躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

私もわらしべ長者

2007-10-31 20:54:36 | Weblog
ある山村の薪小屋で
(写真:とうちゃん)

近所の農家の年配の奥さんに頼まれていたイチゴの苗を持って行った。
春、畑の側を通りかかった時に、秋の植え替えの時に頂戴ねと言われていたのだ。
時々お会いして立ち話はするけど、訪ねていくのは初めてだった。
長屋門のある立派なお宅だ。
忘れないで届けたことをとても喜んで下さって、
採れたばかりの大粒の黒豆の枝豆、珍しいレタス類の苗2種類、大きな紫芋を頂いた。
イチゴの苗は、もともとは2年前に友人から貰ったのが増えに増えたものなので、
私もわらしべ長者です~。(笑)



若い人

2007-10-29 21:24:35 | Weblog
尺取虫・・・どこが僕なのかわかるかな?
(写真:とうちゃん)

午前中の気功教室に新人さんが一人。
そのあと、久しぶりにみんなで食事。
おしゃべりをして、2時に家に帰った。

それからすぐに、30代前半の友人が、
20代前半の初対面の女の子を連れて遊びに来た。
変わった夫婦がいるから、気分転換に行ってみましょうということなんだろう。(笑)

繊細であまり外に出ていない子らしい。
こんな若い子と話が合うのかなあと思いながら、好きな本を選んでもらおうとしたら、
「夏目漱石とか昔の小説はないのですか?」
すいません、近頃の怪しい本だけで。
テクノの曲をかけると、
「私はフォークソングが好きなんです。」
若い人のご希望にお答えできるかどうか・・・
次回のハッピーダンスに参加したいとのこと。





台風一過

2007-10-28 20:02:04 | Weblog
朝、起きてみると、屋上も庭も杉の枯れ枝や木の葉だらけ。
思った以上の雨風だったみたい。

とうちゃんが軒先で雨水を特大のプラスティク桶に受けていたので、
それを使ってサツマイモを洗った。
100匹目の猿か?(笑)
予想以上に冷たかった。
そうか、空の上は冬なのだ。
雪のひとひらさんだったかもしれない雨水なのだろう。
空から来たばかりの水ってなんだかロマンチック。
ロマンチックなお水でお芋を洗ってる私。(笑)

それから、お芋を乾かして、保存用の落花生を干した。
小豆の莢を干した。
軒下で干していたのに風で倒れたエゴマを立てなおした。
お日様ありがとう。

午後からは、2階と1階の屋上のお掃除。
隣地の高い杉の木3本と我が家の大きな楠から、風に飛ばされ落ちてきた枝と葉っぱだ。
特大のゴミ袋にぎゅうぎゅう詰にして、4袋分もあった。
杉の木の下に返しておいた。
杉の葉は堆肥になるのに時間がかかる(2,3年)ので、
堆肥作りの場所には入れないの。

そのあと庭の方も掃いて・・・
あ~疲れた~。
遅いおやつに落花生とサツマイモを食べて満足~。






またダンスの話

2007-10-27 21:21:33 | Weblog
昨日はダンスで、ぐったりなるまで歩いた。(笑)
正しい姿勢を意識して音楽に合わせて歩くと、腰回りが温かくなって良い気持。
歩くだけで健康になるって言うけど、
一切の荷物も持たず、裸足で、様々な危険の心配もなくリラックスして歩けるなんて、
考えてみればあまりないことだ。
痩せたいからと参加して、毎回ただ歩いているだけの人がいて、
少しはハッピーダンスの意味をわかってよなんて思っていたけど・・・・
私達は教えるほどの能力も精神性もないので、
な~んにもやり方を言わないで音楽をかけるだけ。
それも良いのだとちょっぴり自信がついた。

今日は朝から、なんでもないのにふととても愉しい気分になって笑った。
とうちゃんに顔をふざけて見せたら、またまた愉しくなった。
ばかみたいだけど愉しかった。
気功をしてると自然と愉快感が出てくるようになると教わっているけど、これかなあ。
ハッピーダンスでなっちゃたのか、毎日の連功(気功の練習)のせいか。
どちらにしても、私にはこのダンスと気功が良い組み合わせだと思っている。

それから、青梅に行っていた時のことを思い出た。
途中で静かにしている時間が何度かあったのだけど、
ある時、泣いている人の声を聞いていた。
その声は、深く純粋な(憎しみなど他の感情の混じったものではない)悲しみの声だった。
それは美しかった。
溢れてくる悲しみを聞きながら、
悲しみも生きているからだろうなあと、ふと思った。
悲しみはなんて美しいのだろう。
生きている美しさだ。
その瞬間、私の中から喜びが溢れ出した。
そして、体が勝手に声を上げて笑い出した。
悲しみに泣く人の側で笑い声を上げる。
どちらも同じこと。
生きている喜びというのを実感した不思議な感覚だった。

