すべてのみちはここに

もう追いかけないよ 
宝物は 
いつもここにある

ひとりごと

2016-11-16 | 日記
・・・・・

みんな いいなぁ


みんな 生きてるなぁ



だから


どうしようもないことや

わからないこととか

抱えて




どこに向かったらいいのかわからなかったり

どうしたらいいかわからなくてもがいたり

哀しみのなかにうずくまる時もあるけれど



純粋なひかりの湧き出るところが

あるよね

だれの中にも

等しく



みんな

うつくしい


っておもう











光岡英稔講習会

2016-11-12 | お知らせ
もう明日のことなんですけど

武術・武学研究家、光岡英稔さんの講習会が佐世保であります。⇒詳細


笑顔がステキな光岡先生

私は武道の経験はありませんが
3年前に光岡先生の講習会に参加しました。


******

私は歩き出すのも走るのも、人よりすごく遅かった
跳び箱や鉄棒など、みんなができることができなくて
みんなどういうわけでできてるんだろう?とフシギなくらいだった。

自分の体なのに思い通りに動かせない。

私が武道に興味があったのは
強さとか技とかよりも
自分の体の使い方を知りたかったから

それで合気道の稽古をやっているところに行ってみたことがあるけど
そこでは「相手がこう掴んできたら、こう返す
こうきたらこう、こうきたらこう、、、」
みたいなことを延々やっていて
(使ってるの頭と手先だけじゃんか
私は体全体としての立ち方、歩き方を教えて欲しいのに、、)と
すごくがっかりした。
(そこは道場ではなくて同好会的なところでした。合気道にがっかりしたわけではないです)



光岡先生の講習会では
ただ
座る、立つ
という
いつもは意識しないでやってたことが
どういう動きをしていたか、に気がつかされる。
それは荒い
スムーズじゃない
思考で始まり力でもってヨッコラショでやっている。

それが
思い込みを解いて
「自分」が「やる」んじゃなく
体が行きたいほう、なりたいほう、を観じる動きを探っていくと
ヨッコラショで力で荒くやっていたことが
すーーーっと
なんの努力もなくできた

自分の体なのに使い方がわからない、と思っていたけど
自分が使うのではない
体という主体に合わせていくんだ

そのことを
型に沿った動きを通して
私の中に発見していく
すごくワクワクする体験だった。



******

他にもアジア各地の部族の様々な武術のことなど
お話もおもしろいし
とにかく刺激的な時間になるとおもいます。
(稽古をやってる時はそれぞれの内側に入っていくので傍から見たら面白くないかもですが)

型をツールとして
伝えていく
(型についてのお話がすごくおもしろかったのですが細かくは覚えてません(^_^;))
「あとはその人らしさに還っていくしかない。」というようなことを言ってらした。
それは、それぞれ体形、特性、個性、違うから。
武道の話ですが
他の分野でも同じ。
法則ですから。


3年たっていろいろ忘れてるので
また再発見しに行ってきます。



言葉に変換できないことなので
うまく表現できませんが
その光岡先生の講習会が明日佐世保であります。
貴重な機会です。
ピンときたかたはぜひ参加しましょう☆




*****************

◎光岡英稔講習会【兵法武学・韓氏意拳】
11月13日(日)
10:00~兵法武学 
14:00~韓氏意拳・養生功
各150分

○会場:鯨瀬ターミナル2F佐世保市新港町8-23 (れおリオンドール横)
○講習費:各6700円(学割あり※)
○日本海外の文化、人の歴史を身体を通じて学べます。自分自身の身体との付き合い方、捉え方、見方、理解の仕方も。

指導は丁寧で分かりやすく、またそれを自らの体を通じて体験できます。

※学割あり・兵法武学は小中高生・半額3000円引き・韓氏意拳は中高生からが受講対象で3000円引き、小学生は親が受講の場合は、同行いただけます。

○申込み:兵法武学⇒goo.gl/gfh01f 韓氏意拳⇒hsyqjapan.dreama.jp/30/41/ または070-5277-4646平田

【国際武学研究会 (武術の文化的、考古学的、人類学的な意味と価値を学習する会)】が主催する
【兵法武学研究会】は・ 古の時代から伝わる兵法を知ること・ 古の武を学ぶこと・様々な文化を身体を通じて習うこと ・ 人の歴史を身体を通じて知ること・古の身体観を内省すること、などの意味や価値を実際の稽古研究を通じて学ぶ会です。主に東南アジアの武術・シラット・カリ、中国武術、日本武術の技術技法を用いての稽古方法などを紹介。

【韓氏意拳】は中国武術です。自己を通して自然を体認する拳学といわれています。
講習は自分の身体をユックリと動かし、内面から自分を観ていきます。一人一人の身体に合った自然な動きを見つけるべく意拳・韓氏意拳に伝わる形式と型を通じて身体の感覚を観て参ります。

【講師からのメッセージ】

【兵法武学研究会】

この度の佐世保での兵法武学研究会では、「現代武道、武術における絶対外せない基礎」を紹介して参ります!

