イーダイブ スペシャルトリップ報告☆

ediveオペレートのインドネシア・コモドクルーズ、インド領アンダマン諸島クルーズのSPクルーズ報告!

3月23~29日 インド領アンダマン諸島クルーズ(1)by Kyo

2010-04-04 | 2010/3 インド領アンダマン諸島クルーズ
かねてからずっと行ってみたかった、インド領アンダマン諸島に行って来た。
けど、インドという国には一生行きたくは無かったんだけど・・・。
カオラックから船で直接向かうと丸2日ほどかかる場所にあるアンダマン諸島。インド領だけど、ミャンマーの海域に程近いのだ。

さて、そのアンダマン諸島は、相当な秘境のイメージがあったが、一体どんな場所なのかをつきとめるために、19名のゲスト達、取材と称して越智タカジ氏、ediveからは東、僕の総勢22名での長~い珍道中。



インドのチェンナイ(旧マドラス)空港で現地集合。すると早速、まずは手始めにとばかりにインド現地の旅行代理店経由で手配しているはずの送迎係が全く見当たらない。僕と東に分かれ探し回る事30分、突然丸めたクシャクシャの紙にediveと書いた物も持ってインド人が現れる。「お前達は一体どこに居たんだ?」って言われたけど、ずっとこの近辺に居ただろう!大体こんな空港で日本人がこんな大人数で居たら、どんなに遠くに居ようともすぐ分かるはずだろう??

長旅で疲れ切った一行はやっとの事で市内のホテルへチェックイン。それぞれ部屋でご就寝。のはずだったが、、、トイレの水が全く流れない、、しかも全部屋、、、1泊1室100$の部屋。ここの従業員、「部屋をチェンジする」って言ったっきり全く現れず、かなり待たされたあげくに、変わった部屋も全く水が出ない。全然懲りない従業員にぶち切れて、フロントデスクを叩きつける人、英語で怒鳴りつける人、騒ぎに気付かずにそのまま眠る人、我関せずと部屋でビールを注文する人が少数。

(この時点ではまだ何も知らない、このチームに居た東君は暢気に談笑中)



その後、フロントから呼び出されて右往左往中のツアーリーダー東君。。。東君は部屋に戻った後「もう行きたくない、明日行きたくないよぉ、嫌だよぉ・・」なんてリーダーらしからぬ弱気な発言を繰り返す始末、、、明日からの道中に暗雲が垂れ込めます。



これが問題のホテル「The Checkers Hotel」決してお奨めいたしません。。

翌日のチェンナイ空港では、越智カメラマンが大活躍。昔から仕切りが大の苦手なリーダー東に代わり、チェックインを仕切りまくります。さすがは世界を股にかける売れっ子カメラマン。しっかりギャラ以上の働きをしてくれる、男越智タカヂ。。

 

インドという事も有り、大幅な遅延を覚悟していたけど、定刻で無事出発です。おまけに覚悟してたエクセスチャージも、何故か無し!!

ライターを取り上げられた数人のお姉さま方達がご機嫌斜めだったけど。。。


さあ、テンション上がってきたぜ、向かうはアンダマン諸島の玄関口「ポートブレアー空港」。待ってろよ~、コラ~!



 

ポートブレアー空港でもちゃんと迎えに来ているし、何事も無く順調に市内観光がすすみ、こりゃどうって事ないじゃん!



と思ったのがいけなかった。



刑務所見学を終えて、さあ乗船という時にまた不穏な空気が、、、

今回使用する船「パヌニー号」の道楽社長いつもニコニコMrジャクリンが浮かない顔をして手招きをしている。


話が前後するが、今回のクルーズの目玉でもあるのが「エレファントスイム」。その名の通り、象さんと一緒に泳ぐこと。スクーバを背負ってダイビングする。越智サンをはじめ、ほとんどのゲストがこの企画を楽しみにしているはずだ。というよりメインイベントの人達が多かった。

象の代理人らしき人物とオレ、越智さんも一緒に公園の端っこに連れて行かれ「キョウ、今回はエレファントスイムが難しいかもしれない」と来た。その瞬間、男越智タカヂの熱い熱い交渉がスタート。得意の英会話で切れ気味に話し合う越智氏、、、その拳は堅く握り締められていた。

なんでも、以前から予約してたその象さんをアメリカのTV局ナショナルジオグラフィックが高額のオファーを出して強奪。(このとき初めて知ったのだが、泳げる象さんは1頭しかいないそうだ。Rajan60歳♂)


〈ドロドロした人間模様も知らず、ゆったり草を食べるRajanさん〉



その代理人、終いには海に足だけを浸けた他の若い象の写真を取り出し「これでもいいか?」とマジ顔で聞いてきた。言われた瞬間の越智氏の怒りは頂点に。
『マジで裏拳を入れようかと思った』空手家でもある越智氏はこうコメントを残した。

交渉の末、結局代理人は無視して象のオーナーと直接交渉することに。
クルーズの予定を変更し、その夜は急遽、象のオーナーと象Rajanさんの住む島「Have Rock島」に向かったのであった。。。。

21:30島到着。眠いのを我慢してそのオーナーを待つ。この顛末を他のゲスト達に知らせる訳にもいかないので、こっそりアッパーデッキで交渉。何の事はない、結局値段の吊り上げだったけど、無事交渉成立。

ただ、「象さんは連日のスイムで疲れている。気が乗らなかったら泳がない。この辺の事情をわかって欲しい」、、、。と、こんな感じで長かった初日の夜は更けていった。(続く)

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おもろい。 (サコタツヤ)
2010-04-05 11:08:57
続きが楽しみ。
それはどうも。 (kyo)
2010-04-05 21:48:41
サコちゃんもクルーズ中、相当おもろかったですよ。

でも初日だけでこんなに長文になっちゃった、、、海は端折りましょう。

その後、チェンナイ滞在はどうでした?

これぞいんどぱわー! (そむたむ)
2010-04-05 23:24:49
やっぱり!これぞ、いんどぱわーです。
初日からきつい洗礼、ご愁傷様です。
そんなインドに6ヶ月も滞在した私、どこの国に行ってもサバイバルできます。

次のお話楽しみにしています。
Unknown (てるこ)
2010-04-06 11:13:32
帰ってきたらあのインドの大変な日々ががぜんぶ面白土産話になってお友達を楽しませてます。いい体験だったねっ
早く次~。
お疲れ様でした!! (れいこ)
2010-04-07 22:19:00
初日からのどたばたはさすがインドって感じでしたね
もっとも私は騒動知らずに寝てましたが…
ツアー中の東さんの困った顔、思い出しちゃいました。
Incredible (TOYO)
2010-04-12 21:00:34
佐古先生、
チェンナイを観光したバスのボディーに書いてあった、
Incredible India
の Incredible とは、字面通り
「信用できない」という意味でいいのでしょうか?

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