Webから落とした地形図に磁北線を入れて持ってきてみた。
サムコンパス(親指につけて北を認識するだけのシンプルなやつ)は先日の地図読み講習で非常に使いやすかったので講師の方に分けていただいたもの。
ページのレイアウト上、写真は横にしてるけどね、、、w
Webから落とした地形図に磁北線を入れて持ってきてみた。
サムコンパス(親指につけて北を認識するだけのシンプルなやつ)は先日の地図読み講習で非常に使いやすかったので講師の方に分けていただいたもの。
ページのレイアウト上、写真は横にしてるけどね、、、w
【佐々木俊尚コラム:ドキュメンタリーの時代】「ダムネーション」
とりあえず陣馬山~高尾縦走が年内の目標
「奥高尾」などと、「裏原宿」的な響きの言葉を知ったのは結構最近のこと。
たぶん、ウラハラよりは刺激的で楽しいところのはずである。
山登ってる人からすれば、「ふん」って感じの初級も初級、ポピュラーな登山コースらしい。
奥高尾縦走路も諸説、いろいろな定義があるようだが、一般的には
高尾山頂~城山~小仏峠~景信山~堂所山~明王峠~陣馬山の間の縦走路を指すらしい。
逆からのコースが一般的らしいけど、厳密には陣馬山より更に先の臼杵山ってとこまで範囲は広がるらしい。
で、高尾山の公式HPから画像を拝借してしまいましたが、このコースを数字で見てみると
全長18.5km 所要時間7時間 明確な計画を立てて出発しましょうとHPにも書かれています。
結構大変そうじゃん、、、
なのに、なぜこのコースがポピュラーかつ初心者向けかって言うと
・トイレや休憩箇所が多い
・巻き道(いわゆる迂回路)も随所にある
・途中でバテたらJRやバス停へのエスケープルートが豊富
などなど、質素な携行食でなくお蕎麦やなめこ汁を振る舞ってくれるお茶屋さんがたくさんあり、山ガールもウキウキ気分でチャレンジできるようになっている。
って、まんまウラハラじゃん。
と、チャレンジしようとしているコースの概要がわかったところで、なにゆえニワカにそんなもんに挑戦したがっているかというと
・リタイヤメントライフの主軸は田舎暮らし&アウトドア(でも虫嫌い)
・じじいになってから登り始めたのではかっこ悪い(なぜ?)
・まず自分が先行してから嫁に面白さを伝えて共有する
ということの基礎づくりを今から始めとこう、ってわけです。
単純に言えば「Outdoorなアイテムが好きだから使ってみたいのね」ってこと。
まずは、6号路で高尾攻め
で、いきなりそんな縦走に挑んでもニュースネタになるのがオチ。
とりあえず、今回は高尾から小仏城山、次回は陣馬側から底沢峠辺りまで試してみて、経験値ガッチャンコして自分にいけるものなのか考えてみることにした。
と、日曜の夜に思いたち、曇天の月曜に実行。
京王線の株主乗車券を持ち、家にあったカロリーメイトを携行食に。
まぁ、なんてリーズナブル。
前回の一ノ倉沢の教訓を経て足元もバッチリ。
前回、高尾山口の駅に降りたのは13年の4月でしたけど、当時と比べるとずいぶんと手が入って綺麗になってました。
今回は足を伸ばせませんでしたが TAKAO599MUSEUMという施設もできていたし、秋には駅の横に温泉施設がオープン。
京王電鉄のプレスリリースを見ると、今後どんどん開発が進むようです。
なので、紅葉で混む前に、温泉で混む前に、、あるいはその後に目標達成しとかないと。
ということで
11:00 高尾山口駅前スタート
今回は「水と森のコース」6号路で高尾頂上を目指します。
全長3.3km コースガイドでは所要90分とある。12時前に山頂に達すればまぁまぁのスピードかな。
6号は山頂まで沢沿いに進むので常に水音が聞こえて心地よい、、はずなんだけど大騒音の蝉の声でかき消されていました。
この大騒音を奏でているセミが自分に向けて飛んできたらと考えると、、おそろしい。
ケーブルカー「清滝駅」左側の舗装路をしばらく歩くと「高尾山琵琶瀧水行道場」と書かれた石碑が登山道の入口。未舗装の荒れた登山道が続きます。
結構細い登山道でハイシーズンは上り方向からの一方通行の規制がかかったりするようです。
しばらくいくと、弘法大師の伝説がのこる「岩屋大師」を経て、水業の場「琵琶滝」が見えてきます。
所定の申込と指導を受ければ(修行ををすれば)一般の方でも水行することはできるそうです。
で、このあたりから常にわたしの10m先を行く女性ハイカーに気がつく。
結構なハイペースで黙々と上がっていく。
すれ違う下山者と、山特有の「こんにちわー」挨拶もかわさない。
後ろから見ていると「ツンデレ」というか「ツン」だけだ。
ミカサだ、エレンとアルミン以外の人に接するミカサのようである。
先行する登山者にも程よい距離感のプレッシャーを与えつつ、パスしている。
この人に付いて行けば良いタイムで登れそうだ。
11:40 6号路には沢を渡る4箇所の小さな橋があります。
最初の大山橋で山頂までの行程2/3くらい、40分ほど登りました。
この先は更に野趣強くなり、道も細くなったりします。この辺りからツンデレとの距離が少し開き始めます。
むむ、ミカサめ。
遅れながらも休むことなく足だけは前に。
最後の橋は渡らずにそのまま沢の中の「飛び石」を進みます。
ここで完全にミカサが視界から消えています。
倒木の間の飛び石を上がっていった先には、、、
6号路のメインイベント、200段の階段。
えー、最後の最後にダメおしするかね。
わたしもかつてはサンシャイン60を最上階まで階段ダッシュした男!
