穴村久の書評ブログ

小説と哲学書の書評ならびに試小説「反復と忘却」(仮題、連載中)

名物にうまいものなし

2016-11-02 18:49:44 | 書評

というが、小説史家や評論家が必ずあげる近代小説の最初のDNAというのがある。ガルガンチュア、トリストラム・シャンディそれとドンキホーテである。

名物にうまいものなし、のたとえどおり、ちっとも面白くない。二千年、三千年前のものでもイリアスやオデッセィは面白く読める。要するに文章が読むに耐えるということである。

最初にあげた三書は技法などは見るべきもの、つまりイノベーションが有るのだろうが、文章がね。読むに耐えない。

ガルガンチュアは岩波文庫にあるが、全7冊か8冊で各巻500ページとすると、そのうちの300ページは注である。こんなモノグラムみたいな物を文庫で提供するな。

 

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