『斬(ざん)』
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側近「総理!大変です。」
総理「なんだね?」
側近「わが国の十円玉が無くなります!」
総理「何を訳の分からない事を言ってるんだ」
側近「は、失礼しました。端的に申し上げますと、銅の価格高騰により十円玉が銅に戻されているのです。」
総理「なんだと!それは一体どういうことなんだ!」


……


 十円硬貨は、銅 95% 、亜鉛 4% - 3% 、 スズ 1% - 2% から出来ている。量目が 4.5g であるから、単純計算で、銅が 4g 入っていることになる。

 そして、上記の会話の内容は、銅の価格が、3000円/kg(3円/g) と高騰した時に起きた。つまり、十円硬貨の価値が、銅の含有量によって十円以上の価値になった(3x4=12)ことから、十円硬貨を銅に戻して、その差益分を儲けようとした輩が現れたのだ。ホームレスあたりを人海戦術で集め、自販機やらコンビニやら、ありとあらゆるところから十円硬貨に両替し、片っ端から集めて、溶かして売ってしまうというトンでもな状況が各所で勃発したからである。

 もちろん、これは貨幣損傷等取締法違反による、犯罪行為である。だから、それはひっそりと慎重に進められた。既に裏社会でシンジケートが出来上がっていて、中国他アジア各国に密輸ルートまで出来ている。

 政府は早急に、貴金属廃品業者を調査し、徹底的に調査するも、既に対策されていてイタチゴッコ状態。十円硬貨は、見る見るうちに減っていく。ついに政府は、新十円硬貨を別の素材で作る検討に入った。

 さらに、このまま銅の高騰が続けば、今度は五円硬貨もその標的となることから新五円硬貨も検討に入れることになった。

 各所で、電線泥棒が跋扈し、電動機モーターや変電機(トランス)もその標的となった。泥棒の中には危険を冒して感電し、死者も出る始末。

 国として、早急な対策を迫られている。



 もちろん、これは笑い話のようなフィクションであり、現実的ではありません。しかし、あながちありえない問題でもありません。それは、以下の参考記事をご覧ください。既に日本にも電線泥棒が出始めている状態であり、アメリカでは感電死者が出ていて、イギリスでは、現実問題です。

[参考]
きょうのニュース 北國新聞社:送電線盗まれる被害続発 内灘、金沢、かほくで昨春から9件 電柱に登り工具で切断
金属高騰、米に思わぬ余波…1セント硬貨、謎の発行増 : ニュース : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
原料高騰で銅線の窃盗が増加、感電死のケースも。 Narinari.com
銅高騰で英造幣局が異例の警告、「硬貨を溶かすな」。 Narinari.com

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
 (じいさん)
2009-12-02 09:36:43
最近、銅が急騰してますよね。これいいかも。
 
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