竹焼酎『竹将』 (#201)

2007年04月08日 | お酒
ここ10年以上ビール党であったが、プリン体が気になる今日この頃、ビールは一杯目のみにしてあとは蒸留酒である焼酎にする事にしている。以前はお湯割りという概念が無かったため、芋焼酎を初めて飲んだ時ロックで頂いたのであるが、臭くてとても飲めなかった。しかし最近お湯割りで飲むのが一般的と知り、試してみたら何と香りを楽しみながら飲む事ができた。それからは『芋』中心になった。

最近は焼酎ブームでいろんな焼酎が出されているが、先日宮崎のお土産に頂いたのが
竹焼酎『竹将』である。





中身は『芋焼酎』らしいが、飲んでみると青竹独特の香りが芋の臭さを包んでくれて飲みやすくなっている。

こいつはなかなか旨いですよ!

銘柄は表記されてなかったが、どうやら『霧島』が入っているようだ。
そして裏側に但書が貼ってある。
=== 告知 ===
『この商品は竹焼酎の旨さを分かっていただくためのサンプル商品です。したがって代金は竹と加工費のみで、焼酎代は含まれておりません。詳しくは左記までお合わせ下さい。』


ほほーう、これはちゃんと商品になってないのか?と調べてみると、竹筒の容器に入れて飲むのは焼酎の本場九州では『かっぽ酒』と呼ばれており、比較的ポピュラーらしい。ただ商品としてはほとんど出されてなくて、長崎の『長崎大島醸造(株)』で竹焼酎が出されているが、これは製造工程で竹の粉末を入れているため『竹将』とは異なる。なぜ竹筒入りの焼酎が商品化されていないのか?それは竹筒に長く貯蔵しておくと本来の焼酎の風味が竹の香りに殺されてしまうからみたい。
長崎大島醸造(株)http://www.oshima-jyozou.co.jp/index.html

福岡の『博多小女郎』と言う米焼酎を竹筒に詰めて季節限定では発売されていた。(写真下)
http://www.h3.dion.ne.jp/~idepon/museam/variety/kojoro.html







リリーさん、お土産ありがとう!

竹焼酎、一度はお試しあれ!