唄と暮らす

ピアノを少し習っただけだけど、音楽の美しさと楽しさ、自分の言葉で語ってみたい

伴奏

2017年02月13日 11時40分06秒 | 音楽と暮らす
フォーリーブスの大ファンだった私たち、残された歌を、今でも聴いている。
古今東西歌手多くても、フォーリーブスにしかないよさがある。
そのひとつが、伴奏の音楽のおもしろさ。
手をたたくような音や、足音みたいな音や、水道の蛇口から水が流れ落ちるような音は、
フォーリーブスの伴奏にしかない。
他には絶対ない、あのような音は、どのような楽器から生まれているのだろうか。
どんな音も、工夫次第で、オーケストラの一員として生きることができることを、教えてくれる。
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浅き春によせて

2017年02月12日 15時35分49秒 | 音楽と暮らす
今は2月、たったそれだけ・・・で始まる、立原道造の詩には、たくさんの作曲家が、曲をつけています。
こんなにたくさんの曲がついているとは、きょうまで知りませんでした。
私は、同郷の高木東六さんのものを聞きたかったのですが、他の作曲家のものならあるんだけど・・と、みんなに言われてしまいました。

ひとつの詩にいろんな面があって、いろんな作曲家がいろんな曲をつけているというのは、おもしろいものです。
たとえば、シャンソンの枯葉などは、こんな曲にこんな一面があったんだ、なんて発見が尽きません。
不思議なのは、シャンソンとも、枯葉そのものの雰囲気とも、一見似ても似つかぬような編曲や演出であっても、どこかひとつ一致点が必ずあるのが感じられることです。
歌も、詩も、かぎりなくいろんな顔があるものなんだな、と思います。

現代で活躍中の作曲家によって、立原道造の古くて新しい個性がひきだされています。
でもやっぱり、時代の近い作曲家のほうが溶け合うよ、とか、しろうと談義もけっこう楽しいものです。
クラシックだとかジャズだとか、ほんとうは、そんな分類は意味がないのかな、なんて思いながら、
ひとつの詩についた、いろんな曲を、聞き比べることになったのでした。
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オルガン

2017年02月05日 20時08分46秒 | 音楽と暮らす
結婚式に出席させていただきました。
とても個性的な結婚式でした。
やみくもにゴージャスにやるより、こじんまりと家庭的な結婚式にしたい、という2人の意向で、
温かい雰囲気にあふれた小さな結婚式でした。

お嫁さんの好みで、ピアノよりオルガンで結婚行進曲が演奏されました。
オルガンの音ってこんなに温かくてほっとするような音だったのかしら、と思うようなやさしい演奏をなさったのは、
音大のピアノ科の学生さんでした。
このかたの演奏の腕がすごくいいのでしょう。

オルガンという楽器を見直しました。
こんなやさしい音色の楽器が、なぜ、こんなに・・・あまり見向きされないんでしょう。
ピアノにはない、ゆったりした豊かな音。

もっと、伴奏とか、ソロとか、あと、オーケストラの一員としても、活躍の場があるような気がします。
もっとオルガンのことを知りたくなりました。
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雪の降る町を

2017年02月02日 22時08分19秒 | 音楽と暮らす
この季節の歌は、なんといっても、これ、「雪の降る町を」。
私の住む関東にはほんとうに雪がありませんが、私の故郷の町は雪が降って、スキー好きがすごく喜んでいます。
私の子どものころの思いでも、雪景色です。
もの心ついたくらいのころ、雪の降り積もる庭を見ながら、橋幸雄さんの歌う「雪の降る町を」を聞いていた記憶は、なぜかすごく鮮明です。
白黒テレビの画面までおぼえています。

演奏というものの難しさを思い知らされるような曲です。

女性がソロで歌うと、ちがう歌になってしまうような気がする。
しぶーい、苦みばしった、ちょっとこわいような男でないと、似合わないような気がする。
そういう人は、もしかしたら、音楽とか詩とかで、自分の内面を外に出さないのかもしれない・・・
外国人では、出汁の味がちがって、いけないのです。
これは、やはり日本人の歌です。
いろんな感じかたがあるのでしょうけど、私は、この歌の演奏に、そんな理想を求めてしまうのです。
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日本のシューベルト

2017年01月08日 11時42分42秒 | 音楽と暮らす
「日本のシューベルト」という言葉があります。
作曲家の誰かのことを指す言葉らしいのですが、実際誰のことか、はっきりしないみたいです。
中田喜直先生の合唱団の団員だったかたは、あれは中田先生のことよ、と言われるし、
誰もが、自分の尊敬する作曲家のことだと思いたいみたいですが、私は、あの言葉には違和感を感じます。

