創価学会の信仰に功徳はあるか?

コメントする人は「01.創価学会の信仰に功徳はあるか?を書く前に」を読んでね。

安倍総理大臣の「徴兵制はあり得ない」は本当か?

2017年10月20日 21時14分09秒 | 公明党
6000文字くらいあり、長いですが選挙前ですので徴兵制について書いておきます。
安倍総理大臣は「徴兵制はあり得ない」と言っているが本当でしょうか?
創価のオジちゃんオバちゃんは理解不能だと思いますが、調べたことと思っていることを書いておきます。

●先進国と徴兵制

 G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの先進国)では軍隊は何処の国にもあります。
しかし古式の徴兵制は何処にもありません。後述します
長く徴兵制を取ってきたドイツやフランスも二十一世紀に入ってから徴兵制をやめているそうです。

●安倍総理大臣は「徴兵制はあり得ない」と言っているが本当か?

参議院会議録情報 第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号

 内閣総理大臣(安倍晋三君)の引用は読み飛ばしてもらっても解るように書きました。
忙しい人は赤文字のところだけ読んで下さい。

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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 徴兵制は、憲法第十八条が禁止する意に反する苦役に該当するなど、明確な憲法違反であります。徴兵制の導入は全くあり得ませんし、導入する余地は憲法上全くないということは明確に申し上げておきたいと思います。
 このような憲法解釈を変更する余地は全くないわけでありまして、いかなる安全保障環境の変化があろうとも、徴兵制が本人の意思に反して兵役に服する義務を強制的に負わせるものという本質が変わることはないわけであります。したがって、今後とも徴兵制が合憲になる余地は全くないわけであります。
 これは、総理大臣が替わっても、政権が替わっても、徴兵制の導入はあり得ないわけでありまして、子供たちを兵役に取ることは絶対ないと。これはもうどうか国民の皆様には御安心をいただきたいと、こう思うわけであります。
 まず、これは、憲法において全くこれは禁じられているということを申し上げた上で、例えば、では政策論的にそれが要求されるかといえば全くそれはないわけでありまして、自衛隊はこれはハイテク装備で固めたプロ集団でありまして、隊員育成には長い時間と相当な労力が掛かるわけでありまして、短期間で隊員が入れ替わる徴兵制では精強な自衛隊はつくれないわけでありまして、したがって安全保障政策上も徴兵制は必要ないわけでありまして、長く徴兵制を取ってきたドイツやフランスも二十一世紀に入ってから徴兵制をやめており、今やG7諸国はいずれも徴兵制を取っていないわけでございます。
 徴兵制、徴兵制と、このようにはやす人々はこうした国際的な常識に全く無知と言わざるを得ないと、このように思います。
--------------------<ここまで>--------------------

赤文字のところは本当なのでしょうか?
実は違います。

●高度な専門化した軍隊を持ったドイツで徴兵制はありました。

 高度な専門化した軍隊でありながら、ドイツでは2011年まで徴兵制はありました。
というわけで、「自衛隊がハイテク装備で固めたプロ集団」だから徴兵制はあり得ない、というのは誤魔化しです。
ハイテク装備でない兵役をさせればいいわけです。

消えても問題ないように.mhtで保管済。
徴兵されるようになる、というのはあり得るのですか?日本国憲法... - Yahoo!知恵袋

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将来、徴兵があるかどうかと問われると、未来のことは分かりませんが、

戦争ってのはインテリだけでできるわけでもありませんし、
筋肉バカだけでできるわけでもございません。
戦闘だけでなく法学や医学の関連の自衛官さんや機器の整備や
建築だの測量だのといった任務の自衛官さんもいらっしゃいます。

それらの構成のバランスが悪くなったら
それを補充するために徴兵することもあり得るのではないでしょうか。
--------------------<ここまで>--------------------

つまり、あなたの普段しているオシゴトと変わりありませんから「苦役ではありません」「初めてのオシゴトではありません。いつもやっていることなので安心してね。(ハート)」と言えるわけです。

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あのね、現状じゃ我が国だけじゃなく国際法で戦争そのものが禁止されているんだよ。

その上で、戦争ってなると国連が介入しようとする訳。
でも、それって常任理事国の都合次第だから、当てにならない。
つまり、ルールなんて有っても無いのと同じw
国連が存在してても色々と戦争が起きている現実があるからね。

で、我が国が傍観できるような遠い戦争なら、人事って事で片付けられるけど、
戦火が飛び火して世界的な戦いになった場合は見ない振りもできないし、
火の粉も降り注ぐだってある。

で、その火の粉が現状の戦力で振り払えない状態が見えるようになれば、
当然徴兵だって考えられるようになるだろうね。

結局、戦争ってルールの外で起こる事象なんだから、憲法なんて何の役にも立たないんだよ。
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下はかなり厳しい意見ですね。でもこれが現実だと思います。
この意見の世界情勢観を逆手に取れば、「平和憲法を維持したほうが外国から攻められない」という考えがあっても不思議ではありませんが、誰にも未来は分かりませんからね。平和憲法維持が吉と出るが凶と出るかは誰にも分かりません。

ドイツではナチスヒトラーの反省から、戦後のドイツ国民自身が軍部軍隊を監視し暴走を防ぐ事が徴兵制の目的の一つだったそうです。意外ですね。
結局、現代ではドイツと周辺諸国の平和状況であれば、徴兵制は不要という結論に「長い時間と莫大なお金と不幸を経験し、ようやく至った」のでしょう。
日本でもこうした不幸な連鎖の回り道をしたくないものです。

