**tea time**

のんびり、お茶でもいかがですか?

『若き日の唄は忘れじ』『ナルシス・ノアールⅡ』

2013-08-30 | *宝塚*





遅くなりましたが、先週末、雪組全国ツアー梅田芸術劇場公演
ミュージカル・ロマンス『若き日の唄は忘れじ』と、
ロマンチック・レビュー『ナルシス・ノアールⅡ』を観てきました

藤沢周平「蝉しぐれ」を舞台化した『若き日の唄は忘れじ』は、
今年2月に中日劇場で、雪組新トップお披露目公演として上演し、
大好評を博した作品の再演です

しかし、再演と言っても、キャストが大幅に替わっているので、
新しい作品・・・という感じでした

前回は文四郎の親友、大和田逸平島崎与之助の出番が多くて、
親友ふたりが大活躍!という感じだったんですが、
今回は逸平与之助の出番は抑えめでした

武部山根ら若者を裏で操っている里村家老も、
前回に比べると、あまり前には出てこない印象・・・
文四郎の敵が、家老家来などそれぞれに分散していた感じの前回とは違って、
一番の敵は武部である!という、
とても分かりやすいストーリーになっていました

武部の比重がとても重くて、黒幕の存在感が凄いです
野心家でクールで、そして陰険な雰囲気の黒いまっつが!
もう最高でした

手を加えられたのか・・・今回の脚本、素晴らしいですね
武部の黒い影が濃いほど、文四郎も更に光り輝くのでは・・・
と思いました

牧文四郎えりたん壮一帆
少年時代から青年時代、そして大人の男へと成長していく様がよくわかって、
前回以上に、素晴らしかったです
立ち回りも更に巧くなって、冴えていて、かっこいいです
黒幕武部の存在が増した分、武部と対峙する戦いの部分が濃くなり、
ふくへの想いが減ってしまったような感じはするけど・・・
凛々しい文四郎様、とても素敵でした

ふくあゆっち愛加あゆ
丁寧に表現出来ていた感じはしました・・・
前回よりは日本物に慣れてきたかな
文四郎の成長していく様に比べると、
少女時代から、大人の女性に変化していく様子が、
やはり、ちょっと分かりにくいかな・・・
もう少し頑張って欲しいですね

武部春樹まっつ未涼亜希
本当にもう、黒いまっつ最高でした
野心家で、最初から計略があって、留伊と結婚した感じ・・・
憎々しい雰囲気全開で、武部から目が離せませんでした
貫禄もあり、威厳のある声に羽織袴が物凄く似合っていて、
たまりませんね~

大和田逸平ともみん夢乃聖夏
ともみん演じる逸平は、かなり強そうに見えます
前回はちぎちゃんが演っていて、繊細な雰囲気だったけど、
友情に厚い熱血漢で、一本気な逸平・・・
子どもが5人もいると豪快に笑っていたところなど、
まさにピッタリの役どころでした

牧助左衛門はっちさん夏美よう
文四郎にとって、とても大切な存在
前回と同様、安定した演技で、素晴らしい父親役です

牧助左衛門の妻、渡世みとさん梨花ますみ
こちらも前回同様、安定した存在感で、
凛とした気丈な武士の妻を演じておられます

石栗道場主奏乃はると
前回は、黒幕の里村家老を演じていましたが、
今回は道場主を包容力のある演技で魅せてくれます
真逆の役どころを見事に演じていて、感動ですね

里村家老きんぐ蓮城まこと
前回は、武部を演じていたきんぐ
今回の武部が、あまりにも黒い存在なので
里村家老の悪役の印象が薄れてしまった感じはありますが・・・
もう少しダークな感じが出たら、最高ですね

留伊透水さらさ
前回に引き続き、文四郎のお姉さんらしくて、とても良かったです
武部が前回よりも黒い分、
冷たい夫に裏切られる可哀想な存在・・・という感じで、
同情してしまいます

島崎与之助彩風咲奈
コマちゃん沙央くらま)の当たり役だっただけに、
どうしても比べてしまいかちになりますが・・
前回ほど、ひょろっとした弱々しい雰囲気ではなかったけど
好感持てました 頑張って欲しいですね

山根清次郎月城かなと
前回は彩凪翔が演じていた山根清次郎
道場の仲間だったが、文四郎への妬みや苛立ちなど・・・
上手く表現していて、武部同様、前回よりも活躍していました

