スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

印象的な将棋⑥-7&養女

2013-09-25 18:51:11 | ポカと妙手etc
 ⑥-6の第1図から先手が▲3三桂成と指した手は42分の長考。そこからは戦いになり,途中の指し手は省略しますが,第1図の局面になりました。
                         
 4五で銀の交換が行われた局面です。ここで後手は△8八歩。これは1分の考慮なので予定であったのでしょう。ただ,先手は△5四銀か△5四桂を予想していたので,意外だったと書いています。実際にここは先手の読みが正しく,後手の自戦記ではここは△5四桂とするべきだったとのこと。
 △8八歩に対しては先手は6分の考慮で▲同玉と応じ,△6九銀に▲5四銀。これが厳しいので△8八歩は問題の一手だったのです。
 この▲5四銀は18分の考慮で,かなり目算を立てた上で打たれたもの。この急所に利かされて飛車を逃げていては後手に勝ち目はありません。△5八銀不成は当然でしょう。
                         
 この局面での次の手が,この将棋の明暗を分かつ一手となりました。

 上大岡にはバス1本で行くことが可能です。ですからこの日もは事前に先生から2枚のチケットを購入してありました。そして妹とふたりで観に行ったのです。ところが上大岡に到着してバスを降りたところで,妹が吐いてしまいました。何度か書いていることですが,妹の嘔吐というのはよくあることです。なのでこれは驚くようなことではありませんし,それ自体で何か過大な心配をしなければならないようなことでもありません。ただ状況が状況でしたから,母はそのまま家に引き返すことも考えたようです。しかし妹に打診しますと,大丈夫だということなので,そのまま予定通りに観覧しました。実際にそれ以降は特別の問題はなかったようです。僕はこの日は長者町で,祝日だったからというわけではありませんが,とくに早く終りまして,3時半前には帰宅しました。その時点では母も妹もまだ戻っていませんでした。以上の話は母が帰ってから聞かされたものです。
 この2日後,5月5日の日曜の午後に母と妹は美容院へ。
 その翌日,5月6日は月曜ですが,振り替え休日で妹は休み。ふたりはアパートの叔父の運転で白楽に出掛けました。
 実は祖母は,幼い頃,養女として他家に預けられていたことがありました。ただし,この養女先の一家に関しては,祖母は多くを語らなかったらしく,母や叔父,伯母も含め,詳しい関係は不明です。ひとつ確かなのは,その一家には男の子があったということ。普通に考えれば祖母の義理の兄か弟ということになるのでしょう。
 祖母は秋田の出身ですが,養女先がどこであったのかも僕は知りません。ただ,その男の子,祖母の義理の兄か弟ですが,横浜に出てきたのだと思われます。この人と祖母の間の関係はその後も続きました。そしてその人は結婚し,子どもが産まれたのです。それが男の子。幼い頃は祖母の一家,つまり母たちと一緒に遊ぶというようなこともあったそうで,母からすると従兄のような感覚であったそうです。僕はこの人のことは知っていて,以前から白楽に住んでいたのです。もう相当に前のこと,たぶん僕が小学生の頃ですが,その家には祖母や母と行ったこともありました。
コメント
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