スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産大臣賞典レディスプレリュード&メロスの友人

2016-09-19 19:25:29 | 地方競馬
 第13回レディスプレリュード
 逃げたい馬が2頭いてどちらが先手を奪うかが焦点のひとつでしたが,発馬のよかったトーコーヴィーナスの方がハナへ。ブルーチッパーは2番手に控えましたが,行きたがっている様子でした。3番手は内にディアマルコで外にララベル。この後ろも2頭で内がホワイトフーガで外にタイニーダンサー。さらに内のフォローハートと外のサンソヴールも並んで続き,タマノブリュネットが単独でその後ろ。最初の800mは50秒5で,どうも今日は走りにくい馬場だったようでこれでもミドルペースです。
 3コーナーを回るとブルーチッパーがトーコーヴィーナスに並び掛けていき,外から追ったのがララベル。ホワイトフーガは内に控えてこれらの後ろ。直線に入るとブルーチッパーの方が一杯に。ホワイトフーガは最内に進路を取ってトーコーヴィーナスを追いましたが,見た目の手応えほどの伸び脚はなし。その間にコーナーで徐々に外に出したタマノブリュネットが伸びて優勝。粘るトーコーヴィーナスにホワイトフーガが並び掛けたところがフィニッシュ。長い写真判定の末,2頭が1馬身半差で2着同着になりました。
 優勝したタマノブリュネットはこれが重賞初勝利。牝馬重賞でも善戦どまりだったので,今日のメンバーで勝つところまでいくとは思っていませんでした。前走の1000万条件はそのクラスでは強豪の牡馬を相手に勝っていましたので,力をつけたと考えることもできないではないですが,1分54秒8というタイムは異常と思えるくらい遅いです。2着同着の兵庫のトーコーヴィーナスはブルーチッパーやララベルに接近する能力はあると思いますが伏兵は伏兵で,そういう馬が2着になれるタイムだったとみることもできるので,今後のレースをみてみないと確たる評価はできないのではないでしょうか。父はディープスカイ。祖母の半妹に2001年のオークスを勝ったレディパステル。Brunetteはフランス語で濃い栗毛。
 騎乗した田辺裕信騎手と管理している高柳瑞樹調教師はレディスプレリュード初勝利。

 『走れメロス』はメロスがディオニスへの義憤にかられるところから始まり,そのディオニスが改心して終わります。テクストはそのほとんどがその間の出来事の記述です。物語終了後のことは何も書かれてなく,物語開始以前のこととして確実に分かるのは,ひとつはメロスがディオニスが暴君であることを知ることになる市民との会話の部分で,ディオニスが確実に何人もの人を処刑しているということであり,捕えられたメロスがディオニスと会話する部分で,ディオニスが暴君となったのは人のことを信じられないからであり,そして人のことを信じられなくなったのにはディオニスにはディオニスなりの理由があったということです。したがってメロスとセリヌンティウスの過去については何も分かりません。いわばふたりが親友であるということは,無条件の前提のようなものになっています。しかし人と人とが親友になるのには,何らかの経緯があったと考えるのが合理的でしょう。
                                     
 僕には,メロスにそう多くの友人があったというようには思えません。なぜなら,メロスのように正義を愛し不正を憎む心を持ち合わせていて,王の暗殺のために城に入っていくというくらいの愚かな純真さがある人間は,友人とするには厄介ではないかと感じられるからです。実際にメロスのような人間は,近しい人間の些細な不正もそれを糺そうという意欲を持ち,実際にそれを言動として表現すると考えるのが合理的だと思えます。しかし人は大抵はメロスが不正とみなすであろうことを完全に防いで生活することは不可能だと僕には思えます。なのでたぶんメロスにはそう多くの友人がいたわけではなく,数少ない友人はメロスにとってかけがえのない存在であったと僕は考えます。いい換えればそのすべてが親友という表現に相応しい存在であったと考えるのです。実際にセリヌンティウス以外にそういう存在があったかどうかは分かりません。もしかしたらセリヌンティウスだけがメロスにとっての友人であり,かつ親友であったという可能性も排除することはできないと思います。
 一方,セリヌンティウスにはそれなりの数の友人が存在したであろうと僕は考えます。
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