SpaceCat Mon☆Star Story

宇宙からやって来た、猫の「Mon」と「私」の痛快コメディー?

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本当にあった?!血尿事件。

2005-11-30 | フィクション
それから数日後、
母が慌てて私を起こしにきた。
「ちょっと大変よっ!!」
寝ぼすけの私は目を擦りながら、かったるそうに、
「何がぁ~」
「monがトイレで鳴いてるのよっ!!」
ぶんぶんと揺さぶられて、コトの大きさに気が付いた。
「ええっ?」
少し成長したのと、テレパシーで会話ができるように
なってから早起きしないで安心してしまって・・・
ものすごい寝起きの姿のまま、トイレを見に行く。
この手の話題が苦手の父は出勤した後みたいでいなかった。
「mon、どうしたの?」
{かぁーちゃん、痛いよう・・・}
{はぁ~?}
よく見ると「猫砂」が真っ赤になってるじゃない!!
{かぁーちゃん、助けてよ・・・ぼく、変だよぉ・・・}
猫らしい声で鳴いているが、目に涙を浮かべていたので、
本来なら「泣いている」というのが本当の姿だ。
どうしたらいいのかわからないので、動物病院へ行くことに
なった。
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ヤキモチじゃないのよねぇ。

2005-11-29 | フィクション
さて、「きん」の反応には困った。
「ヤキモチ」で片付けるにはこの先疑問に思うほどの
騒ぎ方だ。
鳴き出したら、止まらないし、事によっては噛み付く。
少しの間は様子を見る事にしよう。
頭が理解に苦しんでパンク状態だ。
monは、はじめてのトイレを何のしつけも無しに、
上手に使って、両親を驚かせた。
「教えなくても、猫としての習性は見事だ」と感心している。
あっ、ミルクはいつまで飲むんだぁ?
「mon、口の中見るよ・・・」
パカッと開けて見てみると、歯が生えてきていた。
{ぼく、まだミルクがいいな}
希望はできるだけ聞くけど・・・
{どんな食べ物が食べられるの?}
少し考えたようで・・・
{ぼくもわかんない・・・}
トイレは教えなくても、できるのに・・・変なの。
悩んで疲れたので、気分転換にベランダへ望遠鏡を
出した。
「久々に星でも眺めよう・・・」
その時間、monは眠ってしまっていた。
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新たな問題が・・・

2005-11-28 | フィクション
「猫のトイレ買ってきたのか・・・おまえが?」
トイレに付いていたスコップを片手に持ち、父が聞く。
「そろそろ必要になると思ってね」
「ちゃんとできるのかしら?」
母は外歩きしている猫と比べているようだ。
その心配するような会話をしていると、きんが騒ぎはじめた。
両親は「ただのヤキモチ」と勘違いして、
「きん、弟なんだから騒がないの!!」
母に一番懐いてるだけあって、きんも言われると弱い。
{かぁーちゃん、きんお姉ちゃんなんだけど・・・}
{どうかしたの?}
お互い、テレパシーで会話。
{ぼくたちの会話、というかなんというか・・・}
{はっきり言いなさい}
少し間があって、
{変だと思ってるよ}
げっ、また一つ問題が出てきた。
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これから、もっと大変だぁ!!

2005-11-27 | フィクション
これからが大変だ。
monがテレパシーで会話できる生き物なんて事がバレたら・・・
世間はすぐに興味の対象にするだろう。
それこそ、研究のサンプルになってしまう。
考えている事が伝わったみたいで、monが、
{大丈夫、心配しないで・・・ぼく、猫らしくしてるから}
{えっ、猫?}
私も上手に会話できてるらしい。
{だってぼく、猫という動物とほぼ同じみたい}
その時、玄関から、
「ただいま~」
と両親の声が聞こえた。
2人一緒の帰宅。
「なんだかんだ言っても、仲良くなったみたいだなぁ」
monが「ニャァ~」と声を発した。
「あら~mon、お返事できるようになったのねぇ」
これなら、大丈夫かな?ちゃんと「猫らしい声」だし・・・
チラッとmonを見ると、知らない顔をしていた。
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私もテレパスになる。

2005-11-26 | フィクション
「mon、おトイレ買ってきたよ」
プラスチックのタイプに、猫砂。
{かぁーちゃん、ありがとう}
猫用だけど、いいのかな?
monは興味津々で、入ったり出たり・・・
猫砂で遊びながら、感触を確かめている。
「これで、いい?」
{うんっ!!やっと安心したよ}
monのテレパシーには、ビックリしたけど「普通」じゃなさそうだったからなぁ・・・
「ああそうだ、私にはいいけど、お父さんとお母さんにはテレパシーはダメよ」
{そうだね、かぁーちゃんもぼくには頭で考えて送ってよ}
どうしたら、通じるの?
{簡単だよ、ぼくに呼びかけるようにして・・・
かぁーちゃんの言葉しか聞こえないように心を合わせてあるし}
すごく便利な能力だっ!!
monに聞こえたみたいで、嬉しそうに私の頬を「ペロン」と舐めた。
その瞬間を、「きん」は見ていた。
異質な気配を感じ取ってか、「ピヨッ、ピヨッ!!」と騒ぎはじめた。
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かぁーちゃん?ビックリ・・・

