スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

奈良記念&最後の診察

2010-02-14 19:01:14 | 競輪
 年明けから続いた記念競輪の連続開催も今日の奈良記念の決勝(動画)で一段落です。並びは神山-十文字-阿部-稲村の関東,稲垣-市田-大井の近畿で,谷津田と三宅は単騎。
 後ろ攻めとなった神山が上昇も,前受けの稲垣は最後まで出させず,打鐘前から突っ張り先行。ただし,内をうまく掬いあげた十文字が番手に入り,市田は3番手。後方になった谷津田が,流れから稲村-阿部を引き連れての捲り。バックで稲垣を捕えました。市田が番手に飛びつき,後方で十文字,三宅,大井が落車。直線は市田が谷津田を抜いて優勝。谷津田が2着で,3着には稲村が入りましたが,落車の原因を作ったために失格となり,繰り上がった阿部が3着で確定。
 優勝した福井の市田佳寿浩選手は昨年5月の別府記念以来となる記念競輪節目の10勝目。この開催はややメンバーが弱化していて,その中では展開面の恩恵もありそうでここは本命視していました。番手を奪われた走行はあまり誉められたものでもないと思うのですが,うまく谷津田の番手に飛び付けたのが勝因でしょう。突っ張りきった稲垣もよく頑張ったと思います。

 クラス2ということは,完全な意味でいえば僕の身体,限定すれば喉の状態は正常であったということではありません。しかし,身体のうちに異常なもの,スピノザ哲学流のいい方をするなら,自分自身の身体のうちに,その身体の実在性すなわち完全性を低下させるような物体が侵入ないしは発生した場合に,それを退治するために白血球が活動をするということは,必然的なことです。このことは単に医学的な見地からもそのようにいい得るでしょうし,またスピノザの哲学から考えても,自己保存という考え方からして同様だと思います。そしてこのことは,一般的に人間の身体の本性について対象にした場合にも真理でしょうし,またそうではなく,具体的に僕の身体というように考えてみた場合にもやはり真理であるといえると思います。したがって,この精密検査によって白血球が検出されたということ,すなわち僕がクラス1ではなくクラス2であると診断されたことは,前回の繰り返しになりますが,ある意味では,僕の身体がむしろ正常に機能しているということを示すものであったといえるのではないかと思います。
 こういう事情でしたから,たとえクラス2であるといっても,僕にはこれ以上の処置は不要であると診断されました。すなわちこの7月10日の診察が,僕の耳鼻咽喉科における最後の診察となったわけです。
 僕が最初に喉の違和感を感じたのが6月25日の午後に清水ヶ丘公園を散策していたとき。本当の意味でのシックデイというのは激痛に悩まされ,また血糖値の高騰があったごく短期の間ということになるのかもしれませんが,もしこれを非常に長い単位でみるならば,僕のシックデイはこの7月10日に本当の意味で終焉を迎えたといえるのではないかと思います。
コメント
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