汁人ぞ汁...ではない、知る人ぞ知る、オレは静岡県は伊豆の出身。
田舎っちゃあ田舎だけど、そんなにド田舎でもないぞ!
さて、一時期流行った都市伝説。みんな知ってるよね?
何を隠そう都市伝説という奴は、オレが生まれ育った田舎にもあったのよ。
田舎なのに都市伝説とはいかがなものかと思うが、今回はそれを紹介しようと思う。
あ、確定申告は無事終了しました。
これで普通に土日は遊べるので、誰か誘ってくれ!(笑)
【その1 赤いチャンチャンコ着せまひょか】
●島駅(←一応誰かさんのために伏字。え、伏字になってない?まあ、気にするな)の本町の通りを下っていくと、左手にこじんまりとした公園がある。
この公園に夜いると、
「赤いチャンチャンコ着せまひょか」
と不気味な子供が近寄ってくるそうだ。
それにうっかりと「はい」と答えると、そのまま公園の池に沈められ、帰らぬ人となるという恐ろし~いお話。
さて、高校生の時、付き合っていた彼女とその公園のベンチに座っていた。
暗くなったらチューでもしたれと、とりとめのない話をして時間を潰していたのだけれど。
田舎の夜は早い。
恐らくまだ20時は回っていなかったと思うのだが、公園内は公園灯がぽつぽつと灯っているだけで、ほんのり薄暗い。
それでは、と事に及ぼうとすると、
「あふぅ~」
変な声を上げて黒影が立ち上がった。
気付かなかったが、オレたちが腰掛けているベンチのすぐ横のベンチにその人物は座っていたようだ。
しかも...着ているのは赤いチャンチャンコ~!!!
ギャ━━(゜Д゜;)!!!!!
だが、その人影は
「ああ、よっこらしょっと」
と自転車に乗って去って行ってしまった。
しかも、自転車に乗る後ろ姿を良く見ると、赤いベストを着たただのジジイだった。
何かシラけてしまい、チューもせずに帰りましたとさ。
【その2 人間の顔をした犬が鎌を持って追いかけてくる】
天城や中伊豆の山間部でささやかれていた噂。
夜の山道を走っていると、人間の顔をした犬が鎌を持って追いかけて来るというのだ。
今思うと、いまいちシチュエーションを考えてしまう(だって犬が鎌を持ってだよ、意味が良くワカラン)話だが、当時は目撃した人間の体験談がまことしやかに流れていたりして、軽い恐怖を感じていたのは事実だ。
さて、学生時代の夏に帰省していた頃のこと。
歳下の友達が夜のドライブを誘いに来た。
家にいても詰まらないし、何の気なしにOKする。
行く先は天城峠。
天城峠は旧道と新道があり、旧道の方はこれでもかというほどの悪路。
まあ、肝試しの意味も多少あったのだろう。
その天城峠の旧道を目指し、車は夜の道を走って行った。
山間部は街灯すらない真っ暗な道だ。
たまに対向車があるが、それ以外は自分の乗車している車のライトしか点灯していない状態。
どちらが先に言い出したかは忘れたが、例の人間の顔をした犬の話になった。
その時だ。
「イヌ~!!!」
と友達が叫んで車を止めた。
どうしたんだよと尋ねると、大きな茶色い犬が、擦れ違い様にこちらを見て笑っていたと言うのだ。
そんなバカな!?
事の真偽を確かめようと車を引き返してしばらく走っても、犬などどこにも見当たらない。
仕方ないのでさらにUターンして天城峠を目指すと、
「あ!」
いのしし村の看板の猪がこっちを見て笑っていた。
【その3 旧天城トンネルには無数の幽霊が住んでいる】
とかく旧天城トンネルには、いわくつきの話が数多く存在する。
トンネルで人間の顔をした犬に追いかけられた(またかよ)
とか、
トンネルがいつまでたっても抜けられなかった(じゃあどうしてここにいるんだよ)
とか、
トンネル全体が巨大な女の顔だった(意味が分からん)
とか、
トンネルに行くと車が何故か故障する(元々ボロだったのではないのか)
とか、噴飯モノの話も多いが、あのトンネルには不気味な感じが漂っているのは確かだ。
さて、またまた学生時代に帰省していて飲んでいた時のこと。
冬の深夜に数人の友達と肝試しに行こうという話になった。
車2台に分乗し、目指すは心霊話のメッカ旧天城トンネル。
てか、大部分の人間が車内で寝ていたのだが。
トンネルに続く悪路をひたすら走る2台の車。
そして、事件は天城トンネルの手前で起こった!
突然前の車がふらついて停車したのだ。
こちらも停車して近づくと、車内から友人が叫びながら飛び出してきた。
「やっぱり車が故障した!呪いだ!呪いで車が故障した~!!!」
懐中電灯で照らしてみると、大きな釘が後輪に突き刺さっていたヽ(´Д` )ノ アウア・・・
...
