氷ノ山の麓でナビに入力した次の目的地は「とっとり花回廊」です。
しかし、走り始めたのが17時ごろだったので、今日中に目的地へ到達する気はさらさらにありませんでした。車に寝具一式を積んでいますので、気の向いた所で夜を過ごすつもりです。
そして、何といっても一番気になるのが「お風呂」。早くお風呂を見つけてさっぱりしたい。
今のご時世、食事はどうにでもなります。但し、一人で店に入るとなると、どうしてもカウンターが居心地良いのですが、そんな店でアルコールがないと、これまた寂しいものです。となると解決方法は一つ。ある程度の町でコインパーキングに車を止め、歩いて居酒屋に入り、地の魚などを注文して地酒を1〜2本聞し召す、というのが理想形となります。この辺でそれができそうなのは鳥取市と判断し、暫定目標地と定めました。
鳥取市に近づくと、「鳥取砂丘」の道路表示が目に入りましたので、当然にそちらへ向かいます。既に18時を過ぎましたので、日没に間に合うかどうかは微妙なところですが、砂丘の駐車場に車を止めたのが18時20分でした。鳥取砂丘は多分39年ぶり、砂丘は記憶よりも狭くなっていましたが、ご覧のような日本海の夕焼けに出会うことができました。

鳥取砂丘で朝を迎えるのも悪くないなと考えたのですが、それよりはまずお風呂です。ナビは車が走る周囲の銭湯やスパを自動的に表示するように設定してますので、ナビの画面に注意しながら鳥取市内へと向かいました。しかし、まったく湯気の気配がありません。
段々と時間も過ぎていきますので、理想形は諦め、たまたま見つけたスーパーマーケットで焼き肉弁当と缶ビールを買い、郊外の温泉を目指すことにしました。
この時間帯での判断はとっても重要です。何しろ地方都市では店の閉店時間が21時頃だったりしますので、二兎を追って風呂も食事も得られなかった苦い経験が何度もあるからです。
ということで、今夜のお風呂は鳥取市の西の外れに見つけた「宝喜温泉館」。入浴料は420円と良心的です。変わっていたのは通常の浴槽以外に深さ1メートル程で小さなプール並みの歩行入浴用浴槽があったことです。子供達が楽しそうに遊んでいました。地下1300メートルから汲み上げたお湯を、沸かさない、循環させない、源泉かけ流しの温泉で、お湯は無色透明でした。

ゆっくりと温泉に浸かって、さっぱりとした後、この夜は、更に米子方面へ走って、たまたま見つけた漁港に車を止めて、過ごしました。
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