唄と暮らす

ピアノを少し習っただけだけど、音楽の美しさと楽しさ、自分の言葉で語ってみたい

故郷の人々

2017年05月03日 19時43分17秒 | 音楽と暮らす
はるかなるスワニー川・・・

中学で誰もが習った歌です。
音楽の教科書上では、訳詞は、今は代替わりしているかもしれませんが、私が小学校で習ったのは、
勝承夫訳です。
それが、自分の魂のいち部とも思えるほどに心にしみついているので、どうしても、現代語訳の歌詞はしっくりきません。
昔習った古い歌詞が大好きです。

ただ・・・
ひとつ、気になってならないことがあります。

おおつかれしわが胸・・・

これを、おお疲れし・・と書く人が多いのですが、これは、

おお憑かれし・・ではないでしょうか。

若くなくなってから、ふるさとを恋しく思う気持ちをあらわすには、
「憑かれた」という表現は、決してオーバーではありません・・・私はね。

フォスターは、ふるさとに、生涯強い思いを抱いていた人です。
私の何倍も憑かれていたのではないでしょうか。

おお憑かれし我が胸・・と読むと、私には、この上なくしっくりきます。

「ケンタッキーの我が家」も、あの美しい古い言葉の歌詞はどこへ行ったのでしょうか。
最近、ケンタッキーの我が家は、私にはなじみのない新しい歌詞でばかり聞こえてきます。

昔の訳詞は、ほんとうに美しかった・・・
故郷の廃家も、古い訳詞が忘れられていきます。
ゆくとせふるさときてみれば・・・(犬童球渓による訳詞)
なんて美しかったのでしょう、日本の古いことばは。

言葉というものの深さ偉大さを、幼い私たちに教えてくれた古い訳詞の数々。
とってかわられるのは、しかたがないのかもしれない、でも、私は忘れたくない。
いまのうちに、せっせと書き残しておかなければ。

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