故障車を放置し、定員オーバーで帰る道の方が、警察にみつかりはしないかと一番怖かったよ。
(お終い)
田舎っちゃあ田舎だけど、そんなにド田舎でもないぞ!
さて、一時期流行った都市伝説。みんな知ってるよね?
何を隠そう都市伝説という奴は、オレが生まれ育った田舎にもあったのよ。
田舎なのに都市伝説とはいかがなものかと思うが、今回はそれを紹介しようと思う。
あ、確定申告は無事終了しました。
これで普通に土日は遊べるので、誰か誘ってくれ!(笑)
【その1 赤いチャンチャンコ着せまひょか】
●島駅(←一応誰かさんのために伏字。え、伏字になってない?まあ、気にするな)の本町の通りを下っていくと、左手にこじんまりとした公園がある。
この公園に夜いると、
「赤いチャンチャンコ着せまひょか」
と不気味な子供が近寄ってくるそうだ。
それにうっかりと「はい」と答えると、そのまま公園の池に沈められ、帰らぬ人となるという恐ろし~いお話。
さて、高校生の時、付き合っていた彼女とその公園のベンチに座っていた。
暗くなったらチューでもしたれと、とりとめのない話をして時間を潰していたのだけれど。
田舎の夜は早い。
恐らくまだ20時は回っていなかったと思うのだが、公園内は公園灯がぽつぽつと灯っているだけで、ほんのり薄暗い。
それでは、と事に及ぼうとすると、
「あふぅ~」
変な声を上げて黒影が立ち上がった。
気付かなかったが、オレたちが腰掛けているベンチのすぐ横のベンチにその人物は座っていたようだ。
しかも...着ているのは赤いチャンチャンコ~!!!
ギャ━━(゜Д゜;)!!!!!
だが、その人影は
「ああ、よっこらしょっと」
と自転車に乗って去って行ってしまった。
しかも、自転車に乗る後ろ姿を良く見ると、赤いベストを着たただのジジイだった。
何かシラけてしまい、チューもせずに帰りましたとさ。
【その2 人間の顔をした犬が鎌を持って追いかけてくる】
天城や中伊豆の山間部でささやかれていた噂。
夜の山道を走っていると、人間の顔をした犬が鎌を持って追いかけて来るというのだ。
今思うと、いまいちシチュエーションを考えてしまう(だって犬が鎌を持ってだよ、意味が良くワカラン)話だが、当時は目撃した人間の体験談がまことしやかに流れていたりして、軽い恐怖を感じていたのは事実だ。
さて、学生時代の夏に帰省していた頃のこと。
歳下の友達が夜のドライブを誘いに来た。
家にいても詰まらないし、何の気なしにOKする。
行く先は天城峠。
天城峠は旧道と新道があり、旧道の方はこれでもかというほどの悪路。
まあ、肝試しの意味も多少あったのだろう。
その天城峠の旧道を目指し、車は夜の道を走って行った。
山間部は街灯すらない真っ暗な道だ。
たまに対向車があるが、それ以外は自分の乗車している車のライトしか点灯していない状態。
どちらが先に言い出したかは忘れたが、例の人間の顔をした犬の話になった。
その時だ。
「イヌ~!!!」
と友達が叫んで車を止めた。
どうしたんだよと尋ねると、大きな茶色い犬が、擦れ違い様にこちらを見て笑っていたと言うのだ。
そんなバカな!?
事の真偽を確かめようと車を引き返してしばらく走っても、犬などどこにも見当たらない。
仕方ないのでさらにUターンして天城峠を目指すと、
「あ!」
いのしし村の看板の猪がこっちを見て笑っていた。
【その3 旧天城トンネルには無数の幽霊が住んでいる】
とかく旧天城トンネルには、いわくつきの話が数多く存在する。
トンネルで人間の顔をした犬に追いかけられた(またかよ)
とか、
トンネルがいつまでたっても抜けられなかった(じゃあどうしてここにいるんだよ)
とか、
トンネル全体が巨大な女の顔だった(意味が分からん)
とか、
トンネルに行くと車が何故か故障する(元々ボロだったのではないのか)
とか、噴飯モノの話も多いが、あのトンネルには不気味な感じが漂っているのは確かだ。
さて、またまた学生時代に帰省していて飲んでいた時のこと。
冬の深夜に数人の友達と肝試しに行こうという話になった。
車2台に分乗し、目指すは心霊話のメッカ旧天城トンネル。
てか、大部分の人間が車内で寝ていたのだが。
トンネルに続く悪路をひたすら走る2台の車。
そして、事件は天城トンネルの手前で起こった!
突然前の車がふらついて停車したのだ。
こちらも停車して近づくと、車内から友人が叫びながら飛び出してきた。
「やっぱり車が故障した!呪いだ!呪いで車が故障した~!!!」
懐中電灯で照らしてみると、大きな釘が後輪に突き刺さっていたヽ(´Д` )ノ アウア・・・
...
故障車を放置し、定員オーバーで帰る道の方が、警察にみつかりはしないかと一番怖かったよ。
(お終い)