりのジェーン人形と微笑むジェーンの図



「等身大の人形」っていう存在自体が不気味・・
カーネルおじさん、ごめんなさい。

そして

時は過ぎ・・・

こんな風になって
思い出の人形に歌いかけるジェーン:



歌も佳境に入り


子役のときと同じヘアスタイル、
フリフリのドレスに身を包み、
かつてのヒット曲「パパに手紙を」


熱唱し踊るジェーン!

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ↓




!!!!

これぞ

ホラ~~!と言わずしてなんとしよう。

すべての女性に見て欲しいこの姿!!!


ジェーンの精神状態は段々悪化して姉を虐待し始め、
なんと、姉の食事に可愛がっていた小鳥を入れたり、
鼠の屍骸を入れたり!!!
助けを呼ぼうとした姉を殴りつけ、
姉になりすました声色で相手を撃退するなど
悪魔のようにずる賢い!

そして狂気はどんどん加速して
ついに恐ろしい事件が起きてしまう。

この姉妹はこうなる前に
何十年もの月日が流れていたはず・・
タイトルどおり、
いったい
何がジェーンの心に起ってしまったのでしょうか??
罪の意識、嫉妬、憎しみ、負の感情が積もり積もって
沸騰点に達したのか?

ハラハラドキドキしながら最後まで息がつけません。

ジェーンの心は哀れにもずっと幼い日を引き摺っています。
子供時代が彼女の人生のすべてだったかのようです。

人間って長く生きるようでも、
最初のスタート、
子供の時点に何か重大な要素が決まる、
脳裏に刻まれてしまうのかもと思いました。
三つ子の魂百までとも言いますしね。(ちょっと違うか)
そして最も光り輝いていた時期の思い出は
死ぬまで人を支えるのでしょうか。
骨肉相食む・・・
女の心の闇と哀しさを考えさせられる作品です。

あ!タマミに似てるかも、ジェーン。

これを今ぜひ、日本でリメイクして欲しい。
乙羽信子だったらやってくれてたような気がするけど
なかなかこれは生半可では出来ない役・・

とびきり上手くてしかも美人女優じゃなきゃ面白くないし・・・

ジェーン:浅丘ルリ子
ブランチ:岡田茉莉子あたりでお願いします!

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日本映画と外国映画

2008-07-19 | ★洋画
「レプリカント」という
ハリウッド映画で
ジャン・クロード・ヴァンダムが
いつになくへんな髪形をしていた。
ノー・カントリー」の
ハビエル・バルデムみたいな
真っ黒な長髪でまるで別人。
それも珍しく悪役、連続殺人鬼という血も涙もない男を演じているのが新味。

彼が主演とあって
破壊三昧
投げ飛ばし、飛び蹴り、まわし蹴り放題
洋画アクションの異常な激しさに感心して見入った。

ストーリーはたいしたこと無いのだけど
悪役ヴァンダムが
病院で追跡され、暴れまくるシーンが秀逸。
「邪魔だ!」「どけ!」と、
廊下をよろよろ歩いている無抵抗の患者を投げ飛ばすわ
点滴は引きちぎるわ
看護婦はぶっ飛ばすわ、ちぎっては投げ、ちぎっては投げる
情け容赦の無い悪行三昧だ。

挙句の果てに自分のレプリカント(二役・こちらは短髪)に追い詰められ
二人で死ぬまでまわし蹴り合うなどして大暴れする。

徹底的に破壊しつくすとか、
撃ちまくるとか
体当たりしながらカーチェイスを繰り広げるとか、
ビルからビルへ飛び移るとか
さっきまでにこやかだった美人の妻がつばを飛ばしながらすごい形相で怒鳴るとか
その後仲直りして
洋服を脱ぐのももどかしく求め合う・・?などという
展開は、
やはり日本の映画には似つかわしくない。