星乃あんり
前回に引き続き、与之助を守ってあげる強い女性を演じていて、
芯が強くて優しいが、可愛らしいです

『ナルシス・ノアールⅡ』は、1991年に星組により上演され、
好評を博した作品
ナルシストの様々な願望、悲しみ、美への憧れ、
自己陶酔などを表現したレビューです

・・・とはいえ、ちょっとクラシック過ぎるのかな・・・
テンポがゆっくり過ぎて、最近のショーに慣れてしまうと、
ちょっと辛かったかな・・

透明水さらさ桃花ひな星乃あんり夢華あみらが、
妖精のお衣装で登場
なんだか、とってもレトロな雰囲気です・・・

「光と影」謝先生振り付けの闘牛士の場面が、
耽美的で妖しい場面ではなく、
えりたんともみんに合わせた
カラッとした雰囲気のものに変更されていて
・・・少し残念でした(仕方ないか・・・)

「青春の輝き」は、若者チームがロックを歌い踊るシーン
若者の真ん中に、まっつがいてちょっとビックリです

新しく、フィナーレの前にサンライズ・ボレロのシーンが追加されていて、
真っ赤なお衣装のトップお二人のデュエットダンスを観ることができます

スピーディーに流れていく、最近のショーに慣れてしまっていたので
ゆったりとしたリズムで展開されていくレトロな雰囲気のレビューが、
懐かしくもあり、新鮮でもあり・・・

彩風咲奈や、月城かなとも参加しているロケットは、
真ん中で、とても目立っています
スタイル抜群で、とても綺麗でした

フィナーレ、ボレロの場面は最近では珍しい白燕尾でした
そして、エトワールは透水さらさ
美声を聴かせてくれています

客席では、ちぎちゃん早霧せいな)が観劇されていて、
客席降りの時に、ともみんが、がっしりと手をとって、抱き合っていましたよ~
えりたんも、ちぎちゃんと握手を交わしたりしていました
カーテンコールの時、「早霧せいなちぎちゃんが見に来ています!」
と、えりたんからご紹介
ちぎちゃんにスポットライトが当たり
立ち上がって、客席に向かって何度もお辞儀されていました
幕間や終演後に、ちょうど私の目の前を何回も通って行くちぎちゃん
素顔の彼女をじっくり見られて、ドキドキ
とっても美人さんで、スレンダーで・・・
その上、ニコニコと愛想よく通って行かれてたのが印象的でした

まだまだこれから、全国各地で上演されますので、
観に行かれる方は、楽しんでくださいね~






那智の黒飴 (^-^)ノ

2013-08-23 | グルメ





那智勝浦で、お土産をたくさん買ってきました

熊野古道“大門坂”というお菓子は、お茶の味わいで
お茶の味のクリームが、美味しかったです





湯浅醤油のたまりを使った、紀州和か屋“たまり昆布”は、
白いご飯に合いそうです





那智と言えば、“黒飴”





