ペパーミントの魔術師

ご挨拶が遅くなりました。
引っ越し先でも同じタイトルで
継続しております。

藤城清治ファンタジー展・天保山にて。

2013-09-15 01:01:04 | フォト・大阪




影絵大好きで、この人の展覧会が大丸京都店にきたとき以来かな。
大阪では今までにない規模だったんちゃうかな。

チケット売り場のそばにあった作品くらいしか写真は取れなかったんでこれくらいで。

今回の展示で私が一番惹きつけられたのは
光彩陸離(こうさいりくり)の縮小版レプリカ。
北海道にあるコロボックル影絵美術館にある現物は高さ9m・幅18mの
世界最大の影絵壁画。・・・これはさすがにグッズがなかった・・・
(いや、あるにはあったんだけど、1枚の絵をパートごとに分割して
数枚のポストカード・・・の形で販売してたんでやめた。(^^;)
この作品の大きさは現地行かないと実感ないと思うけど
縮小版でみたその絵はほんとに自宅で飾りたいと思うくらいウットリな作品でした。



初期のころの油絵からはじまって、モノクロの影絵、
そして現在の形へ変わっていくさまを展示するとともに、
東日本大震災のあと、被災地ヘ足を運んでスケッチし、
そこで見た風景に愛と光と希望を吹き込んだような作品もあって
ほんとに最近の作品までがたくさん並んでた。
昔々のカルピスのイラストから、奇跡の1本松まで。

これはポストカード買ってきたけど
すべてなくなったあとに残された木の生命の強さと
ここからまたすべてが始まるんだっていう希望の光みたいなものが見えた気がしてね・・・。

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爆笑問題の太田光が書いた「マボロシの鳥」の絵本版も作ってたんだね~。

この2冊の本に載せた絵も展示されてました。これ以外にも絵本の挿絵になったものが並んでいてそのしたに物語が説明されてて。

そうそう、MISIAは藤城清治のファンみたいで
ライブの背景にも藤城清治の影絵が使われてるそうですね。
会員証のデザインまでも。⇒「藤城清治ファンのページ」に載ってました。
で、実際にライブで使用した作品も展示されてたんですよ。このつながりは
今回初めて知りました。ライブのショットも載ってたのでリンクしますね。

どちらかというと絵本の世界のひとっていうイメージだったのですが
今でも精力的に活動してて、若い人たちとの交流もあって、
今目の前のリアルがどんな状態であれ、そこに光を与えるような作品を作ってる。
個人的には、メルヘンの世界に浸れる絵を見に来たつもりだったのですが、今回ちょっと違った形の
メッセージ性のある作品にふれることもできてとても興味深い展覧会でした・・・。










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