とうちゃんがネットでダンス用の音楽を探していると、
トランスヨガとかトランスダンスというのがあるらしい。
同じようなことを方々でやっていると思うと嬉しくなった。

トランスヨガ
http://www.shivarea.com/yoga-trance-dance


お芋の保存について

2007-10-27 19:58:52 | Weblog
本格的な保存方法は、土に1~2メートルの深さの穴を掘って、芋壺をつくるの。
かなり大きくなります。
その穴に籾殻(稲の殻)を満たして、その中にお芋を入れておくの。
昔からのやり方で、私の育った地方では、床下にこの芋壺があったよ。
こちらに住んで、外に作っている人に見せてもらったこともあります。
穴の上にトタンの蓋をしていました。
地中は冬でもそれほど寒くならないし、籾殻の断熱効果や乾燥の効果を利用しているのだと思います。

本格的なのはとても無理なので、私はハッポースチロールの箱に籾殻を入れ代用したことあって、それは成功したけど、
ハッポースチロールの箱はそんなに大きくないので、少ししか入らなかったの。
それで、ダンボールに籾殻を入れてその中にお芋を入れ、温かい部屋に置いておけば大丈夫だと思います。
うちは冬に旅行に出て留守になることがあり、
火の気がないと家が冷え切るので、未だ春まで保存できたのはわずかなのです。
今年はなんとかしなくっちゃ。
何かもっと良い方法があったら教えてください。
籾殻の代わりに新聞紙を小さくちぎってしわくちゃにしたものを利用できるようです。
マンションは冬でも暖かいので保存は楽かもしれませんね。


干し芋を作るのは最初にふかすらしいけど、干し芋に適したサツマイモの種類があるらしいの。
この辺の農家は干し芋を作ってないみたい。
来年は挑戦してみようかしら。

ついでに、ヤーコン(アンデスのお芋)や里芋は、収穫しないでそのままにして、その上に少し枯草か土を少し被せて寒さを防げば、ずっとそのままの保存できます。
ヤーコンは、寒くなって葉が枯れてから食べごろになるようです。
何日か置くと甘くなって、生で食べるとフルーツみたいで美味しい!
特に、春に掘ったヤーコンの生食は格別の美味しさですよ。
ヤーコンの種芋の部分も堀りあげたより深めの穴を掘って入れ、土をしっかり被せておけば冬を越します。
(我が家は千葉県なので、寒い地方では参考にならないですね。)

収穫の一日

2007-10-25 21:27:26 | Weblog
少しずつ掘って食べていたサツマイモ。
明日から雨だというので、今日のうちに全部掘ることにした。
午前中から、とうちゃんと二人でいもほり~
ホクホク系とべチャ系の2種類のお芋です。
湿り気の多い畑なので、掘るのが大変。
小さなスコップでお芋を傷つけないように、折らないように、少しずつ掘っていく。
「遺跡堀だね、こりゃあ。」
赤紫の遺跡・・ではなく、サツマイモどっさり。
薪ストーブの焼き芋が美味しいの!
でも、冬の間のサツマイモは保存が大変なのです。
サツマイモは寒さに弱いからね。
(絶対に冷蔵庫なんかに入れないでね。)

それから、小豆の完熟した莢(さや)だけ収穫。
これで2度目の収穫だ。
地面近くの茶色な莢は葉っぱの陰でもあり、見つけにくい。
腰が痛くなる。
でも、買った小豆にはない味は、一度食べてから畑で作るのを止められない。
全然違う味。今年は思う存分味わえる~。
きっと市販のものは、こんな面倒な完熟採りの収穫をしてないのではないかしら。

ついでに、まだ残している落花生も半分ほど掘ったところで夕陽が落ちて、
タイムリミットでした。

帰ろうとすると、空には明日は満月のお月様が。
雲のちぎれカスでニコチャンマークになって、「随分採れたかね。」と笑っていた。

知りたい~

2007-10-22 22:13:55 | Weblog
「シイタケ女だぞ~」
(写真:とうちゃん モデル:私)

午前中の気功教室の友人が午後おしゃべりに来た。
この人はすごく興味を持ってくれている人なのです。
気功教室の人たちは気功に対する興味度に温度差がかなりあって、それも良いことかなあと思っているの。
だけど、話をするのはやっぱり解かってくれる人が楽しい。
でも、「気功をすると運命が変わるんですよね~。」と、いつも言う。
そして、いつも教えている私の方が「え~!そうなの~?」
「そういうものだよ。どういう問題意識を持ってるかじゃないの?」と、とうちゃん。
私は、健康と気感を面白がっているだけだからねえ。
友人は気功を始めてからご主人と仲良くなって来たし、したいと思っていたことが次々実現しているのだそうだ。
感謝されて、なんだか照れくさいし、恥ずかしい。
「もっと真面目にやろうっと。」と言ったら、
「先生が何をおっしゃてるんですか~。」と、言われて、
「そうでした。」(笑)

