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過去問徹底活用(1):志望校の入試問題、解いてますか?

2005年08月20日 | 受験勉強
受験勉強に欠かせないのが、志望校の入試問題の研究です。いわゆる「過去問」の研究ですが、皆さんは始めていますか。自分が行きたい学校の入試問題ですから、少しの無駄も無く、出来るだけ効率的に自分の実力になるような勉強をしたいですよね。

よくある間違いは、買ったその日に、はじめからどんどん解いてゆくというもの。これだと、普通の問題集をするほうが効果的。なぜなら、入試問題は、単元別にもレベル別にもなっていないからです。

自分の実力の糧としたいのならば、かならず、「テスト形式」で解きましょう。つまり、設定された時間どおりに集中して解くのです。

解いた後には、すぐに採点。点数が悪くても、落ち込む必要はありません。合格点は、試験の当日とればよろしい。それまでは、むしろ悪い点をとって、自分弱点を知ることが大切です。

また、出来れば5年分程度は解いておきましょう。これにもコツがあります。まず、古い問題から解くこと。テスト問題の傾向に変化があるのならば、新しい年度のものほど、あなたが受ける入試問題に近いはずです。さらに、最新の年度の問題は、出来れば、年明けぐらいに解きましょう。来年度入試の問題に一番、にかよったレベル・傾向のはずです。直前に解いて、最終的な実力の調整をしてください。

なお、過去問は、できれば本物に近いほうがよろしい。ですから、各中学校の説明会でいただいたものなどを活用しましょう。字の大きさ・紙の質はもちろんのこと、何枚ぐらいあるのか、解答欄の大きさはどれぐらいかなど、本当に細かいところまで実感できますよ。なかかな手に入らない場合でも、塾の先生がお持ちの場合もあります。たずねてみましょう。