“黒飴餅”“黒飴くず餅”など・・・
黒飴に因んだお菓子をいろいろと買ってきてしまいました





旅先で、初めて食べた、黒飴ソフトクリーム
さっぱりとした甘さで、美味しかったです





これは、旅のお供いろいろ・・・
Tropicana“白い果実のSparkling”
炭酸が効いていて、爽やかな味です





この期間限定ガーリックバター味のじゃがりこも、
美味しかったですよ~





那智の滝

2013-08-22 | 旅行





勝浦にある旅館に泊まった次の日は、
那智の滝まで、足を伸ばしました





日本三大瀑布のひとつで、高さ133m、幅13m、
滝壺の深さが10mという名瀑です





実際に近くで見たのは初めてで、絶景でした





世界遺産にも登録されたという、この地は、
神仏が宿る聖域といわれるだけあって、とても厳かな雰囲気です





滝に向かう道を進むと、
竜の口から流れる延命長寿の水を発見したので、口にしてみました
御利益あるかな・・・





『その昔、花山法皇千日の滝ごもりをし、
九穴の貝を滝壺に沈められてより、
延命の霊水を言い伝える』

とありました






山林に囲まれていて、空気がとても澄んでいるので
リフレッシュするには、ピッタリの場所ですね





子ども達にも、この風景を見せてあげられて、とても良かったです





マグロ祭り(^^)/

2013-08-20 | 旅行





今年も家族で、夏の旅行に行って来ました
今回は、那智勝浦まで足を伸ばしました

高速道路が、南紀田辺までしか開通していないので、
そこから山道を車で走って、ようやく到着





海に到着すると、釣りをしたり、海水浴をしたり
存分に海を満喫してきました

勝浦には、日本屈指のマグロの水揚げ量を誇る、
勝浦魚市場があるので
お昼も夜も、贅沢にもマグロ三昧の食事





マグロのお造りに、マグロ丼、そして、マグロのひつまぶしと・・・
新鮮で柔らかいマグロをたくさん頂いて
お腹いっぱいになりました





マグロを堪能した後は、勝浦温泉に浸かって極楽気分





遠出をして疲れた後には、最高ですね
癒されました





KidZania甲子園♪

2013-08-18 | 日記





毎日暑いですね~
皆さま、お盆休みは如何お過ごしでしたか?
私は、娘を連れてキッザニア甲子園に行って来ました

キッザニア甲子園に着くまでは、
甲子園球場へ向かう方々と一緒になってしまったので
満員電車に詰め込まれる次第となってしまいましたが・・





着いてしまうと、予約制になっているので、
中は涼しくて快適
異国情緒溢れる街並みも素敵です






子ども達がお目当てのパビリオンで、お仕事体験をしている間、
保護者はコーヒーを飲んだり、おしやべりしたり・・・
ららぽーと甲子園でお買いものしたりと
思い思いに過ごせるのが良いですね





様々な、お仕事の体験が出来るので、
子ども達は本当に楽しそうに、頑張っていました

人気のあるパビリオンは、行列に並んだり
ダッシュで予約しに行ったりと
大忙しだったみたいですが・・





人気のバームクーヘンショップをなんとか予約出来た娘は、
作り方を教えてもらったりして
いつになく、真剣な顔つきで頑張っていました





バームクーヘンも、美味しくて
楽しいお盆休みが過ごせて良かったです





プチミュージアム♪

2013-08-17 | *宝塚*





先日、月組公演観劇の後、プチミュージアムへ寄ってきました





今回のプチミュージアムは、月組公演『ベルサイユのばら





またもや軍服祭りでしたよ~





目の前で、キラキラドレスや
素敵な軍服が見られて楽しかったプチミュージアム




次回の宙組公演を最後に、無くなってしまうそうですね・・・





何度も訪れていただけに・・・
無くなってしまうのはショックです





ベルばらのお衣装や小道具が、いっぱい展示してありました





オスカル様のキラキラのお衣装
本当に素敵ですよね~





オスカル様のお部屋





靴を脱いで上がることも出来るので、
たくさんの方々が撮影など楽しまれてましたよ





大好きなアンドレのお衣装・・・鼻血ものです





このストライプの生地、可愛いですよね





過去の月組作品が、少しずつ観られるコーナーがあって、
みっちゃん北翔海莉)の娘役姿が映った時には、
私も含め、「ええ~っ!!」という声が
観た事が無かった方々は、みなさん驚かれていたようでした





『ルパン-ARSENE LUPIN』『Fantastic Energy!』

2013-08-16 | *宝塚*




少し遅くなってしまいましたが
千秋楽前に、月組大劇場公演ミュージカル『ルパン-ARSENE LUPIN』と、
グランド・レビュー『Fantastic Energy!』を観て来ました

フランスの推理作家モーリス・ルブランの没後70年経った昨年に発見された小説
ルパン、最後の恋』を世界初めて舞台化した作品です

20世紀初頭のパリは、400万ポンドの金貨がロンドンから空輸されるという話題で持ちきり・・・

そんななか、怪盗アルセーヌ・ルパンから400万ポンドの強奪予告が届き、
金貨が盗まれてしまいます

身に覚えのない罪を着せられたルパン本人が、
名誉を守るため、何者かによる陰謀を暴こうとするストーリーです

ルパンの伝記を執筆中の作家ルブランが、
事件の行方を話していく・・・という展開になっています

事件の謎解きと並行して、正体を隠しながらも、
カーラへの愛を自覚し、彼女を守ろうとするルパンが、
とても頼もしくてカッコいいですね

ルパンまさお龍真咲
シルクハットに長いマントというスタイルが、最高にお似合いです
アルベールという名前で、カーラの後見人になっているルパン
アルベールとしてカーラを愛することは出来ても、
ルパンとしては、愛することが出来ない・・・
という苦悩が切ないです

カーラちゃぴちゃん愛希れいか
イギリス王族の血を引くという令嬢です
ルパンの正体を知らずに、アルベールに好意を抱いていきます

原作者ルブランみっちゃん北翔海莉
説明的な台詞が多くて、ちょっと疑問が残る役割ではありますが
存在感抜群で、歌もお芝居も上手くて、やっぱり最高です

ドーソンカチャ凪七瑠海
まさかの眼鏡にお髭があまり似合わないかな・・・ちょっと違和感有りますね

ヘアフォール伯爵みやちゃん美弥るりか
見せ場が少なくて、ちょっと物足りなかったかな・・・

カーベットコマちゃん沙央くらま
ダークな雰囲気の悪役で、印象的ではあります。

ルパンを追う、警部ガニマールは、マギー星条海斗
原作には出てこないキャラクターですが、面白過ぎます
予審判事フラヴィすーちゃん憧花ゆりの)とのコンビが最高で、
面白くて息もピッタリ!笑わせてくれます

