Unit 『航路−ハンロ−』 の稽古風景。

Mayの座長−金哲義と、劇団タルオルムの座長−金民樹による
Unit『航路−ハンロ−』の稽古日誌。

いよいよです!

2012-03-14 15:07:42 | 6.『蛇の島』『古俗に遠吠える狗たち』
東京へ上陸しております。

明日から再び小屋入りです!

当日、受付にて『キムミンスのチケットで!』と呪文を唱えると、前売り価格でご入場頂けます!

まだまだお席あります、どうかいらして下さいませ!!!
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マダンは広がり一つになる(哲)

2012-03-09 01:32:37 | 6.『蛇の島』『古俗に遠吠える狗たち』

一昨年の暮れ。
4・3事件犠牲者の遺族会に依頼されて作品を書き始めた。
三万とも四万とも八万とも言われている犠牲者を生んだ故郷の悲劇​。
夥しい死のみではなく故郷を失った人々も数えきれず、百年を経て​も解決を呼ばない事件となった。
もちろんである。
幾年もの怨恨と怨恨、歴史と歴史を重ねて生み出された悲劇なのだ​から。
そして隠蔽に隠蔽を重ねて歴史から腐臭を漂わせた。
名前が判明したのは現在約15000人。
年が明けて別作品の東京公演を終え、
三月から稽古を始めた。

稽古開始前に東北が大きく揺れた。
本番を迎える頃には数万の犠牲者のうち、約15000近くの犠牲​者の名前が判明していた。
そして今。この時代でも人々は故郷を失い、狂気に染まった輩は日​々隠蔽に隠蔽を重ねて歴史から新たな腐臭を漂わせようとしている​。

阪神淡路が大きく揺れた時、他府県の人々に真の苦しみは伝わらな​かった。それと同じく、僕達もその後に起こる至る場所の震災の真​の苦しみを理解をしきれない。
当然だ。
其処に生きる者にしか其処の苦しみは血に染まらない。
だから僕達は昨年の悲劇の悲しみをコピーして上演するのではない​。
故郷を失った末裔として、海のむこうの故郷の事件を上演する。
しかし、犠牲となった魂は同じだ。
作品をご覧になって、心に何かを重ね合わせて、この先千年を経て​も目を閉じて眠る事のできない同じ魂達を想って頂けるならば、そ​こに「広場(マダン)」は広がり、一つになる。



Unit航路-ハンロ-
若手演出家コンクール2010最優秀賞受賞記念公演。

「蛇の島」「古俗に遠吠える狗たち」

25分二本を休憩を挟んで上演します。
作品は済州島4.3事件を生き延びた老婆と出会う青年の話『蛇の​島』そして
死者の山脈を彷徨い、死者と戯れる狗たちの姿を描いた『古俗に遠​吠える狗たち』。

是非ともご来場下さいませ!!

作:演 金哲義
出演 金哲義 金民樹
浅野崇浩(松竹芸能)
卞怜奈(劇団タルオルム)
金恵玲(劇団アランサムセ)他

3/16(金)19時
17(土)19時
18(日)14時

下北沢「劇」小劇場。

3月16日(金) 〜18日(日)
16日(金)19時
17日(土)19時
18日(日)14時

前売り2500円 当日3000円
学生1500円 当日2000円

Corich!チケット予約
ご予約
PCから https://ticket.corich.jp/​apply/33048/
携帯からhttp://ticket.corich.jp/apply/​33048/
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本日稽古日誌は客演さんからのコメントを!卞怜奈です。

2012-03-08 09:04:13 | 6.『蛇の島』『古俗に遠吠える狗たち』
本日の稽古日誌は、少し脱線して、客演の卞怜奈にコメントを貰いました^^

ピョンリョンナと読みます。彼女の許可なく、去年のタルオルムの公演より写真を貼っておきます。

もし、当日の終焉後、物販コーナーで必至に販売をしていたら、是非ともお声をかけてください(笑)





今回、記念すべき-航路-初の東京公演!に参加させてもらいます劇団タルオルムの卞怜奈です。

今週の日曜日出発というのもあって、只今小道具、衣装作り真っ最中!

作りながら演出家さんの頭の中のイメージがどんどん形になっていく様に、

「おぉーーー!(凄)」

「わぁーーー!(驚)」と一同大忙し(笑)

もう一息で完成です

稽古では、まず大阪と韓国の済州島での公演を経ての再演「蛇の島」。

再演といえども楽士に新しいメンバーも加わりまた違った形になりそうな予感。

まさに東京バージョン!