また講習の内容としては
・身体そのもの捉え方を如何に稽古で養って行くのか?

・武術/武道における身体の基礎とは?

・武術/武道における身体の捉え方や観方とは?

・一人で武術/武道の練習をする時のポイント。

・如何にして武術/武道に必要な基礎即奥義は獲得されるのか?

・素手と道具/武具の関係、武器を用いた稽古の意味。

などに触れて行きます。

武術/武道の初心者は無論のこと、経験者や指導者の方々にも参考になることを紹介できればと考えておりますので是非ともお越しください。

講習会の流れ自体は動きや形を習得できるよう一つ一つ丁寧に進めて行きながら一人一人が着実に何かを持って帰れるようしたいと考えてます。 

【国際武学研究会】http://goo.gl/gfh01f                             

【韓氏意拳・養生功】http://www.hsyq-j.com/

この度、久々の韓氏意拳佐世保講習会では韓氏意拳および中国古来から伝わる養生の基礎を中心に、古典的な養生観にもとづく自分自身の身体の捉え方、見方、理解の仕方などに触れて行きながら、実際にどの様にして稽古/練習に取り組めば良いのかに参ります。

養生とは何か?

健康とは何か?

自分の身体との付き合い方とは?

自分の身体の捉え方とは?

普段からの稽古、練習への取り組み方。

を韓氏意拳の教えや、私自身が自分の経験から見出した教えを通じて皆様に紹介して行きます。講義やQ&Aが半分、実際に動くのが半分ぐらいの講習となります。


講師・光岡英稔 
武術・武学研究家 1972年岡山県生まれ。日本韓氏意拳学会会長。
日本、海外で多くの武道・武術を学び10年間ハワイで武術指導。日本における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。
伝統武術・武技や伝統武具の用い方の研究を行う。国際武学研究会代表。
内田樹氏と共著【荒天の武学】、最新作【生存教室 ディストピアを生き抜くために(集英社新書)】

運動・武術/武道が全く初めての人も含め、何方にでも参加いただける講習会です。





発酵的生き方

2016-11-11 | 発酵
発酵とは
命が生きたまま次の命に受け渡されて
命のリレーが続いていくこと。
その時その時、段階によって違う菌が現れては
その働きによって
命が変容していく。


腐敗菌の役割は掃除屋さん。
リセット。
発酵の世界では小さくなっていて
いるけどおとなしくしている。
必要な時がきたら一気に増えて力を発揮する。

発酵か腐敗かの二つの世界にはっきり別れてるわけじゃなく
ほとんどは日和見菌。
日和見菌は優勢のほうになびく。


動物、植物、虫、微生物・・
すべての命は(というより全てで「命」)
より良い方に向かっていくように
なっている


だとしたら
菌たちをはじめ更に大きな生き物たちは
どうして
するべき仕事、行くべき方向が
わかってるのか?


それは
ただ
それぞれが「好きなこと」をしてるだけだとおもう

その仕事はその「好物」として
個性・習性・本能としてインプットされている


こういうこと興味あって実感してみたいかたは
生きものを飼ってみることをおすすめします。
それもできるだけ小さい生きもの
キッチンで発酵食品、(ぬか漬、天然酵母パン、味噌、、などなどは菌を飼うこと)
畑をやってみるというのも土の中の微生物を飼うことです



人間もそれに習ってやってみたら
おもしろいと思う
「好き」に従う
「個性(持って生まれたキャラ)」を伸ばす








******


たとえば
眠れないことが問題と思ってる時
「眠れない、眠らなきゃ」って思ってるうちは眠れない

食べ過ぎるのがいけないと思ってると
「食べちゃダメ食べちゃダメ」っておもって
食べ物のことが頭から離れない

掻いちゃダメーって思ってると
いつまでも痒いし



だけど何か別のことに気を取られて
いつのまにか夢中になってたりするとき
「問題」、忘れてる




「問題」を克服しようと取り組んでる姿勢のときは
私はその問題とともにある。
私も問題も同じ世界の住人。

そうじゃなくてこんなふうだったらいいな
ということがイメージできたら
その「こんなふう」を始めちゃう
できるとこから始めてしまう

そしたら
私の住んでる世界が明らかに変わってくる




否定 批判
そんなの正しくない!
そんな考え方おかしい!
正しい方向に変えなきゃ!

