今日聴いたジャズ・・・
ARNOLD KLOS TRIO/ PEACE PIECE
ビル・エヴァンスに多大な影響を受けた、澤野公房を代表するピアニストの一人、アーノルド・クロスのリーダー作。
全13曲、エヴァンスのオリジナル、、”THE OPENER”、”PEACE PIECE”、アーノルド・クロスの3曲(8、11、12)をはさみ、
全編がエヴァンスの愛奏曲で綴られている。
エヴァンスを愛し、影響を受けているとはいえ、エヴァンスと一味違った春の日差しのように温かいぬくもりが感じられる。
エヴァンスの演奏がそうではないとは言わない。よい意味でクロスの演奏はある種の緊張感を強いられることなく聴ける。
本作を聴いてもクロスは確実にアイデンティティを確立していると思う。
さらりとして飽きが来ない・・クロスの作品には、そんな良さがある。
1、枯葉
2、DETOUR AHEAD
3、ISRAEL
4、PENSATIVA
5、ALL BLUES
6、いそしぎ
7、THE OPENER
8、I、O、U
9、PEACE PIECE
10、NIGHT AND DAY
11、VIA SOLARIS
12、LIKE A BAND
13、HOW DEEP IS THE OCEAN
ARNOLD KLOS(p)
JOS MACHTEL(b)
ERIC INEKE(ds)
2011年11月14日録音
ガクアジサイ
額の花こころばかりが旅にでて(森 澄雄)