そしていつものようにのりのりで不思議系の話にまで及んだ。
この世の人生が学びのためにあるなんて嘘っぽい。
偶然が作り出したエネルギーの塊が私?
死んだら気になって宇宙に戻るだけ?
よく言われている転生なんてないかも。
魂って何?
たくさんの魂っぽいエネルギーを統合して自分の意識が出来ていて、
守護霊なんて言っているのは、その中のひとつのことかも。
脳の刺激で幽体離脱も出来るということは・・・?
意識って?
なんて、おしゃべりしても結論なんか出やしないけど、
やっぱり知りたいよね。





友達の友達

2007-10-21 20:03:02 | Weblog
これシイタケだよ~。
(写真:とうちゃん)

お隣のご主人が電動のチェーンソウを借りたいと、我が家にいらした。
ご友人宅の枯れた松の木を切り倒すために必要なのだとおっしゃる。
でも、チェーンソウは使ったことがないそうなので、
いっそのこととうちゃんが行って切って上げることになった。
それで、初めてのお宅に伺ったら、お隣のご主人のご友人の奥様が、
なんととうちゃんのお稽古事の先生だった!
プチ田舎では似たようなことはが良くある。
友達の友達は皆友達なのです。
いつでも素行を良くしておかなければね。(笑)
思わぬことで、お世話になっている先生のお役にたてたと嬉しそうに帰って来ました。




小豆

2007-10-19 21:55:22 | Weblog
今日のハッピーダンスは、狭い貸し室だったので友人を一人誘って3人で。
それなりに落ち着いて良かった。
音楽に合わせてヨガをするのが、ハッピーダンスのマイブーム。(笑)

午後からは、あっちの畑と新しく借りた畑へ行って見た。
様子を見るだけと思って行っても、行けばすることがいくらでも見つかる。
ラッキョウとニンニクのところにはもう草が生えていて、可愛いなと思うけど、
そうだこれが年を越して春にはびっしりとはびこる種類の草だ。
と、草取り。

それから、落花生とサツマイモを少しずつ掘って、小豆(あずき)の出来を見てみる。
緑の莢(さや)が大きくなっているのにまだ花も咲いている。
そして、木(茎?)の下の方にも茶色になって乾いた莢が少しある。
莢の熟し方が揃わないのだ。
茶色に乾いた莢は、弾けると豆が落ちてしまう。
それで、何度かに分けて収穫する。
葉の茂った低い木の下を覗き込んで茶色に乾いた莢だけ採っていく。
今年借りた畑には、空いた場所に全部小豆を播いたから小豆だらけになった。
100本を越す。
終ると屈めた腰が痛くなっていた。
木が大きくなるまでは草取りも大変だったなあ。
来年は欲張らないぞ、この畑は今年で返す!・・・きっと・・・多分。。。(笑)

収穫した茶色の莢を軽く叩くと弾けて小豆が飛び出す。
自家製の小豆で作ったぜんざいは最高に美味しいよ。
玄米を炊く時も入れられるし。
リッチな気分だ。
そう言えば、小豆のことを「赤いダイヤ(ダイヤモンド)」なんて言ってたっけ。

ダンスと畑で今夜は爆睡だわ。
おっと、その前に気功をしてからです。。。ウツラ





ゴマ

2007-10-18 20:03:09 | Weblog
ゴマの収穫は根元から刈り取って、束ねて、上下を生えていたままで軒下の家の壁に
立て掛けて乾かす。
実が入ってるところが弾けると、逆さまににしただけで、バラバラと実がこぼれて出てくる。
叩くと更に弾けて実が出てくる。
今日は、10日くらいそのままにしていたのを思い出して、
黒ゴマの実を出した。
金ゴマはすでに出し終わっている。
あとは、一緒になったゴミや土を取り除いて、洗って、炒って、やっと食べられる。

おっと、この中から来年用の種を取っておかなければです。
もちろん、炒らないうちにです。


日本有機農業研究会の会報より

国際有機農業映画祭(「1%を選択した人々)」
11月24日 明治大学リバティタワー
海外のものを含む14の映画が上映されます。
「自然農ー川口由一の世界 1995年の記録」
「農民ジョンの真実」
「種を守れ」
「懐かしい未来:ラダックから学ぶこと」
                   等など 
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