2005-11-25 | フィクション
そして、再びmonを見る。
「mon、なんでもいいから言ってごらん、誰にも言わないから・・・」
心配そうに、私を見上げる。
「大丈夫だから・・・」
少し黙っていたが、
{ぼく、なんて呼んだらいい?}
これぞ、テレパシー。
「私の事?好きに呼んでいいわよ・・・」
人間のように、考えているようだ。
{じゃ、かぁーちゃんにするね}
この歳で、かぁーちゃんかぁ・・・
仕方ないよね、一応育てているんだもの。
{かぁーちゃん、あのね・・・}
「うん、なあに」
{ぼく、おトイレ欲しい}
ガクッときたが、まだ用意してなかった。
慌てて、ペットショップへ向かった。
カルガモの赤ちゃん同様、母親として刷り込まれていたのだ。
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mon、覚醒!?

2005-11-24 | フィクション
見つかった時から、「普通」じゃないのはわかっていたけど、
もしかしたら、私が考えているレベルなんて、遥かに超えているかも・・・
「mon、ちょっとゴメンね」
体中を触ってみる。
手足をバタバタさせはじめた。
丁寧に調べる。
ファスナーや電池ボックスみたいな「動力源」は見当たらない。
人形やおもちゃだなんて事はないだろうけど・・・念のため。
「そうだよね~、成長してるんだもん・・・ね」
だけど、大事な事を思い出した。
お父さんの会社にいたという点だ。
未来に役立つ研究をしているのだから・・・
人間とコミュニケーションを取れる「生き物」を開発中でもありえるし・・・
お父さんだって、エチゼンクラゲに夢中・・・あっ、これは趣味かっ。
暫くすると、何か忘れているようなカンジがした。
「そうだよ、研究対象なら、会社で気が付くよ」
バカな私、早く気づけよなぁと、自分にツッコミを入れてしまった。
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monに変化が・・・

2005-11-23 | フィクション
monが来て3週間目。
すでに、ダンボール箱を卒業し、猫用のベッドに移されていた。
姿は「猫」に見えるように成長している。
特に気になっていた「耳」なんて、アンバランスなほど大きくなって・・・
「おまえの耳はタケノコか?」
毎日変わる姿に驚きが隠せない私。
見た目はそれなりに、誰が見ても「猫」と思うだろう。
ヨチヨチ歩きのかくれんぼは、さらにスピードが増し、
目が離せない。たまにカーペットにつまずき、コロンとひっくり返る。
好奇心の塊のようで、とんでもない所にまで及ぶ。
今日は母のカバンに隠れていた。
それにしても、「声」はいつ聞けるのだろう?
「ニャ~」「ミィ~」なんて鳴くのかな?
じぃ~っと、目を見つめると、大きな目をもっと大きくして、
私を見返す。
その時だった。
{ママ、お母さん、かぁーちゃん、おふくろ、どれかなぁ?}
頭の中に流れ込むカンジで伝わってきた。
こ、これって、テレパシー???
「mon、mon?」
慌てて私は抱き上げた。
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無邪気なキミはいったい何者?

2005-11-22 | フィクション
もしかしたら、豹とかみたいな動物だったら・・・
お母さんはわからないし、ありえない場所にいたし・・・
姿も「猫」と言い切れない。
今は赤ちゃんだから、なんとか小さいので相手をしてるけど、
本当の姿に成長したらどうすればいい?
そんな事を難しい顔で考えていると、monが私の体をヨチヨチ登ってきた。
爪がひっかかるので、チクチクする。爪は出っ放しなので怒れない。
ある地点で止まった。
「パクッ、チュ~」
私の左胸だった。
「mon!!私からオッパイが出る訳ないでしょっ!!」
残念そうな表情を浮かべながら、さらに上に行く。
頭の上に到達。髪の毛にジャレはじめた。
嬉しいのか、モジャモジャになるまで堪能する。
その間も私は悩んでいた。
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みにくい○○の子?

2005-11-21 | フィクション
頭の中から、「みにくいアヒルの子」が離れない。
もしかしたら、「猫」じゃない可能性もあるのだ。
私が理解している範囲では、微妙な印象・・・
動物病院へ行く事もまだなさそうだし。
判断ができない状態のまま・・・
mon は元気に成長している。
もし、違う動物だとしたら、と考えを巡らせる。
インターネットでの情報を見る。
普通の「猫」に比べると成長が早いみたい。
やたらと眉毛とヒゲが立派だし・・・
なんと言っても手足が太くて大きい。
「アヒルが白鳥になったのだから、美しいというのもいいけど・・・
大きさも気になる」
ちょっと想像してみる。
monが大きくなると・・・当てはまりそうな動物は、
「ライオン、豹、チーター・・・」
「猫科」で大型だとそうなるのかな・・・
まじめに考えた結果はそうなる訳で。
「げっ、一緒に暮らせないじゃないっ!!」
私自身、食べられちゃう可能性もあるし、隠して暮らすのにも限度がある。
改めて姿を見ると、体の模様に目が止まった。
「斑点だらけ、しかも茶色でかなり濃い色」
これって、「豹柄?」
みにくい?monは「何に」なるんだろう?
不安が心の中に広がっていった・・・
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