おら、おらーと15段くらい行きましたが、あとはゼーゼーで登り切るとベンチのある広場が。
ミカサもさすがに座って水飲んでます。
わたしは、とりあえず「ぜんぜーん」みたいな顔して、心でガッツポーズ(ミカサには当然競っている意志は無いですが)取りながら広場を後にし、山頂で思いッキしへばって水分補給。
11:55 山頂で写真をパチリ
ミカサのおかげで良いタイムでここまで来ました。
山頂のお茶屋さんも結構リニュアルされていたりしてお金が潤沢に回っている雰囲気がプンプン。
いままであんまり気にしていなかったけど、天望台の正面からは丹沢を中心に登れそうな山がいろいろあるのね。
こりゃ当分近郊で安上がりに楽しめそうだ。
12:15 小仏城山に向け出発
高尾山頂でカロリーメイトと麓で仕入れたおむすび1個で小腹を満たし行程再開。
初めてのコースに挑みます。
小仏城山まで片道1時間との表示。往復して歩いて下山するにはちょうどいい感じ。
これより「奥高尾」ってちょっと脅されている感じだ。
山頂は原宿並みに賑わってますが、ここから先はあまり人とすれ違うこともなくお一人様状態。
コース間違ってても気づきません。まぁ、間違えろって言われてもそっちが難しいくらいコース然としていますが、そこは新人さんらしく謙虚に進みます。
山頂おりるといきなり先が見えない石段。帰りにこれ登るのかよと思うとげんなりします。
紅葉平の猫
高尾山頂から5分も行けば紅葉平のお茶屋さん「細田屋」があります。
まぁ、こんなすぐに休んでるわけにもいかないのでスルーしますが、ねこさんとご対面。
逃げないので少し遊んでました。
この先、いけどもいけども階段と横から3m級の巨人ができそうな心細い道が続きます。
一丁平に出る手前で試しに巻き道に入ってみた。
いや、これなら階段あがってる方が安全でしょ。結構な崖あんど獣道でしたよ。
一丁平は綺麗に整備されていてベンチや東屋などが。
トイレもあるのでお弁当広げてまったりしている人もちらほら。
桜の季節は超賑わうらしいです。
ここまでくれば目的地まであとすこし。フジロックみたいなウッドデッキを進みます。
13:06 小仏城山
高尾山頂から50分ほどで小仏城山に到着。
電波塔と天狗の彫り物が目印。
どうやらこの山頂に東京都と神奈川県の県境が走っているらしく、八王子市、相模原市両方の表示板がありました。
神奈川県側に目をやると相模湖やプレジャーフォレストの観覧車が見えてきます。
脇に降りていくと相模湖に抜けられるようです。
城山茶屋でラムネを買ってイップクご休憩。
さて、目標の1/3程度まで来てみましたが、所要時間は約2時間、アプリを見ると6kmほど歩いてきたようです。
足の状態や体力的にはまだまだいけそうな感はあります。
ここから同じコースを折り返します。
帰路は、、いま下った分を登るわけで、、、心折れそうになりますが、、、
高尾まで粛々と戻り、5号路から薬王院の参道を経て1号路で下山しました。
1号路は登り下り共に人が多いですが、車も通れるように舗装しているので延々と傾斜が続きます。
アクセントがないのも腿には結構負担がきます。
15時過ぎに麓の清滝駅に帰着。
Gear Sのデータによるとスタートから4時間12分、休憩を除く走行時間は3時間22分。
走行距離は約14km。心拍数は最大173、平均140bpm。階段登っているときはもっと心拍数上がっている気もしましたが。
復路も含めて走行14kmですから、全体目標も達成できる気がしてきました。
次回は陣馬側から攻めてみます。
都心部では商品をセブン店頭で受け取れるのは不在時間の長い世帯には便利だけど、
地方部に住む人たちって宅急便で受け取るのとどっちが便利と感じるんだろ。
国内18,000店のセブン網ってどんだけカバーできてんだろうね。