三日坊主

車とプチ旅行とたまにパチンコ・・・。

その十五後編

2009-07-28 10:10:26 | 歴代所有車回顧録
ボンゴフレンディをオーダーしている間、普段興味のないアウトドアグッズなどに不思議と目が行くようになったです。

待つ事二週間あまり、現車が届いたと連絡があり早速見に行くと・・・。

んー、小汚い、が第一印象でした。平成9年式だと言うがとても3年落ちには見えない汚さ、外装に小キズが多数あります、車内も何か商売してた雰囲気プンプンでトリムに汚れがついてて仕事車に使われてたのが分かります。
きっと多くあるこのタイプの車にもれず仕事で酷使され続けてきたのでしょう。
聞けば関西方面から持ってきた車だそうで陸送代掛けてもこっちのほうより安いんだそうな、んで外装の直しとルームクリーニングかけて車検を取って値段は90万ジャスト、値段は妥当なセンかな、廉価グレードなのが気になったが中古車は一期一会だもの、これに決めましょ。

それにしてもこの車のグレードは何だろう?、無塗装の樹脂バンパーやリアガーニッシュの無い事などRS-Vだと思うがセカンド、サードシートに姉妹車のフリーダの
物が付いてる、ディーラーの特別仕様車なのか?

それから二週間、オーダー後一ヶ月と自分にとっては比較的長期間待ち続けたがその甲斐あって綺麗に手直しされたフレンディが我が家に来た。

小型車枠を目いっぱい使ったスクエアなボディは迫力があるって言えばあるし運転席の着座位置は二tトラック並み、好みはあるけれど私はこの運転感覚好きです。

走行性は例えば発進加速などはディーゼル車のそれだが速度が乗るにつれてATがオーバードライブに入った時のトルク感はなかなかです。高速では15●キロの巡航も可能です。
コーナーリング(この手の車で印象を云々するのも何だが)はやっぱり着座位置が高いためか普通の乗用車のようにいきませんがそれでも1BOX(厳密に言えば1.5BOX)にしてはロールも抑えられていているようです。
この辺がマツダ車らしいとこですね、あと重量配分が良いのも特徴で2WDながらスタッドレスだけで雪道も不安はありませんでした。

ユーティリティは申し分なく仮眠や着替えに望外な快適さがあり自分は八時間ほど
車内で熟睡したことがあります。(この時はいきなり夕方になっててビビッた)


そんなフレンディてすが今までと違う感覚の車の楽しさを体験させてくれました。
因みに我が家で「さと子」と言うニックネームで呼んでますが意味は不明です。

約20ヶ月、二万キロほど乗って友人のI氏宅へ里子に出しました(経緯は次回にて)。





その十五前編

2009-07-28 08:03:41 | 歴代所有車回顧録
やっぱり格安で購入したセフィーロ、安いなりにコンディションもそれなりで
何度も洗浄剤を使って洗い倒したウォーターラインだけど夏になり気温が高くなるにつれ少々オーバーヒート気味、水温計が常時真ん中より上、つまり4分の3位を示している。
これだから渋滞のときなんか恐くてエアコンとか付けられない。苦肉の策として
ラジエターグリルを取っ払っているけど気休めにもならん程度。
イグニッションにトラブルを抱えていてエンジンの吹けあがりもイマイチ、買い換えようにも先立つものが無くて「来月位に直そうか少し前に車検も取ったし。」
と考えていたある日、伯父の法事に行くときにとある県道で実家に入るのに右折待ちを
していたら後方からスキール音、「あっ!!」と思っていたらぶつかった。

追突されたのなん初めての経験で(した事は何度かあるけど)一瞬訳が分からなかった。
我に返り相手の安否が気になりすぐに車を降りるとどうやら大丈夫な様だ、相手車両は黒いミラでかなりのダメージで前部がグッチャリ、若葉マークが貼っていたフロントウィンドゥは割れていないがリアシェルフに飾られてたであろう{七人の小人}は散乱している。
相手はナース服の若いお嬢さん、近所の歯医者で勤務しているらしい、私は同じく仕事着で誰が見ても一発で職業が分かる格好です(笑)。

だから先に声を掛けてきたときに「オウオウ、ネエチャン」とは言わず(言えず?)に「えぇ、私は大丈夫です。あなたこそお怪我はございませんか?」と言うやりとり。その後の会話は以下の通り、
「あ、あのうこれからどうすればいいですか?」ん、これからどうすればって事故処理のこと?それとも今後の人生相談なのか?と、心の中でツッコむ私。
聖職者の格好をしているからって自惚れもほどほどに「とりあえず警察をよびましょうか」そしたら「あのう、家からお父さんを呼ぶんでそれまで待ってください」
と娘。いやいや、時間無いんですけど。実家の目の前まで来て足止めを喰らうやるせなさ、まぁ、免許取立てでそんな経験も無いだろうから仕方が無い。
大声で叫べば聞こえそうな近さの実家に電話して娘の親を待つ私。
その内娘が「あのう、これぶつかったから取れちゃったんですか?」とラジエターグリルの部分を指差して言う。
古い外国のアニメじゃないしそんな事無いってば、ボケなら陳腐だが真顔で言うのが可笑しくなった。
やっと娘の父親が到着して私に謝罪して娘に対し激しく叱り付ける、泣きべそをかく娘、こんなシチュエーションって嫌ですよね、「まあまあ、お互いに怪我が無かっただけ何よりですよ。」と父親を諭す私。
警察を呼び事故処理をなんなく終わらせたころにはすでに夜八時を廻っていた。
完璧終わってます、法事。