ヘリンボーン役は、今回が退団公演となる越乃リュウ組長
新しく組長に就任される、ナガさん飛鳥裕)と、
おふたりで夫婦役を演じられていて、絶妙のコンビぶりでした

原作では重要な役だったジョゼフィンマリテレーズのふたりを
たまきち珠城りょう)と、咲妃みゆちゃんが演じていますが、
舞台では、ただの手下として描かれているだけで・・・ちょっと残念でした




Fantastic Energy!』は、躍動をテーマにしたエネルギッシュで華麗なステージ

楽しみにしていたレビュー
終始アップテンポで、歌にダンスに、キラッキラなステージでした

みっちゃんの歌とダンスをとても楽しみにしていたんですが、
想像以上に凄かったです

まさおの高速セリも、物凄い速さで動くので
怖くないのかな・・・と心配になるほど
でも、そんな心配とは裏腹に、カッコよく決めているまさおが素敵です

ちゃぴちゃんを持ち上げる、マギーのリフトが力強くて凄い勢いです

ロケットで、研2の暁千星が、ちえさま柚希礼音)以来ではないか・・・
と言われる程の素晴らしいダンステクニックを披露していて、凄かったです
今後が楽しみですね

パッショネイト」や「薔薇伝説」などが、とても印象に残っています
テンポがあって、あっという間に終わってしまったレビューでした




フィナーレのエトワールはあずちゃん琴音和葉
退団された和音美桜の妹で、姉妹揃ってのエトワールなんですね
透明感のある、素晴らしい歌声でした

宝塚大劇場での公演は、もう終了してしまいましたが、
東京宝塚劇場での公演は、8月30日(金)から始まります
楽しみですね




♪夏祭り♪

2013-08-11 | 日記





今年も地元の夏祭りが始まりました

今年の私の担当は、プラバン屋さん
プラスチックのプレートに、
子ども達が思い思いの絵を描いていきます

それをオーブントースターで焼いて、
ペンダントやストラップになるくらいの、小さなものを作ります

一生懸命、絵を描いている子ども達を眺めながら・・・

オーブントースターで焼いて、完成した作品を渡していきます


オーブントースターの前で作業するのが
それはもう、信じられないくらい暑くて大変でした

子ども相手なので、お祭りと言えども、
お店が終了するまでは、ビールも飲めない・・・
というのが、ちょっと辛かったですが
全て終わってからの、ビールは格別でした

子ども達の喜ぶ顔が見られたので、頑張って良かったです


暑中お見舞い申し上げます(^-^)/

2013-08-09 | グルメ





毎日暑いですね
皆様、お元気でお過ごしですか?

今週は、熱中症の注意報が出るくらいの猛暑
くれぐれも、気をつけてくださいね

暑いからといって
冷たいものばかり食べていてはダメなので
夏休みのお手伝いも兼ねて、
娘と一緒に、お好み焼きや、いか焼きを作って食べました

手作り感溢れてますが・・・
ワイワイ言いながら、一緒に作ったりするのも、
楽しいですよね





“DEAN&DELUCA”♪

2013-08-07 | グルメ





レストランやショップが226件も集結しているという、
梅田の新名所グランフロント大阪に、先日行って来ました
駅から直結なので、やっぱりスゴい人ですね

たくさんお店があって悩むところですが・・・
うめきた広場地下にある、
大阪初出店となる“DEAN&DELUCA”でランチを食べてきました






注文したのは、フレッシュトマトのマリネと、
トマト&プロシュートのカッペリーニ

暑い夏にぴったりのメニューで、
冷たくて食べやすくて、美味しかったです

キッシュロレーヌは、思ったよりも大きくて・・・
お腹いっぱいになりました






店内からは水の流れが見えて、テラス席もあり、
涼しげで、開放的な空間が広がっていて、ゆったり出来ます

店を出る頃には、スゴい行列が出来ていたので、ビックリしました

食後は、水の流れる広場でのんびり過ごしてみました
子ども達が、水の中に入って遊んだりしていて
私達も足を水に浸けたりしてみました

都会のど真ん中にいるとは思えない開放的な空間が良いですね





ミュージカル『ライオンキング』

2013-08-05 | ミュージカル*





大阪四季劇場で、劇団四季のミュージカル『ライオンキング』を娘と一緒に観てきました

国内通算上演回数8000回を超えるロングラン・ミュージカルです

演劇界最高の栄誉、トニー賞の中でも、
最も優秀な作品に贈られる最優秀ミュージカル賞を受賞
その他にも、最優秀演出賞振付賞装置デザイン賞
照明デザイン賞衣装デザイン賞の計6部門を受賞したという、輝かしい作品