の時は
私は「そんな世界」と共にあるしかない


私はこんな世界に住みたいなあ
こういうのが好きだなあ

行動し始めたら
そちらに向いていくしかなくなる


ダメ!、ダメ!は「ソレ」としっかり手をつないでるってことなんだ

わたしにはこれが心地良い
わたしはこれが好き

そういう選択を続けていくことは
本来の「わたし」に近づいていくこと

わたしにはわたしの役割
あなたにはあなたの役割

それぞれ持っている個性が際立つ
多様性
みんな違ってみんないい
でしょ


ひとの分まで演じようとがんばったら
ボタン掛け違うみたいになって
スムーズじゃなくなるね


じぶんの分にだけ集中すれば
うまいこと運ぶように
なっている

 
それが発酵道

みちしるべは
好き ワクワク 心地いい 楽しい
そういう仕組みになっているみたい



そういえばずいぶん前に読んだけど
オススメ本⇒「発酵道」寺田啓佐

猪を食べる

2016-11-10 | 日記
昨日の話

朝8時頃
犬の散歩中に銃声がした。
すぐそこの分かれ道を少し入ったところに仕掛けてあった罠に
猪がかかったのだ

猟銃の免許を持つYさん夫婦がいた


撃たれた猪を見せてもらった
きれいな立派なメスの猪だった
先日山で鉢合わせしたやつとは別の若い猪だった


話してたら
「いるね?」と言われ、、

わたしがその時いらないといえば
そのまま市のクリーンセンターで焼却処分ということだった


さっきまで生きていた、まだ暖かい猪
ずっっしりとした存在感をまだ強烈に放っている
これを焼却炉で焼くなんて・・
ナンセンスだよなあ


こんな場面に立ち会っちゃって
食べずしてどうするか


しかし、私は解体なんてできない!
すぐに隣山の地球屋ケンタロー君に連絡をいれる


連絡が取れない
うーん
Yさんは猪を軽トラに載せ
私の返事を待っている


ほかの友達にも連絡したら
解体できるよ、やってみようよ
(すぐには来れないので)最悪お肉が悪くなっても犬の餌にはなる、とのこと
そうだね!

とりあえず頂くことにした。


ついに猪の解体やるのか?!と思ったっけど
無事に昼にはケンタロー氏に連絡がつき
快く解体を引き受けてくれた



うちに置いておく間
血がまわらないように
少しでも撃たれた頭を下にしたくて
足にロープを結わえて引っ張り上げようとしたけど
まずこういう時の抜けないロープの結び方さえ知らず
木に引っ掛けて引っ張っても重くて数センチしか上がらず・・
自分の無力さを思い知る



(役場に届け出るための番号が書いてある)





(猪って優しい目をしてるんだな)



結局、私が用事に出てる間にケンタロー君が取りに来てくれて
帰りに寄って肉になったものを頂いた
半分はケンタロー一家に

足はハムか何かにしてくれるそう、楽しみ!!



ケンタロー君も引き受けたばっかりに予定変更一日がかりの仕事になったのに
喜んで引き受けてくれて
もうひとりの友人といい
こういう時
とっさのできごとにも関わらず
「ムリ、できない」じゃなくて
「おもしろい、やってみよう」のほうを選択する
おもしろい友人が私の周りにはいっぱいいて
ありがたいなぁ
おもしろいなぁ


はっきり言って
私はたまたま
その時そこを歩いてただけなのに
そこで
Yes
の方を選んでよかったなぁ~(*´∀`*)




たまたまその日うちに来ることになっていた友人と
七輪で焼いて
美味しいね~
美味しいね~
と、食べました


しかも私
めったにやらない包丁研ぎを
前日にやっていたという・・
このためだったのか


なんというか
マンガかよ?!ってくらいに
でき過ぎた一日でした




役割ってことで

2016-11-08 | 日記
先月のイベント出店でのこと

隣のブースの若いご夫婦は
もうすぐ都会からこちらに移住して田舎暮らしを始める予定だそう



奥さんが私の商品を指して

「これ(麹を使った発酵食品関連)は 誰が作ったんですか?」
「私です」

「これ(薬草エキス)は?」
「私です」

「これ(梅干&梅エキス)は?」
「私です」

「これ(陶器)は?」
(旦那さんと声をそろえて)「私です!」


奥サン「・・・・どれが本業、、?なんですか?」

私「どれ、、だろうね~?」

旦那サン「だからぁ、これなんだよ!」(と言って私のブース全体を包むような仕草)

そうそう~! 一同 笑
ちなみにねー、薬草関連は私の中でブーム過ぎたから、もう作らなーい ( ´∀`)



あとで実行委員の友人にその話をしたら

「おー、それはよかったー
敢えてそこ、隣に配置したんだよね」 

(こんな自由でも楽しくやってるから(移住生活)大丈夫だよーってことらしい (^皿^) 要するに)




以前、陶芸の個展をやったときに
小6の時の担任の先生が来てくれて
いろいろ話したんだけど

先生曰く

「あんーたは、ひどかった。
図工(の内容)が絵のときは
次の授業にはたいがい席におらんやったもんね。
時間が来ても休み時間まで描くのを止めんで、
次の授業が始まろうが、必ず筆を一本一本、丁寧~に洗いよった。
(他にもひどかった思い出をいろいろ話して)

でもね、それでよかったとよ。

教師って、どーーーしても、みんなをまとめようと、揃えようと、してしまう。つい、ね。そうしてしまう。
それで真面目な子は、言うことをきいてぴしーっとなってしまう。

そこであんたみたいなのがおったら
あぁ、あれでもいいんだって、思うてくれたかなーってね」



そんなにひどかったのか (´Д`;)
でも
そんな先生でよかった。


凸も凹も
役割ってことで (*´∀`*)


こんなんでも
大丈夫
ですよ~~~~( 」´0`)」