銭湯の散歩道

神奈川を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます

鷲の湯

2017-03-06 19:21:03 | 銭湯
JR横浜線大口駅から大口商店街を抜けて、歩くこと10分。国道沿いに目をやると鷲の湯をみつけることができる。
訪れたのは3月初旬の土曜日、日が沈む前の夕方頃。以前訪れたときは午前中で客はまばらだったが、夕方はごった返している。
鷲の湯は男女日替わりになっており、森林乃湯と野天乃湯というのがあるが、今回は野天乃湯だった。
脱衣場は昔ながらの趣で、昭和のにおいを醸し出している。普段はスーパー銭湯を通っているので入ってすぐに気が付くのだが、床があきらかに濡れている。このあたりはやはり昔の銭湯といった感じだ。スーパー銭湯は床が排水と揮発の優れた床材を使っているため、床の濡れをほとんど気にしないで済む。鷲の湯も定期的に従業員が床を拭いているが、床の材質上、おのずと限界があるだろう。
それとロッカーの鍵もスーパー銭湯のように内側に仕舞い込めるタイプではなく、番号札にリングが付いているだけのもので、腕に鍵を巻いたまま頭を洗おうとすると、鍵があばれて頭にぶつかってしまう。こういう細かな部分は、スーパー銭湯に負けてる部分だ。
とはいえ、鷲の湯のような健康ランドにも、スーパー銭湯に負けない強みがある。
その一つは、温度の高さだ。
スーパー銭湯は、一般的に誰もが入れる温度となっているが、健康ランドは百戦錬磨の屈強(?)な男たちが相手。
いちど健康ランドの刺激的な温度に慣れてしまうと、スーパー銭湯のぬるさに満足できなくなってしまう。このあたりは人の好みにもよるだろうが、温度が高いほど脳内麻薬がでるらしいので、まさに病みつきになる。
鷲の湯の構成は、野天乃湯だと広めに作られた水道水の湯船に、ラジウム湯、ジェットバス、電気の湯、打たせ湯、アロマバス、水風呂、それと露天風呂、別料金になるがサウナと銭湯の値段で入れるにしては種類が豊富。コストパフォーマンスの優等生だ。
水道水の湯船は感覚的に42℃。ラジウム湯は、温度計が46℃近くを示している。さすがにそれぐらいの温度になると、どっぷり浸かってる客はほとんどおらず、肩までつかっても1~2分であがってしまう客がほとんどだ。
露天風呂の広さは、猫の額ほどの申し訳ない程度だが、反復浴をルーチンとする自分としては、外気浴ができるスペースはありがたい。火照った身体を冷やし再び熱い湯に身を投じるのはこのうえない喜びである。
客層は、一般的なスーパー銭湯と比較すると高齢者が目立つ気がする。刺青をした人も何人か目にした。このあたりは、スーパー銭湯に弾かれた人たちの受け皿となってるのだろう。それとマナーに関してはかなり悪いといえる。洗い場で私物をそのまま放置した客が目立つ。これはスーパー銭湯だと有り得ないひどさだ。ほとんどが高齢者で、おそらく地元の客だろう。自宅のような感覚なのかもしれないが、自分のような余所者からすると眉をひそめたくなる。もっとも最初は嫌悪感を覚えたが、みんながみんなやってるものだから、最後は笑うしかなかった。
鷲の湯の売りは、ラジウム湯。天然記念物に指定された北投石をなぜか保有する鷲の湯では、玉川温泉に近い状態でラジウム湯を満喫することができる。とくに打たせ湯はおすすめだ。
スーパー銭湯と比較するとこじんまりとした印象だが、狭い範囲ながらたくさんのお風呂を楽しんでもらおうとする意欲的な営業努力を感じることができる。スーパー銭湯に飽きを感じ始めてきた人にはぜひ訪れてほしい銭湯である。


評価チェック項目
・値段 良好470円
・アクセス(道程)ほどほど 徒歩10~15分
・周辺の店 近くにコンビニ、八百屋さん
・休憩所 椅子とテレビ、食堂あり
・混雑ぶり 午前中はすいているが夕方は混雑してる
・清潔さ スーパー銭湯と比較すると少し汚い印象
・接客 年配のおばちゃんが好印象
・客層 10代の若者1割。おじさん4割。残り高齢者といった感じか
・脱衣所 床が濡れてるのが不満。体脂肪率をはかれる体重計がある
・キャパシティ 間に合ってる
・洗い場仕切りの有無 なし
・シャンプーほか 置いてある
・シャワーの出 ちょうどよい。ひねれば出続けるためスーパー銭湯のように何度もボタンを押す必要なし
・温度 熱い42~46℃
・高低差 なし
・眺望 露天風呂から空がみえるだけ
・食事 食堂はあるが食べなかった。値段はリーズナブル







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