色彩豊かな舞台美術、象徴的な仮面、
そして多彩な趣向を凝らした動物たちのパペット・・・
舞台芸術家ジュリー・テイモアの手によって、
『ライオンキング』は、驚くべき独創的な世界を築いています

アフリカの文化のみでなく、
インドネシアの影絵や日本の文楽歌舞伎など・・・
東洋のパフォーミング・アーツの要素を取り入れ、
独自の芸術の域にまで高めているなんて・・・素晴らしいですね

四つの脚を四人の俳優が動かす巨大な象、
ゆっくりと威厳をたたえて竹馬で歩くキリン、
優雅なチーターの、しなやかな動きなど、どれも目を奪われます

舞台の主役となる動物たちの表現には、
ひとつひとつに、その動物を表現するのに適切な手法が用いられているそうで、
人形浄瑠璃にヒントを得たパペットや、
アフリカの民族衣装をモチーフに仕上げられた衣装の数々など・・・

ミュージカルの常識を覆す舞台が広がっています

エルトン・ジョンが作曲、ティム・ライスが作詩したという、
アフリカン・テイスト溢れる楽曲が、本当に素晴らしいです

1幕冒頭のナンバー「サークル・オブ・ライフ」は、
この作品のテーマ「生命の連環」を謳ったナンバー
アフリカの言語、ズールー語を用いていて、力強く響きます

呪術師のヒヒ、ラフィキのズールー語によるアカペラとともに、
地平線から太陽が昇ると・・・
客席までもがサバンナの大地に包まれているような感覚になります

ラストで、もう一度このナンバーが歌われますが、
ムファサシンバの物語を観た後では、
より感動を呼ぶナンバーになっていて、感動で涙が流れます

アフリカ民族の誇りを高らかに謳う2幕冒頭のナンバー「ワン・バイ・ワン」
大地の鼓動のような力強いリズムと、
ズールー語で歌われるアンサンブルのナンバー

アパルトヘイト(黒人差別政策)によって弾圧されたアフリカ民俗の歌・・・
「抑圧されていても、自分たちの誇りを失わず、一歩一歩進んでいこう・・・」
という、生命力と尊厳に溢れた歌詞が、
アンサンブルのパワフルなコーラスにのって響き渡り、
成長したシンバの冒険が始まります

     キャスト

         ラフィキ           遠藤珠生
         ムファサ          内田 圭
         ザズ             明戸信吾
         スカー            金森 勝
         ヤングシンバ       大前嘉紀
         ヤングナラ         角西 環
         シェンジ           小林英恵
         バンザイ          白瀬英典
         エド             中村智志
         ティモン           韓 盛治
         プンバァ           荒木 勝
         エド             小田春樹
         シンバ            南 晶人
         ナラ             岡本瑞恵


シンバと一緒に旅をする、陽気なイボイノシシのプンバァと、
ミーアキャットのティモンは、
公演地の方言を話す、という趣向になっていて
今回は、関西弁の台詞で話している関西出身のふたり・・・
関西ならではの、ボケとツッコミ
漫才コンビのような、ふたりの会話が客席にも大ウケでした

夏休みということもあって、子ども達もたくさん来ていて、
盛り上がって、楽しかったです
見終わった瞬間、また観たいと言った娘の感動が微笑ましかったです





つけ麺♪

2013-08-02 | グルメ





家族で“麺や六三六”というお店に行って来ました
昭和風なレトロな店内は、
食券を買ってから注文する仕組みになっています

家族みんな、チャーシューらーめんを注文

私が食べたのは、特製つけ麺
麺が、極太麺でもちもちです

国産の煮干しと、北海道産の昆布でだしを取り、
鶏ガラを煮出したスープに、
豚骨とお野菜をたっぷり煮込んだものを
全部合わせて作り上げる・・・というスープが
こくがあって美味しかったです

スープには、とってもとろみがあるんですが、
背油や魚油などをほとんど使わずに、
野菜だけで、このとろみが出来ているそうで
胃にも優しい、このスープがとっても気に入りました

スープに負けない太めの麺も、
もちもちとした弾力で歯応えがあって
とても相性が良いです

厳選した三元豚を
秘伝のたれで煮込んで作られているというチャーシューも、
食べる前に、バーナーで炙られていて、
ジューシーで柔らかく、美味しかったですよ