あっても不自然だ。
やっぱり「おはこ」は存在するのである。

猟奇殺人犯ものも
どんだけ好きなのかというくらい向こうのものには多い。

犯人には必ずひどい「トラウマ」があり
フラッシュバックするといきなり別人に大変身してしまうのも
「ジェイソン」を含む一連の流れである。

「レプリカント」の後は
トニー・ジャーの「マッハ」(音楽がムエタイ気分を高める)
を観て、蹴り三昧の夜だった。

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「フリックストーリー」を見た

2008-03-28 | ★洋画
ふと立ち寄った店に
思わず長居してしまうみたいに
偶然チャンネルを合わせた
昔のフランス映画に見入ってしまった。

「フリックストーリー」
75年のアラン・ドロン
刑事もの。噂をすれば影でした。

36件もの殺人を犯した冷酷な男に
「男と女」「暗殺の森」の
ジャン・ルイ・トランティニアン

ただならぬ風貌の二人が激突する。

顔色も変えずに人を殺す男はエディット・ピアフが好き。
煙草ばっかり吸ってるドロンといい、
荒っぽい同僚といい、
捕り物(日本語訳で「しょっ引くぞ」という台詞があった)
のかけひきといい、プロットが巧み。
変にじめじめしたところが無い
カラッとした犯罪映画である。

特に斬新な絵は無いものの、
シャレた音楽の使い方、
石畳の坂道を走る黒い車(なんという車だろうか、ステキ)、
家庭的なビストロのランチ、
寂れた娼婦宿のたたずまい、
ちょっとした所にフランスの香りがプンプンと・・

アラン・ドロンが煙草をくわえ、
トレンチコート着て歩くだけで
すでに何か別物。
先日も「若者のすべて」(ヴィスコンティ)を再見したばかりだが
つくづくよく出来た顔の千両役者だと思う。
トランティニアンとのツーショットは
お宝映像。

余談:
アラン・ドロンといえば
三船敏郎と共演した「レッド・サン」という映画があった!
ちょっと見てみたくなった。

余談その2:アラン・ドロンとチャールス・ブロンソンと三船敏郎・・
どう考えてもこの三人、合わないと思うんですけど。

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「処女の泉」

2008-03-07 | ★洋画
BS2で放送されていた
ベルイマンの
「処女の泉」を観た。

16世紀のスウェーデンの農村が舞台とあって
未知の、100万光年かけ離れた世界を見るようだ。

以下ネタバレ含みます・・・・・・・・・・・・・・・・

信心深い豪農の夫婦の愛娘が
教会へろうそくを届けに行く途中、
森の中でみすぼらしい身なりの三兄弟に会う。

無防備な娘は無邪気に食べ物を与えるが、
本性を表した男たちに陵辱された挙句、
棍棒で殴り殺されてしまう。

物陰から一部始終を見ていた下働きの女は実は
娘に不幸が及ぶように邪神に祈っていたのだった。
男は娘から高価な衣服をはぎとった後
一夜の宿を借りるためそれとは知らず夫婦の家を訪れる。
父親は娘の死を知り、三人の盗人を殺害する。

白黒の画面に巧みに使い分けられるアップとロング。
暗闇に浮かび上がる人間の表情のすさまじさ。

木洩れ日がきらきらとふりそそぐ中を
咲いたばかりの花のような娘が馬に乗って通りかかる森の場面は、
黒澤明の「羅生門」を思い起こさせる。

大げさな音楽も効果音も使われていないのに
映像だけで
ものすごい緊迫感が伝わってくる。

暗い部屋に浮かび上がる
父親(マックス・フォン・シドー)の彫刻のような肉体は
目に焼きついてしまう。

神に祈り神をあがめ神に背き神を呪い神に許しを請う

夫婦らは食事のたびに祈りを捧げ
神を中心とした生活を送っている。

厳しく自分を律しているはずの人間が罪を犯すとき、
どんな心理状態になるのだろうか??

と、いいますか
この物語の中の登場人物は全て罪深いのだ。

誰の子かもわからない子を宿している下働きの女は
全てを呪っている。母親は夫の娘への溺愛を嫉妬している。
美しい娘は無垢であるがゆえの残酷性を持っている。
父親は年端のいかない少年を含む三人を惨殺した。

人間は罪深く、しょ~もない存在であると言っている。

だがそんな愚かな人間たちの罪をすべて洗い流すかのように
少女の亡骸が横たわった土の中から
聖なる泉がこんこんと湧き出してくるのだった。

強烈な映像が頭にこびりつく、恐ろしくも美しいお話。

カエル入りサンドイッチも衝撃的!

