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【トーク】だべり場 crossingcafe file.61
 ~アートとカルチャーのボーダー~その7
 案内人:田中勉
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cc vol.46


特別寄稿
 劇団INTELVISTA 田面木昭憲

 5月20日、日曜日。ワタシタチは『宮沢賢治記念館』にいた。今朝の八戸は曇天模様(移動中は土砂降り)だったが、花巻の空は青かった。県民参加型演劇「MIYAZAWA」の面々は、演出曰く『賢治のニオイ』を感じるためにここへきたのだ。
 賢治の童話を職業柄よく読む。教科書だったり読み聞かせだったり…。いつも思うことだが、宮沢賢治の童話は、どうも子供に伝えづらく感じてしまう。面白いことは面白い。自分自身が言葉の端々を理解し切れていないのだ。「なぜ、よだかはそれほど自分を責めるのか。」「オツベルと白象の間に何があったのか?」「クラムボンって一体?」そうこうしているうちに、内容すらうろ覚え程度しかない。
 だから、今日はいいチャンスだった。もしかしたら、演出の云う『賢治のニオイ』が、ワタクシが賢治の端ッコを掴むヒントになるかもしれなかったからだ。今まで何度も訪れた場所なのに、初めて来たような感覚を覚えた。
 いつも見逃している小さな文章、写真の隅、展示物の汚れ(勿論レプリカもあった)にも目を奪われた。知らぬことがたくさんあり、知っていることなど何一つ無かったことを知った。あそこにいたワタシタチはおそらく、なんらかの『賢治のニオイ』を感じることができたのだろう。それが何かと尋ねられても困るが、確かにそれを感じることができただろう。記念館からの北上川と山の稜線が美しかった。
 今日また『MIYAZAWA』の稽古に戻る。それぞれ感じた『賢治のニオイ』がワタシタチをどう変えるのだろう。昨日と同じ自分はいない。少しずつ変化しているはず。我が侭に暮らせればそりゃ楽だが、その反対側には必ず憂いがあって、それを今自分が意識できるのだろうか。変化し続ける自分でありたいと、稽古に向かいながら考えている。『MIYAZAWA』で『賢治のニオイ』をどう表現しどう変化させるか、それはワタシタチが今の自分に留まらないことに懸かっているのかもしれない。
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FANS693


【トーク】ダベり場 crossingcafe file.60
 自称クリエイターの悩み相談室「妥協と挑戦」
 案内人:安達良春
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【トーク】だべり場 crossingcafe file.59
 ~アートとカルチャーのボーダー~その6
 案内人:田中勉
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FANS691


【トーク】ダベり場 crossingcafe file.58
 自称クリエイターの悩み相談室「不惑に向けて」
 案内人:安達良春
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