開放された私は伯父の仏前に線香を上げて「今日はごめんなさい、明日また来るからね。」と手を合わせてきたのでした」。



翌日、明るくなってから自分の車のダメージを見てみると一見大した事無さそう、けど結構イッテる感じ。
詳しい所ではぶつかった場所は右後方のテールレンズが割れてトランクフードが
僅かに盛り上がってる位だがリアフェンダーがうねってる所やサイドシルに歪みが
来ている、走る分には影響ないが元通りにするとなるとかなりの修理になるだろう。
例のお父さんが改めて謝罪に来た、そしたら従兄弟の奥さんの親戚であった。
うわっ、偶然。世の中狭いね、と普通はなるだろうが田舎だもの充分あり得る話。

形通りの挨拶をして後はウチの保険屋に任すと言う話になった。

さて、前置きが超長くなってしまったが問題は修理可能か全損かって事、
低年式で減価償却がとっくに終わってる車ならば大抵の人は修理せずに全損
にするだろう、セフィーロには悪いが調子の悪さに加え自分も気持ちが離れていた。
全損の場合だと五万とかの価値しかないのだろうか?
それともそれなりの評価がでて次の代替の足しになるほどなのだろうか?

考えてても仕方ないので例の修理工場で見積もりを取ってもらう。
すると修理費用が約34万円だと工場の話、一週間ほどして保険屋から電話から来る。「BOSEさん、あの車直すんですか?」と言いやがる。
初対面の人間に連絡しているのにいきなり直すんですかだと?さすがにムカついて「それを決めるのがアンタらの仕事だろ!!」と言った。
結果、全損にならずにめでたく?修理可能で34万円を手にする事が出来た。
まあ、全損扱いでも2万しか変わんないけどね。

それで次は多人数乗車のミニバンがいいなと思い
別に人をいっぱい乗せるんじゃなくて多彩なシートアレンジが魅力だった。
ファーストカーが1BOXってどうよって思い留まったがロードスターも所有してたし
対極にある車に乗るってどんな感じだろうって。

それでいろいろとある中でボンゴフレンディに目が行った、前にレンタカー回送のバイトでこれの最上級グレードにをドライブした事がある、いろいろ出来て楽しい
車だと思った。走りのほうも1BOXにしては満足できるレベル。

かなり予算オーバーになるがフレンディのディーゼル、ATをオーダーした。

続く・・・。

その十三

2009-07-05 11:49:31 | 歴代所有車回顧録
その時やっていたバイト先の同僚であるおばちゃんが車を欲しがっていたので
自分のレガシィを七万円で売却に成功、本々手放す気であったが急に話が決まったので次の車を速攻で探さねばならなかった。
んで、当時「クアント」なる個人売買専門誌が有ってよく購読していたし実際二度ほど車も買った経験が有ります。

前述のとうりいつもの店で買う事は考えてなかったのでクアントに頼ります。
何気なくページを開いていると割と近くで良さげな格安車が記載されて(アコードインスパイアだったか?)いたので電話してみる事に、以下電話でのやりとり。

「もしもし、あのですね、雑誌に載ってた車に興味があるんですが」

「あー、あれはもう売れました。」

「他に同じような値段の同クラスのは有りますか?」

「あー、安いのが欲しいんですか」
この言い回しに軽くムカついた私だったが・・・、

「同じくらいの値段ではスカイラインやセフィーロが車検付きで有りますけど」

ま、そんなに遠くないんで明日見に行く事にする。

店舗と言うよりヤードと言ったほうが相応しい場所に行くと店の代表らしき電話の人が応対した、話してみると電話とは違って車の状態など隠さずに言う所など印象の良い人だった、フレンドリーが過ぎる話し方は気に入らんけど。

ヤードに二十数台ある中からA31セフィーロとR32スカイラインと迷ったが後席を
使う機会を想定してセフィーロにした。外装はクリアの禿など有って悪かったが
車検が半年程残って比較的に距離が行ってないしこれに決めようか、サンルーフ
も付いてるし。

見積もりを取ってもらうと名変費用に2万円掛かると言う、さすがにこれはボッタクリだと思い「個人売買の雑誌で知ったんだから名変は自分でやります。」
と言うと少し嫌な顔をしてからこの場で即決してくれたら良いですって事になった。 手付けを支払い車検証のコピーを貰い十日後に納車となった。


この車で印象に残っている良い所は中高速域(一般レベルでの)のハンドリングが
良い事で私なんかがかなり本気になっても破綻する事は無かったです。
FRですがLSDのおかげか雪道でもそこそこ走れたのも助かりました。
(雪道でわざとブレイクさせると簡単にドリフトアングルが付きましたよ。)
悪いところはこの車だけかも知れませんがATのロックアップの際のショックが大きくてATF交換しても改善されませんでした。

周りからよく「ドリフトやるの?」とからかわれましたがノーマルではドリフト向きでないですね、フロントヘビーですもの。

数ヶ月後に車検を取って暫く乗っているとエンジンがたまに吹けなくなることがありました、友人に言った所点火系らしいですが走らないこともないのでその内直そうと思っていた矢先に事件が起きました・・・・続く。