たとえば、私の尊敬する作曲家は、
林光先生ですが、林先生のことを「日本のシューベルト」と言われたら、いい気持ちしないです。
ま、林先生とシューベルトとでは、作風がだいぶちがいますから、にじみ出てくる生きかたもだいぶちがうみたいだから、
林先生のことを、そう言う人はあまりいないようですが。

林先生の作品は、日本人の音楽だと思いますから、それを、安易に、よその国の作曲家のコピーのように言われたら、屈辱さえ感じます。

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ご挨拶

2016年12月31日 20時37分29秒 | お知らせ
読者のみなさま

2016年中は、たいへんお世話になりましてありがとうございました。

多くのかたが読んでくださっているようで、ほんとうにうれしいです。

2017年も、どうか、よろしくお願いします。

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気分

2016年12月01日 06時56分30秒 | 音楽と暮らす
サンサーンスの「白鳥」を聴くときに、伴奏者のドレスにまでこだわってしまうのは私だけだろうか。
知り合いのコンサートに行ったとき、ちょっと残念だった。
チェロのうしろで、まっ赤な色や、派手なもようのドレスを着た人がピアノを弾いていると、気分がこわれるのだ。
こんなことを言うのは私だけなのかもしれないけど、でも、伴奏舎のドレスと曲がマッチしていると、音楽を何倍にも楽しめたような思いが残る。
「白鳥」のときだけは、まっかなドレスはちょっとなあ・・・・
水色のすてきなのを持ってるはずなのに、なぜ、あれを着なかったんだろう。


でも、お客さんの中に、中学生くらいのお嬢さんが多いのを見て、ピアニストのかたが、コンサートの最後に、
「エリーゼのために」や、「おとめの祈り」を弾いてくださったのは、すばらしいアイデア。
「娘を連れてってよかった、すごく喜んでたわ。」と言ってましたよ。
私も、すごく楽しかったです。







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浮世絵と音楽

2016年11月20日 19時26分49秒 | 音楽と暮らす
ドビュッシー・・・確かドビュッシーは、日本の浮世絵から音楽的なインスピレーションを得たそうです。
それを知って聞くと、確かに、ドビュッシーの曲には浮世絵の面影が感じられます。
透明で、地味なんだけど、それでいて華やかさがあって、きらきらするものがあって、それでいてもの哀しさがあって・・・
日本の芸術って、浮世絵にしても、音楽にしても、ほんとに不思議。
日本人の私がそう思うくらいだから、西洋人のドビュッシーは、底知れぬような深い神秘を感じて惹かれたのかもしれません。
日本で生まれ育った私にとっても、日本の音楽は、美術は、知れば知るほどすばらしいです。
この個性と西洋の音楽の接点が日本人の音楽家のかたがたなのでしょう。
きらきらしていて、それでいて派手でなく、華やかだけれど哀しくて、深みがあるけど地味すぎない・・・・
この特質を生かしたクラシック音楽のすばらしい演奏や創作に、今後も期待しています。


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BGM

2016年10月21日 16時54分56秒 | 音楽と暮らす
沖縄の民謡を聞きました。
BGMは海の波音。
ざざーっ、ざーっ、ざーっ、という波の音が、あまりにも歌にフィットしていました。

大昔、人が歌い始めた頃、伴奏は自然の音だったのかもしれない・・・

風の音も、なんだか、いい伴奏になりそうです。

そう言えば思いだしました。
ラジオからショパンの雨だれが流れてたその時、窓の外は大雨、
雨のざあざあいう音と、音楽がすごくフィットして、すばらしいひとり音楽会でした。

からまつの秋の雨に・・・・私の大好きなこの歌の伴奏に、松の林を吹きぬける風の音・・・
ピアノとかではなく、風の伴奏で聞いてみたい。

からまつの・・・・・題は忘れました。作曲は小林秀雄氏。
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赤とんぼ

2016年10月19日 22時18分35秒 | 音楽と暮らす
日本人なら誰でも幼いころから歌っているこの歌

夕焼けこやけの赤とんぼ・・・

この歌を嫌いだという人はいないでしょう。
いっけん、とってもシンプルな歌なんだけど、心の奥深くのいちばんやわらかなところにやさしく触れてくる歌。
どんな異質な人どうしでも、みんなでいっしょに大合唱できる歌。


安田南さんは、個性的な歌をたくさん歌われたコンサートのいちばん最後に、これを歌われました。
「もっと歌わせてください。」と。

個性的なすてきな歌をたくさん聞いたあとに聞く、なじみの歌。
めったに食べられないようなごちそうのあとの、さっぱりしたお茶漬けみたい。
さっぱりしたお茶漬けだから、もっとほしくなるのです。

私の個人的な嗜好だけど、たとえば、椿姫とかのオペラや、こってりした交響詩のあとに、アンコールとはまた別に、一番最後にこの歌が出てきたらすてきだろうなあ、と想像しちゃいます。



