スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ウィナーズカップ&除外点

2017-03-20 19:17:25 | 競輪
 被災地支援競輪として高松競輪場で開催された第1回ウィナーズカップの決勝。並びは平原‐武田‐木暮の関東,郡司‐中村の南関東,稲垣‐稲川‐東口の近畿で原田は単騎。
 少し牽制が入りましたが平原がスタートを取って前受け。4番手には稲垣がいましたが原田が上昇してくると位置を譲り,原田が4番手,稲垣が5番手,郡司が8番手の周回になりました。残り2周のホームの手前から郡司が上昇。そのままホームで平原を叩いて前に。後方になった稲垣が巻き返し,バックで郡司を叩くと打鐘からそのまま抑え先行に。郡司が4番手,平原が6番手,原田が最後尾の一列棒状に。バック手前から平原が捲っていこうとしましたが前にいた郡司が先捲り。マークの中村とふたりで捲り切って直線。郡司の外から中村が詰め寄りましたがぎりぎりで残した郡司の優勝。中村が8分の1車輪差の2着で南関東のワンツー。南関東を追う形になった平原は両者の間を割ろうとしましたが,これは脚が残っていなかったための苦し紛れの進路選択だったかもしれません。入れるだけの進路も開かず流れ込むような形で1車身差の3着。
 優勝した神奈川の郡司浩平選手は昨年8月の小田原記念以来のグレードレース優勝でビッグは初勝利。FⅠでは常に優勝しているような印象で,記念競輪でもコンスタントに決勝に乗るような近況。脚を使って後ろを回る選手の優勝に貢献するようなレースも多くなっていましたから,ビッグにもいずれは手が届くだろうとみていましたが,わりと早く達成できました。後方からの周回になりましたが,迷わず平原を叩き,近畿ラインの4番手を取った作戦が功を奏したというところでしょう。稲垣も平原も強い選手ではありますが,稲垣の4番手なら捲れる位置ですし,平原も先捲りの上をいくのはなかなか大変なクラスの選手までは成長しているということだと思います。レース全体でいえば,関東追走に終始することになってしまった原田の走行がやや意外でした。

 『スピノザ 共同性のポリティクス』の第5章のこの部分の中に,考察しておきたいことがいくつか含まれています。ここからそれらを順に探求していきますが,その前に,ふたつの点については考察の対象から外しますので,除外される部分と,除外する理由を簡潔に説明しておきます。
                                     
 この部分が,スピノザの哲学における認識論の基本的要素と関連していることはそれ自体で明らかであるといえます。浅野はそれを第二部定理七と関連させて説明しているのですが,この定理Propositioがどのような意味において認識論の基本的要素と関連するのかについては考察しません。この考察を『エチカ』から帰結させる場合には,絶対に第二部定理七を援用しなければならないとは僕は考えません。また,浅野が絶対にこの定理を援用しなければならないと考えているかどうかも不明です。しかしもし浅野がそのように考えているのだとしても,僕にとって重要なのは,スピノザの認識論がどのように基礎づけられているのかという結論の部分なのであり,論述の過程がどうなっているのかということは重要視しません。なので浅野が認識論の結論をどう考えているのかについては考察しますが,その結論がどのような仮定で導出されているのかということは考察の対象から除外します。
 もうひとつ,デカルトの哲学で真理veritasの規準が観念ideaの明晰判明さに求められているということについて,スピノザが十分ではないと考えたということについても考察しません。そのこと自体は間違っていないと思いますが,この点に関しては,デカルトの哲学と関連付けなくても,スピノザの哲学の範疇だけで考察が可能であると僕は考えるからです。すなわち,この明晰判明ということは,岩波文庫版の訳に従えば,スピノザが観念を明瞭判然と形容する場合と同じであると僕は考えます。つまりスピノザ自身が,観念を明瞭判然と形容する場合があるのですから,そのように形容された観念がどのような観念であるのかということを考察することによって,これが真理の規準としては不十分であるということは説明できるからです。なのでこれをデカルトの哲学と関連させて考えることを僕は除外します。
ジャンル:
自転車
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