銭湯の散歩道

神奈川を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます

仲乃湯

2017-03-13 06:44:19 | 銭湯
横浜市営地下鉄阪東橋駅から歩いて10分ほど。あるいはJR石川町から高速道路下の川沿いを歩いて20分ほど。下町の中に入ったところに仲乃湯はある。









昭和のドラマにそのまま出てきそうな佇まいで、建物の中に入るとタイムスリップしたかのような錯覚さえおぼえる。外の下駄箱から男女の入り口が分かれており、中に入るとすぐに番頭と顔を合わせる。仲乃湯の特徴はなんといってもその豪華な宮造りだ。天井が非常に高く(昔の銭湯にみられる典型的な構造だが)、時代とともに成熟した色合いは作為的に作れるものじゃないだろう。男湯の脱衣場からは、ガラス越しに露天風呂を眺めることもできる。ぶら下がり健康器具もあり、店内に流れるのはもちろん演歌だ。扉を開けると、前後にカランが並んでおり、シャワーがない!
シャワーがないのは不便だが、これが昭和スタイルなのかと勝手に思いこんでいたが、よくよく見れば左手にカーテン付きのシャワーがある。右端のカランもシャワー付き。シャワーがないのは、真ん中の2列だけだった。そもそもなぜカーテン付きなのかよく分からないが。
浴槽は、日替わりの薬湯、水道水の風呂、電気湯、ジェットバスだ。薬湯は41℃ぐらいで、水道水のお風呂は45℃。露天風呂は42℃と、銭湯としては理想的な数値だ。
特に露天風呂は凝っている。一見すると、どこか地方にある旅館の露天風呂を彷彿させる。また熱すぎないので長湯できるのもいいだろう。ただ、ちょっと気になるのは、仲乃湯が住宅密集地のど真ん中にあるため、隣は普通の住宅。露天風呂からの眺めは決していいとはいえない。もっと言えば、隣の住人がその気になれば窓をあけて覗ける距離だ。
もう一つ強調したいのは、番頭に立つ女性の対応が素晴らしかったこと。入った瞬間から安心感ある雰囲気。そこそこ年配の女性であったが、愛想もよく、なんともいえない感じの良さだった。
やはりどんなサービス業でもそうだと思うのだが、すべては人が作るもので、いくら立派な建物があっても人がいい加減だとすべてが台無しになる。
入店したのは開店して間もなくだったが、思いのほか人が入っていた。弾んだ会話が聞こえてきて、地元客であることが分かる。ほぼ高齢者ばかりで、自分が入った時は若いといえる人は一人ぐらい。店の歴史とともに客も歴史を重ねてきた人たちばかりであった。

評価チェック箇所
・値段 470円
・アクセス(道程) そこそこ歩く
・周辺の店 住宅地にあるが、近くにセブンイレブンとローソンがある
・休憩所 椅子とテーブル。テレビなど野暮なものはない
・混雑ぶり それほどではない
・清潔さ きれい
・接客 素晴らしい
・客層 高齢者が目立つ
・脱衣所 開放感がある
・キャパシティ 間に合ってる
・洗い場仕切りの有無 シャワーにカーテンがついている
・シャワーの出 よい
・温度 ちょうどよい
・高低差 なし
・眺望 外の眺めは住宅街しかみえない。ただ、建物中の開放感は最高だ。三階建ての高さほどあるが、上の窓をどうやって開けてるのか気になった
・食事 なし
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