市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

ひとのおもさからひとの怖さへ

2005-09-13 | Weblog
 9月2日から選挙前日まで、当ブログに投稿した過去や幻想の話が次々に、宮崎市の今日に現実化されてきて、予感の重苦しい週明けになっている。今日、劇団どくんごのどいの代表が、「ひとのこわさ」とコメントしてもらい、ほっと気分が軽くなった。同劇団のテント芝居「踊ろうぜ」では「ひとのおもさ」人形が登場、今年の「ベビーフードの日々」でもこの人形は、観客に鮮烈なイメージを与えた。「ひとのおもさ」から「ひとの怖さ」へ、暗示的ではないか。

 さて、現実化した話であるが、9月3日に昭和29年9月14日の宮崎市の台風非難命令の話を書いた。(昭和29年9月2重眼台風災害 2005-09-03 12:29 Weblog 公開中) これは「大成銀天街」のアーケード建設時期と関連して思い出しただけであったが、7日には、当市の9000所帯に避難指示が発令された。その中で市内西部、大淀川南岸の小松地区は軒下に達する洪水に襲われたのである。

 昨日、小松地区に至る並木のつづく景観道路わきに、泥水に破壊された家財道具がまるで、堤防のように800メートル連なっている光景がテレビ放映された。ゴミの緊急収集置き場となっているのである。ところが、ぼくは9月2日には、宮崎市の終末処理場についてレポートしていた。(エコクリーン プラザ みやざき 2005-09-02 14:11 Weblog 公開中)そのデパートの数倍はある焼却溶融施設の巨大な稼動も、今は、その前庭に山になってショベルカーが必死の作業している。終わるのに数十日はかかると係りは疲れていた。

 そして避難勧告下で、テレビやラジオのメディア情報を鵜呑みすると、地獄に導かれると述べた。(班長さんになって11台風対処の行政・メディア情報 その危険性  2005-09-10 09:57 Weblog 公開中)人の判断が、もはや自主性を喪失していく現実をレポートしたわけである。この翌日の選挙の結果である。まさにメディアの選挙であった。ここには「ひとのおもさ」は感じられない。メディアにコントロールされた「ひとのこわさ」を現実化した結果を痛感させた。つぎからつぎ予感が当たった。ついでに言えば10日まえに三沢知廉の『天皇ごっこ』と「調律の帝国」を読まずにおれなくなって読了していたところ、先週彼は自殺した。怖いよう、われながら!
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地獄への道 (どいの)
2005-09-18 02:14:56
「地獄への道は善意で敷きつめられている」とむかーしに誰かが言ったのを受けて,「いや今や『地獄への道は無邪気で敷きつめられている』だよ」と別の人が今から20年ぐらい前に言ったそうですよ。



選挙の結果は…ほんとに海外脱出もマジメに考えないとまずいな…と思わせてくれるのに十分でした。

この国の人々はもう何がなんだかわかんなくなっちゃってて,考えるのもめんどくさくなっちゃって,不安でしょうがなくて,ひたすら今をドラスティックに変えてくれる(らしい)「強い」指導者を欲しがってるらしいぞ,と。何をどんな風に変えようとしていて,それがどんな結果を生むのかも考えずに,無邪気に。



あまりに安易に言われてきて…言いたくないフレーズだけど,「こりゃもうファシズムです」。

70年以降のマトリックス国家? (shigaiya)
2005-09-26 09:27:57
どいのサン おはよう。民主政治とは認知障害人間群の政治かもですね。今回、泉ちゃんが大勝利でしたが、下るのも早いと思う。昔、中曽根内閣が300議席を独占、次に選挙で分裂してしまった。泉ちゃんも盲目的自己確信で、時代の川の流れを見失うでしょうね。南無阿弥陀部、南無阿弥陀部。



ぼくは、現代日本は、70年以後は全体主義国家だと思ってます。北朝鮮的な旧全体主義

国家ではないですけど。つまり個人の自由思考と自由行動はだれも止めない。しかし、どうですか、個人が考えようと、行動しようと

なんの影響も体制にはない。ひたすら川は全体の欲するままに流れ、ああこれが人生だとね。大新聞、大テレビは川に汚物を垂れ流し、個人は志向しているごとく幻想させています。まさに映画マトリックスの日本社会であるようにと思います。らおもしれえ~!!

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