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手のひらの歌

2016年10月02日 13時16分57秒 | 音楽と暮らす
知り合いの家に遊びに行ったとき、小さいお子さんたちが、手のひらをたたいて遊んでいるのを見ました。

見て、見て、手のひらでこうたたくとこんな音が出て、こっちをたたくとこんな音が出るんだよ

ほんとです。
両のてのひらを合わせる、手のひらの場所がちがうと、同じ人間の手から、表情のちがう音が出るのです。
これで歌を作るとかなんとか言ってあそんでいましたが、大合奏を聞いていると、ほんとに、
もしかしたらオーケストラで使えることもあるんじゃないかって気がしてきました。
クラシックでは聞いたことがないけど、フォーリーブスの歌の伴奏で、確か、手のひらをたたくような音が聞こえるのがあるでしょ。
すごくうまく、歌や楽器の音に溶け込んでました。

大昔、人間がみんなほらあなで暮らしていたころ、太鼓さえもなかった時代には、口で歌う歌に、こうして手のひらで伴奏していたのかもしれません。

じっと聞いてると、今まで気がつかなかったけど、暖かい音です。
ヴォーカル同様、人のからだが楽器だもの。

手のひらという楽器は、伴奏として、意外な可能性がありそうな気がします。
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ストラディヴァリウス

2016年09月29日 09時58分26秒 | 音楽と暮らす
半小説みたいな感じの物語「ストラディヴァリウス ある名器の生涯」。
この本の存在を知ったのが20年ほど前で、それから長い間、読みたいと思っていました。
さがしても、本屋さんの店頭に並んでなかったのは、かなりマニアックな内容だからでしょうか。
知り合いの音楽の専門家のかたがたにも、かたっぱしから聞いていましたが、プロの音楽家のかたがたも、みなさんご存知なくて、あきらめていました。
それを、やっと、5年くらい前、たまたま、アマゾンのサイトで遭遇しました。
新品ではなくユーズドですが、買いました。
読んでみると、ほんとにおもしろい・・わからない部分もありましたが。
音楽家のかたに、この本の話をしたら、専門知識を持っている人は、私たちとは読み方がちがうのでしょう、すごくおもしろかったと言われました。
いつか、わからない部分を、教えてもらおうと思っています。

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音は生きている

2016年09月27日 12時21分47秒 | 音楽と暮らす
また大昔の話ですみませんが・・・中学のときのことです・・
理科の授業中、誰かのおなかが、グー、と鳴りました。
そのあとにちょろちょろ、とかいう音が、その人のおなかから聞こえたので、みんな笑ってしまいました。
すると、先生が言ったのです。
「あれは、彼女のからだが生きようとしている音だ、いのちの音なんだ、大切な音なんだよ。笑いものにするなんてとんでもない。」と。
おそらく、先生は、おなかが鳴って恥ずかしい思いをしている生徒をかばおうとしたのだと思います。

そのときは、それだけで聞き流しましたが、ずっとあとになって、といっても、これも昔の話ですけど、絵の勉強をしている人にその話をすると、こんなことを言われました。
「私たちは、たとえば、木のこずえを雲が通り過ぎるのだって、1本の木の立ってる姿だって、ひとつのデザインとしてみる。
音楽もそれと同じじゃないの?。
からだの中から出る音だって、水の音だって、風の音だって、みんな生きている音なんじゃないかしら。」

絵を描く人のものの見方は独特のものがあります。
自由でとらわれないのです。

このときから、私は、音はみんな生きている、と思うようになりました。








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交響曲と交響詩

2016年09月14日 15時11分42秒 | 音楽と暮らす
先日の記事、恥をかいたみたいです。

ドビュッシーの「海」って、交響曲じゃなくて、交響詩なんですね。
Kさん、教えてくださってありがとう。

専門的には、詩のようなテーマがあるかどうかで、作者の意志によって、交響詩と名づけられるか、交響曲と名づけられるか、ということなんだそうです。
厳密にはっきりとした分類ではないそうなんですが、知らなかったことで恥をかくところでした。

聴く私の中では、全部詩なんですけどね。
たとえば、絵なんかでも作品3とかなんとかいうような題のついたものとかありますけど、あれだって、見る者の中にはいれば詩になることは多いです。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲だって、私の中では、タイトルとはかけはなれたロマンチックな詩になっております。





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スポーツ感覚

2016年09月12日 14時22分14秒 | 音楽と暮らす
コンサート、特に生演奏を聞いたあとの爽快感は、スポーツで汗をかいたときの気持ちよさに似ています。

ドビュッシーの交響曲はシーダイビングや水泳、モーツァルトはスカイダイビング、チャイコフスキーは森林浴という感じ。
沖縄の民謡は、ボートをこいでるような気分です。


音楽はからだの調子を整えるそうですが、そういうのが効いているのかも。


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