池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(フランス語に訳してます)

和風和声

2011-02-13 | 作曲/全般
先日、ロンドン在住のオルガニストで作曲家、指揮者でもあるポール・アーズからメールがあった。
「ねんねんころりよ」で始まる日本の伝統的な子守唄を合唱に編曲したいのだが、自分が作成したメロディーの楽譜に誤りが無いか、またアドヴァイスがあれば教えて欲しい、との事。

添付されたPDFの譜面には、歌詞に幾つかの誤りがあった。
この有名な子守唄は、歌詞についてもメロディーについても信頼できるものがネットに出ていたので、歌詞が出ているサイト音声が聴けるサイトのアドレスをメールにリンクした。
その上、歌詞とメロディー双方の、正しいものを確実に彼に伝えるため、楽譜を作成しPDFにして添付した。

アドヴァイスとして、次のように伝えた。
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あなたが推測する通り、このメロディーには長調と短調の2種の旋法がある。
多くの(アマチュア)音楽家が、このメロディーにドイツ民謡のようなトニックやドミナントの和声を付けているが、僕には適切とは思えない。
あなたの自由な発想を妨げたくはないが、このメロディーは5つの音で成るペンタトニックであり、和声も対旋律もこの5音のみで作ることをお勧めする。ドビュッシーの「版画」の「塔」のように。
さて、あなたの質問はあまりにも興味深いので、自分も編曲してみたくなった。一例として小オーケストラに編曲したものを近日中に自分の「Music Library」にアップしよう。
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