1960年
イングマール・ベルイマン監督作品
脚本:ウルラ・イザクソン
撮影: スヴェン・ニクヴィスト
音楽: エリック・ノードグレーン

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「大女優殺人事件」と「クリスタル殺人事件」

2008-01-27 | ★洋画
去年の今頃放送された岸恵子、浅丘ルリ子主演のドラマ、
大女優殺人事件」の元ネタ的映画
ハリウッド映画「クリスタル殺人事件」(アガサ・クリスティ原作)を見た。

岸恵子が演じた女探偵役は
ミス・マープルことアンジェラ・ランズベリー、
浅丘ルリ子が演じた役は、天下の美女エリザベス・テーラー
エリザベス・テーラーは少し豊満が入っているが
思わず見とれてしまうカンペキな顔の造作。
そして
小鳥のさえずりのような美しい「声」は
天国から聞こえてくるように甘美である。

言うまでもなく
犯人はエリザベス演じる元大女優で
その動機は「母性」なのだけど
見ているものを「お怒りはごもっともだ!」と同情させてしまう演技力が凄い。

浅丘ルリ子は「大女優の風格」という点では
申し分無く、
化粧を落とすシーンでは
コールドクリームを塗りたくって顔を真っ黒にするなど
捨て身の演技で挑んでいたが
やはり「母性」の表現が弱かった。

と、今回本家エリザベスを見て思った。

日本でやるなら声が可愛いというと山本富士子だろうが
母をやるなら高峰三枝子あたりがよかったかも(亡くなっておられるが)と勝手に配役。
それではまるまる「犬神家」になっちゃうか。

●関連記事
大女優殺人事件

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パンズ・ラビリンス最終日

2007-11-17 | ★洋画
このあいだ「インランド・エンパイア」を観たときから
絶対今度!と思っていたのだが
昨日最終日ということを知って
〔今月一杯やるっていってたのに)
急遽恵比寿「ガーデンシネマ」へ。

「パンズ・ラビリンス」ギレルモ・デル・トロ監督。

あまりにも傷ましいしかし美しく残酷な
物語に打ちひしがれて
大尉の複雑な性格描写に舌をくるくるクルクル巻きながら
帰り道に寄ったイギリス毛糸のお店「ROWAN」ショップに
綺麗な緋色の帽子を見つけて、
あの娘がかぶったらきっと似合うだろうなと思い
またひたひたと泣けました。

見たものの心に焼きつく、
力のある映画だと思いました。

関係ないですが「動く歩道」って
いつのまに
「スカイウォーク」って
言うようになったんでしょう??

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「インランド・エンパイア」を観た

2007-11-01 | ★洋画
恵比寿に行ったので
デヴィッド・リンチの新作
「インランド・エンパイア」を滑り込み(もうすぐロードショー終わりだって)
で観てきた。

前作「マルホランド・ドライブ」(傑作)に
拍車をかけた

めくるめくさ(!?)であった。

のっけから出てくる原泉みたいなおばちゃんが怖い。

注目のわれらの裕木奈江
「いつ出るかいつ出るか?」と
親戚のような気持ちで見ていたが、ようやく終盤近くに登場。

わけわからぬことを訥々とした口調で
とりとめもなく喋る東洋人の
女の子を演じていて
役柄ぴったし!という感じであった。
演技力は語学力を超えるなあと思ったのだった。
それと表情とたたずまいが「奈江」なところはやはりすごい!

内容は
昨日は明日であり明日は昨日、
私は彼女であり彼女はあの彼女でもある・・・
過激なインプロビゼーションと言おうか・わからん?
身をゆだねているとどこかに持っていかれそうな
しかしラストまで「ゴ~ジャス感」を味わえるカッコイイ映画と
言っておこう。う~んわからんか。私もわからん・・

ただ、「マルホランド・・」での
胸が締め付けられるような衝撃は感じることが出来なかった。

リンチは映画監督でもあり画家でもあり音楽家でもあると思う。

最後にええ?っという豪華ゲスト(ヒント:美人・元恋人)も
ちらりと顔を見せていた。
J.アイアンズは意外にもアクが全然無い役で肩すかし。

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