2017年8月22日 映画・日々ロック

　数年前、この映画を映画館に観に行こうかどうしようかと迷った事があった。今にして思えば行かなくて正解。最近、ネットで観たが酷い出来だった。救いは二階堂ふみさんが可愛らしかったのと”雨上がりの夜空に”を彼女らしく歌い上げていたところ。あの場面は良かった。共演していた清志郎♡の竹中直人さんも納得されたシーンだろう。それ以外は全てペケ。ぐちゃぐちゃ頭の野村周平くんもいいとこなし。歌は下手だし気合も感じられない。いつも困った様な顔をしてスクリーンに対して失礼でしょ。あれを大スクリーンで観ていられるのは彼のファンくらいではないか。予告を観た時には期待大だったのにな。予告編だけでいいような内容だった。冒頭シーンの殴り合いや血が噴き出る場面にはとてもじゃないが共鳴出来ない。そもそもテーマは何？　”ロック”と言い切っているわりにロックへのリスペクトも伝わっては来ない。中途半端過ぎるとは思いませんか監督さん。そこがいいって？　分からないなぁ。