goo

FANS699


【演劇】県民参加型演劇 MIYAZAWA出張リハーサル(場所:八戸市公会堂文化ホール)
 案内人:田中勉
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

cc vol.48


「詩と農業について考えながら」 その2 ※前号より続く
 劇団かしの会 植田祐介

 さて、今回、役者として出演するわけだが、台詞というものは役者の思い込みだろうが間違いだろうが、自分なりに解釈してから発するものだと考えている。もちろん芝居を創り上げていく過程において、その解釈からくる演技が演出家の意図するものと異なった場合は、演出家に従うのは言うまでもないが。
 「雨にも負けず」。今までは、ただ読んだだけであった。が、今回は役者として何度も読み返し、何を伝えたいのだろう、この詩を詠んでいる賢治はどのような状況だったのだろうかと考えながら詠んでいる。ここまで詩に対して考えた事はこれまでの人生で初めてのことである。
 稲作指導に力を尽くし、農村に科学と芸術を生かした振興文化を目指した宮沢賢治。私も農業を生業としながら演劇という芸術に触れている。この部分でも私は少し考えさせられている。
 演劇の持つ力について少し触れたい。宮沢が生きた時代は当然、今ほど情報は入ってこない時代であり、演劇の主張というものは、大衆にとって大きな力であったのだろうと思う。一方、現在の演劇は、これほどの情報化社会の中でどれほどの影響力を持つのであろうか。明確な答は持ち合わせていないが、私自信は、「芝居をご覧頂いている時間がお客様にとって良い時間であること」と考えている。
 さて今回の「MIYAZAWA」。私自身、どのような舞台になるのか皆目検討もつかない。脚本・演出の長谷川孝治が宮沢賢治をどのように表現するのか。出演者としても非常に興味深い。今回もお客様に良い時間をご提供できるよう、一役者として大いに汗をかきたいと思う。 (アミューズ7月号より)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

FANS698


【トーク】ダベり場 crossingcafe file.65
 自称クリエイターの悩み相談室「赤字の対応」
 案内人:安達良春
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

FANS697


【トーク】だべり場 crossingcafe file.64
 ~アートとカルチャーのボーダー~その9
 案内人:田中勉
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

cc vol.47


「詩と農業について考えながら」 その1
 劇団かしの会 植田祐介

 県民参加型演劇への参加は、昨年の「戯曲 寺山修司論」に引き続き2回目となる。
 今年は「MIYAZAWA」宮沢賢治がテーマである。「雨にも負けず」は大変有名な詩である。同僚や友人にこの詩について聞いてみた。「小学生の頃、覚えさせられた」「今でもそらで言える」という答えがほとんど。兵庫県神戸市出身の私は学生の頃にこの詩を覚えさせられた記憶は無い。授業で詠んだことをうっすら覚えている程度。東北と関西では教える内容が違うのだろうか。私が知る宮沢賢治は「詩人」「岩手」「イーハトーブ」程度のものであり、深くは知らない人物であった。
 少し話しがそれるが、私は農業改良普及指導員である。今、最も重点を置いている仕事は、「堆肥と土づくり」。私が師事している土壌学の先生がいるのだが、先日、先生が農業の世界へ踏み込まれたきっかけを聞く機会を得た。昔、先生は全く違う職業に就かれていたが、宮沢賢治の生き様に共感し、農業の道へ入られたと聞かされた。現在では、賢治と同じように弟子達を自宅へ招き、勉強し、共に食し、自然と共生するための農業塾を開講されている。
 この話を聞いたとき、私がこの「MIYAZAWA」に出演することに何か因縁めいたものを感じざるを得なかった。
(アミューズ7月号より・次号へ続く)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