ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

剥げてしまったメッキ

2016-11-16 14:38:30 | 日記・エッセイ・コラム
メッキが剥げてきたと思っていたが、
どうも完全に剥げてしまったようだ。
お粗末なことである。
ちょっと前からリベラルを自称する人が、
減ってきてはいたのだが。
・・・・・
トランプ候補が大統領に当選した。
これはあくまで民主主義の選挙で選ばれたのだ。
ルールに則ったものである。
結果に対して不愉快な人もいるだろう。
そのことを表明するのはいい。
だが正式に大統領に就任する前から、
否定して反対するのは駄目でしょう。
それは民主主義に反する。
あまつさえ暴力的なデモまでして反対するのは。
それが今のアメリカの現実なのか。
例によって、マスメディアがそれを大々的に報道する。
本当は極一部のことかも知れない。
実際はどうなのか、
よく分からないが。
・・・・・
にしても、リベラルはいつも暴力的である。
なぜなら、自分は正しく絶対正義だと思っているから。
だから嫌なら何を否定しても正義なのだ。
正義だから暴力に訴えても勿論正義なのだ。
そういう考えである。
ロシアの共産主義革命がそれであり、
シナ毛沢東の文化大革命も、
カンボジアのポルポト革命もそれである。
なべて大量虐殺を伴う。
偽造・捏造でない正真正銘の大虐殺である。
これがリベラルの本質である。
その連中が今の日本では平和・平和と連呼する。
胡散臭い限りである。
・・・・・
リベラルは左派と謂われる。
その本旨は「人間すべて同じでなければならない」ということだ。
だから目指すところは共産主義革命である。
そうならざるを得ないのだ。
日本では未だ共産主義革命は成っていない。
これからも成らないだろう。
似たものを指向した事例はある。
戦前の2・26事件である。
軍の青年将校が世直しを訴えてクーデターを起こした。
天皇制社会主義を目指したとも言われる。
ちょっとした共産主義革命である。
いいところまで行ったが、結局失敗した。
天皇が激怒したのである、あの昭和天皇が。
それで一件落着である。
ここで分かることがある。
共産主義は一般的に左派と言われるが、
2・26事件は明らかに右派の業である。
だが、その内実はリベラルだ。
つまり、リベラルには右と左が有るということだ。
右も左もリベラルなら真ん中は?
それは保守である。
保守だけが真ん中なのである。
・・・・・
私はいつも言っている。
現実は現実であり、この世界のすべてだ。
良くも悪くもである。
だからともかく現実はすべて認める。
その上でどうするか、である。
それが保守である。
リベラルは理想を語る。
理想は頭の中の幻想でしかない。
それは未来を照らす灯りとするなら、良しである。
そこまでは良い。
だが理想に反するからといって、現実を否定しても意味がない。
現実は現実なのである。
無理に変えようとすれば、暴力に訴えることになる。
平和の為には戦争も辞さないのだ。
それがリベラルの悪弊である。
いい加減に気が付けよ、
と言いたくなる。







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