スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

サンケイスポーツ盃優駿スプリント&訳語

2017-06-28 19:42:31 | 地方競馬
 昨晩の第7回優駿スプリント。右後ろ脚の蹄の底に内出血があったハタノオヌールと右後ろ脚を跛行したオーブスプリングが競走除外となって14頭。
 ポッドジーニー,マルボルクシチー,サブノジュニア,ソッサスブレイの4頭はダッシュがつきませんでした。アイアンハート,バンドオンザラン,ハッピーブーケ,シャヒーン,マリスレーンの5頭が飛び出して先行。このグループから2馬身ほど開いてハウマーナ。この後ろもフライングショット,リアルファイト,ジョワラルムの3頭が並んで4頭の集団。サブノジュニアは向正面で内から進出してこのグループに加わっていきました。ポッドジーニーがそれらの後ろでマルボルクシチーとソッサスブレイの3頭が後方集団。キャッスルクラウンが少し離れた最後尾を単独で追走。前半の600mは34秒9のハイペース。
 先行5頭から抜け出したのは内のバンドオンザランと外のハッピーブーケの2頭。外のハッピーブーケの方がアタマからクビほど前に出ての併走でした。3コーナーを回るとアイアンハートとマリスレーンは追ってきて,バンドオンザランも道中と同様に内から進出しここまで追いつきました。直線に入ってもハッピーブーケが前に出ていたのですが内のバンドオンザランがこの競り合いを制して先頭に。直線も内から伸びたサブノジュニアは一旦は迫りましたがまた突き放したバンドオンザランが優勝。サブノジュニアが1馬身4分の1差で2着。競り落とされたハッピーブーケは苦しくなり,その外からアイアンハートが3番手に上がりましたが,さらに外からジョワラルムとソッサスブレイが併せ馬で追い込んでこれを交わしサブノジュニアにも詰め寄ったもののそこまでは届かず,クビ差の3着にジョワラルム。さらにクビ差でソッサスブレイが4着。
 優勝したバンドオンザランは南関東重賞は初制覇。北海道デビュー馬で栄冠賞とイノセントカップを勝つなど活躍。今年から川崎で走り始めたものの,当初はクラシック路線を目指したために距離が長く勝ち馬から1秒以上の大敗続き。前走で久々に1200mのトライアルに出走して4着。そのときの内容からサブノジュニア以外の馬とはこの距離なら力の差はさほどないとみていました。サブノジュニアが出遅れて向正面で進出,そのまま内で包まれるという最悪に近いようなレースぶりになったので,その点は味方したといえるでしょう。ただずっと外の馬に出られながら直線で差し返すというのも楽な芸当ではなく,この馬も力をみせたといっていいでしょう。大幅にタイムも詰め,まずまずの勝ち時計であったと思います。ただ距離が伸びるのはマイナスに作用しそうです。父は2009年の京王杯スプリングカップを勝ったスズカコーズウェイ
 川崎の短期免許で騎乗中の赤岡修次騎手は南関東重賞は初勝利。管理している川崎の内田勝義調教師は南関東重賞17勝目で優駿スプリントは初勝利。

 『スピノザ哲学論攷』と関連しては触れておきたい事柄が多くあります。ですが,論考の内容について考察する前に,ある訳語について触れておきたいことがあります。
                                    
 スピノザは第二部定義四で,真の観念のすべての内的特徴を有する観念のことを十全な観念ideam adaequatamであると規定しました。この内的特徴に該当するラテン語はdenominatio intrinsecaです。これに対して第一部公理六では真の観念idea veraは観念されたものideatumと一致するといわれています。このような対象との一致を外的特徴といいます。これはラテン語ではdenominatio extrinsecaです。
 僕はラテン語そのものについては何も勉強していません。ただ,スピノザの哲学に関する論述の中には,『エチカ』に記述されている部分のラテン語が書かれていることがあり,そうしたものをひとまとめのノート,といっても手書きではなくワードですが,それに書き写し,岩波文庫版と対照させることによって,どの部分がどういう意味であるかを把握するという手法は採用しています。この場合でいえば,denominatioは特徴という意味であって,intrinsecaとextrinsecaがそれぞれ内的と外的を意味するというような把握の仕方です。
 そしてこのような対訳をみると,ラテン語は学んでいなくても,おそらくラテン語にも接頭辞のようなものがあるのだと推測できます。すなわち語の頭にinがある場合には,内的な事柄を意味し,exがあるなら外的な意味合いを有するのだろうと想定するわけです。したがって,intrinsecaが内的と訳され,extrinsecaが外的と訳されるのは,ラテン語の意味合いに忠実な訳し方であるのだろうと僕は判断しています。
 『スピノザ哲学論攷』では,これらに別の訳が与えられています。河井はdenominatio intrinsecaについてはそれを本来的特徴と訳し,denominatio extrinsecaについては外来的特徴と訳しています。基本的にこれらは観念についてのみ言及されるので,観念には本来的特徴と外来的特徴があることになります。
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