創価学会の信仰に功徳はあるか?

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404.日蓮宗で重要視されてきた解説本。(単に遺文集を修正すれば済むか?)

2017年05月17日 00時50分50秒 | 日蓮系遺文
資料性があるので随時更新するかもしれません。

●遺文集を支える論文や研究書

先の記事で以下のとおりに書きました。
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「山喜房仏書林 日蓮聖人遺文の文献学的研究 鈴木一成」(一一ページ以降)初版は昭和四〇年四月八日
「平楽寺書店 昭和新修 日蓮聖人遺文全集 別巻」(一〜三五ページ)   初版は昭和九年二月
「日蓮宗 昭和定本 日蓮聖人遺文 三巻 目録」

非売品で中古本だけと思われる
「本化聖典解題提要 通論(日蓮聖人遺文の梗概) 山川知應」(一九二〜二二一ページ)初版は大正一二年四月、昭和の再版もあり。
この本だけ何故か、山川知應です。一般的には山川智応。

文献学的研究、昭和新修の別巻、解題提要の三冊については、これらの本を読むとわかりますが、各遺文集と対になっているのです。
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(1)国柱会 田中智学 山川知應の系統

解説本「本化聖典解題提要 通論(日蓮聖人遺文の梗概) 山川知應」 初版は大正一二年四月
辞書 「本化聖典大辞林」                     大正九年
遺文集「師子王文庫発行 類纂高祖遺文録 日蓮聖人御書全集」    初版は大正四年か?

現在は「大正類纂 高祖遺文録」を中心に読んでいる人は殆どいないと思います。
創価の盗用元探し目的とはいえ、私だけでは?(^_^;)
平成に出版された「師子王学会出版部 類纂日蓮聖人遺文集 平成版」もあります。

「本化聖典大辞林」は大正、昭和に国書刊行会、師子王文庫、山喜房など複数から出版されました。
現在でも中古で手に入ります。
解像度の低く印刷の悪い白黒写真ですが、失われた建物などの写真が幾つもあり貴重です。
最新の学説を除いて、仏教用語などの辞書として「現在でも使える辞書」です。

(2)日蓮宗 浅井要麟の系統

遺文集「平楽寺書店 昭和新修 日蓮聖人遺文全集 上下」   初版は昭和九年二月
解説本「平楽寺書店 昭和新修 日蓮聖人遺文全集 別巻」

普通に買うと、上下別巻、全三巻のセットですが、本記事では説明のため二行に分けました。

(3)日蓮宗 稲田海素の遺文集の系統と鈴木一成の解説本

遺文集と資料「日蓮宗 昭和定本 日蓮聖人遺文」 全四巻
解説本   「山喜房仏書林 日蓮聖人遺文の文献学的研究 鈴木一成」 初版 昭和四〇年四月八日

日蓮系では有名な昭和定本には三巻、四巻に膨大な資料があります。
他にも各遺文の系年などの学説を支えているのが、「日蓮聖人遺文の文献学的研究」だと思われます。ここでは紹介しなかった執行海秀さんの本もそうなのかもしれません。

昭和定本の奥付には日蓮宗の法主の記名もありますし、望月歓厚さん、鈴木一成さんの名前が併記されています。(望月歓厚さんの本は再販して安くして欲しいです。個人的に。(^_^;))

鈴木一成さんの死後は日蓮宗のお坊さんの研究により昭和定本が更新されていると思います。
創価学会のパクリ本の盗用剽窃元を探すのが最優先で、日蓮宗の研究論文を探す時間は当分、無さそうです。
少しずつ調べるしかないのですが。。。。

●まとめ

 日蓮宗では各々の解説本が「大正時代から出ています。」
大切なのは遺文集だけではなく、研究論文やこうした書籍も大事ということです。
これらの解説本は遺文集を作成する際の基礎資料の全てか一部であったことは疑う余地がありません。
マインドコントロールのある人を除き、普通の人であれば容易に理解できます。
例えば、遺文の年代特定や真偽未決など根拠が文献になっているということです。
創価や正宗の大好きな文証、理証ってやつですな。

昭和定本の参考文献に山川智応の本があること、浅井要麟の昭和新修と昭和定本に類似点があることなど、昭和定本がこれらを参考にしている点は言うまでもありません。

私のブログ読者は創価などの正宗系教団がほとんどだと思いますが、昭和定本に関して私が良い点を列挙したので、なんとなくでも理解して欲しいです。
実際は、日蓮宗の本を手にとって読まないかぎりは全く理解できないと思います。

正宗系教団側が反論するのはかまいませんが、批判と非難の違い。学説とは何か、どう使うべきか。日蓮教学と宗学の違いくらいは明記して下さい。そうでない方は時間の都合上お断りします。ブログ読者で遺文の異称に*を付けて自己顕示するのが異常に思えない人はもういないと思っています。
八風抄など、創価学会が独自に命名したなどと、元学会員の私でも恥ずかしいです。

遺文集の誤記や問題点を修正すれば済む、という単純な問題でないことをわかって欲しいです。

日蓮正宗には単独の解説本はあっても、遺文集の基礎資料となる解説本は存在していないそうです。創価学会が基礎的な研究もなく遺文集を修正すれば、それはやはり何処かの教団の学説を盗用または剽窃したことになります。

高橋粛道「日蓮正宗史の研究」
山口範道「日蓮正宗史の基礎的研究」

これらの本を読む気はないのですが、学会版2つの遺文集はもちろんのこと、平成新編に正式資料として、反映されているとは思えません。

「平成校定 日蓮大聖人御書」は未調査です。

池田大作が世界のリーダーとか世界の指導者とかお笑いにも程があるでしょう。
世界のリーダー、世界の指導者、永遠の師匠なりのきちんとした説明と謝罪を期待したいところですが、私は出来はしないと思っています。

昭和定本で望月歓厚さん、鈴木一成さんが日蓮宗法主の名前と併記されるくらいです。
新しい創価学会版遺文集が出るとすれば、日蓮正宗法主の名前と併記されるのは、「御本尊と信心のことを一番理解している、永遠の師匠であらせられる池田大作プレジデントしかいない」でしょう。

御書全集が一〇ヶ月で作成できるならば、池田大作著の”日蓮遺文の研究”についての解説本は二ヶ月もあれば大勝利で出るとおもいますが、如何でしょうか〜。

以上

獅子王

師子王
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