乞うご期待です。

新作「古俗に遠吠える狗たち」の稽古も進んでいます!

蛇の島とはまた違う作風なのにも関わらず、

どちらも航路さんお二人の故郷-済州島-にまつわる作品です。

それほど思い入れも強いはず!

大阪で航路さんの新作を待ちわびてる方も多い中、

東京公演に向かいます!

是非是非ご来場くださいませ




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3/6(火)の稽古日誌(民)

2012-03-06 01:48:03 | 6.『蛇の島』『古俗に遠吠える狗たち』



沢山の友が手伝いに来てくれる中、本日も舞台美術を製作。

…でも、これは舞台美術ではなくて、この作品を創り上演する為の「儀式」である事を痛感する。

1948年。韓国のリゾート地チェジュ島で大虐殺が行われました。

赤狩り。

大韓民国樹立の為の選挙にボイコットしたのが理由。

国が二つに分かれてはなるものか、と、チェジュの人々は察知した。

それを「赤」だと軍部は決めつけ、村を焼き払い、女子供までも殺しまくった。

その数6万とも7万とも。

当時のチェジュの人口は21万ほど。

およそ3分の1が殺された。

命からがら密航し、大阪へたどり着いた人は多い。


『蛇の島』は老婆と青年の話。

去年、大阪のお寺で開かれた4.3遺族会用に創った作品。

その後、チェジュで行われた『4.3マダン演劇祭』に招待されこの作品を上演した。

そして私たちは、この美術セットを、チェジュの海や山や地で燃やしてくれと託した。

魂たちを故郷に返してあげたかったから。





この写真は去年のもの。

そして今回の為に再度作りなおしている。いや、違う。

もう一度、おびただしい数の霊魂と向き合っている。

航路は、お芝居をしたいのではない。

チェジュの子孫として、手を合わせ、生きていきたいのだ。

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2/27稽古日誌(民)

2012-02-28 02:10:16 | 6.『蛇の島』『古俗に遠吠える狗たち』





稽古は着実に進んでおります。

今回の舞台美術。

むちゃ大変。

魂を込めて出演者をはじめ、うちの劇団員に手分けして作成してもらってます。

というのも、ハングルを書く作業で…

ネタばれするので、これ以上言えませんが、去年の初演の時に演出の金哲義さんに提案されたとき、絶句しました。

なんて!なんて!なんて!と。

大事な稽古前の1時間、必ずこの作業…

この「ハングル」と向き合い、自分と向き合う。

3月、東京では皆様はどう見て、感じるのでしょうか。

そんな事を考えました。



で。

本日「蛇の島」の通し稽古。ざっと通してみました。

そして客演の浅野崇浩さんと卞怜奈が揃いました!

今回の作品はマダン劇。

マダン劇といえども特徴はいろいろあるので、今後小出しにしていきますが、

この「蛇の島」でこの客演さんは楽士を主にします。

朝鮮半島の伝統の楽器を叩き、音を紡いでくれます。

東京の劇団アラン3世の金恵玲さんは本番中でお休み。そりゃそうだ。

航路は二人芝居ユニット…ですが、いろんな客演さんをお招きして、

がんがん魂をぶつけ合っていければと思うております。


で。

で。

で。

本日「古俗に遠吠える狗たち」の立ち稽古もしました。以後「狗」と省略します。

「蛇の島」の通しをしたのちの「狗」稽古。

いやー、やばいです。

いろんなものが。もう…

遠吠えする気マンマンだったんですけど、私はする場面が無いと演出家からお達しが。少しがっかり。いや、だいぶがっかり。


くっそー。

ワオーン!せめてここで吠えてみます。



金哲義さんも私も、昼間、焼肉定食を食べたのにも関わらず、稽古後、体力の消耗の激しさに肉を食べよう!と

皆連れだってホルモン食べに行きました。

むさぼるように、食べました。ワンワン!

音響の大西博樹さん、

客演のお二人、

名誉顧問の高橋さんも一緒に、肉をむさぼり食べ、打ち合わせをし、

肉をむさぼり食べ、いろんな話で笑い、

肉をむさぼり食べました。

あ、焼きにんにくも追加注文しまくり食べました。

明日はお仕事。笑顔でプッハーや(爆)

充電完了!



以上! 


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