1/26に中野ゼロ小ホールでゴスペルコンサートの仕事がありました
毎年恒例で、宮地楽器で練習している西村先生クラスのコンサートでした。
前回の鈴木先生クラスは真冬の野外
でしたが、今回はホールでほかほかでした
さて、今回も前回の上野のゴスペルと同じくChoirをいかに前に出すかとという事をテーマにしてPAをしました。
ということで、新しい武器として(?)この前入手したAKGのC414を2本、早速持って行って使いました!
前から持っていたもの2本と合わせて4本、その他にSENNHEISER MKH416を6本、Choir用に使いました。
昔から宮地ではゴスペルクラスのコンサートの仕事をしていたのですが、先輩方があれこれマイキングを試した結果、今はこのマイクで、この本数でマイキングをするのに落ち着いたみたいです
先輩のからのアドバイスを聞いて、自分でもその作戦を使ってみました。
今回は小ホールで舞台が狭かったので、ちょっと仕込んだ数が多いかな…とは思いましたが、Choirの数が100人くらいだったから満遍なく声をとることができました。
そしてこのホール、思いのほかデッドでした。反響や残響が殆どといっていいくらい無いんです。なので、コンデンサーマイクをたくさん仕込んだ割には、ハウリングマージンも結構あっさりととることが出来ました。もっとごわごわになるかな~と思っていたのですが。
しかし、反響や残響が無いのでほとんどメインスピーカーからダイレクトに音が飛んでくる感じ…。リバーブを深くかけると何だかわざとらしいし…。この加減が結構悩みました。
なので、メインスピーカーにほんの少しディレイをかけて遅らせて、舞台の中から音が出ている感じにして、ショートタイムのリバーブをわざとらしくならない程度にかけました。
そうしたらいい感じにまとまりました
RHよりも本番の方が、Choirの皆さん、そしてリードをとっていた西村先生とも声が出ていて、大迫力でした。PA側が音量を押さえてしまうくらいでした。
初めてホールでのゴスペルのPAでしたが、非常に勉強になりました。バンドと声のバランス、そしてリードとChoirのバランス。あらかじめ貰っていた資料のCDを聴いてイメージを作っていて良かったです。あと、野外と室内でのPAもまた違うので、それもまた面白い勉強材料でした。
話は逸れますが、宮地楽器のゴスペルクラスが初めてコンサートを開いたのが中野ZEROの小ホールだったそうです。
11年ぶりに戻ってきたと舞台監督を務めていた音楽教室の主任さんが言っていました。
まだまだこのゴスペルクラスは熱いです!とても、パワフルなライブでした!