●弱小国家と徴兵制

 スイスでは現在でも徴兵制があります。
現代においてはスイスの周辺諸国が攻めてこないと考えたため、2013年に国民投票が行われたそうです。
徴兵制について国民投票した結果、73%で賛成され存続したそうです。
スイス人は過去、「何度も多くの国民が血を流した歴史」から「戦うことがアイデンティティー」だからです。

現代においてはスイスの周辺諸国が攻めてくることは考えにくいので、軍事的合理性はありません。
つまり「軍事的合理性だけで徴兵制の有り無しは決まらない。」ということです。

スイスの徴兵制が大半の男性を徴兵するようで、徴兵から帰った男子は一丁の銃を自宅に持ち帰り核シェルターなどに入れておくそうです。
スイスでは各家庭全てに核シェルターがあり100%だそうです。

大半の男性を徴兵する徴兵制は古い制度であり「不幸な戦争国家群」に必要と言えるでしょう。
但し先進国でも経済的徴兵制、選択的徴兵制は今でもあります。

私の考え
ドイツ、スイスと周辺諸国の状況と日本周辺諸国を考えると、中国韓国北朝鮮が前世紀の古くダメな国家がよくわかります。
この意味においては日本は欧米から見て、平和論、理性論だけならば日本は優秀と言えると私は考えています。
日本人は原爆投下や敗戦を経験しGHQによって戦後教育により、良くも悪くも悪平等や妄想的な平和を押し付けられて平和ボケ日本人が誕生しています。
(創価学会も戦うことが魂だみたいな事を言っていますが嘘でありアイデンティティーといえません。そして何故か何の力もない池田大作式平和論をとなえています。人命は地球より重い例えがありますが、池田のそれは口先だけで風船のように軽くどこへ行くのか分からず、中身なし。破裂すればうるさい音を立てて迷惑なだけです。精神的に幼稚な傾向のある創価員のオモチャといえるのではないでしょうか?)

参考リンク
「北朝鮮」のために☆がんばれ「公明党」☆「公明党」応援

●徴兵制は本当に憲法で禁じられているのでしょうか?

 先進国でも経済的徴兵制、選択的徴兵制は今でもありますが、徴兵制は憲法で禁じられていないのでしょうか?

第18条 奴隷的拘束及び苦役からの自由. 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

元内閣法制局長官 阪田雅裕
「徴兵は苦役でないと解釈を変更すれば可能」

憲法学者 小林節 慶応大学名誉教授
「日本を戦争から守る以上の公共の福祉はない」という解釈可能

「徴兵制は憲法で禁じられているとはいえない。」
憲法で禁止はしておらず、出来る/出来ないではなく、政府がする/しないの問題といえそうです。

9条も解釈変更するのが政府ですし、9条の解釈変更より簡単なようです。
「徴兵は日本だけでなく諸外国にとって当たり前で大切です。だから苦役でない」と言ってしまえば可能です。
海外でも基本的人権と並列し苦役でないと決まっているそうです。

私の考え
日本人のアイデンティティーは「横断歩道皆で渡れば怖くない」なので、諸外国がやっていればOKしそうなところは現代日本人のダメな所です。

●安保法を合憲とした学者たちも、徴兵制を合憲と言っています。

7月の参院選以降、憲法改正、徴兵制が決まりかねないことについて - こころのかけはし 政治・経済チーム
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安倍首相は「徴兵制など絶対にない。憲法違反だからだ」と以前国会答弁していますが、逆に言えば、「憲法を改正、解釈変更すれば、徴兵制ができる」という意味にもなります。
また、一方の石破茂氏は、「徴兵は苦役でないから憲法違反でない」と言っており、石破氏が政権を取れば、閣議決定で「徴兵制は合憲」とする可能性があります。
今回安保法を合憲とした学者たちも、徴兵制を合憲と言っています。
--------------------<ここまで>--------------------

●アメリカでは貧乏人をターゲットにした事実上の選択的徴兵制度

 アメリカでは富裕層を避けて、貧乏な地域や補助金を出した人や学校にリクルートして徴兵の勧誘があります。
もちろん強制ではなく最終的には個人の意志で決まりますが、貧乏人は徴兵に行くしかない場合もあるでしょう。
更にアメリカ補助金の受け取る高校は国家に名簿を提出しなくてはいけないそうです。
この名簿を使って電話などでリクルートしているそうです。

アメリカでは政治家や官僚の子息が戦争に行かない事が問題視されましたが大きなニュースにはなっていません。
アメリカですらこの点はうまく行ってないので、政治やマスコミが劣る日本では、政治家や官僚の子息が戦争に行かないのは当然至極です。
貧乏人が最前線、政治家や官僚の子息が後方支援になりそうです。
安倍政権の森友・加計問題を見れば、政治家や官僚の子息が忖度(そんたく)されるでしょう。
政治家や官僚はお金持ちで子息は優秀なはずですが、なぜか後方なわけです。

日本も貧乏人をターゲットにした事実上の経済的、選択的徴兵制度はありえるということです。

日本の自衛隊勧誘について書きたいことはあるのですが長くなるので割愛します。

増税が簡単に決まるのに対して、減税がなかなか決まらないのが政府とお役所。普段は縦割り行政、お役所仕事と批判されますが、徴兵制の時は簡単にお役所間の連携が出来るでしょう。

●日本人の戦前戦後の精神性

 派遣社員イジメや過労死のある日本では、より生死を分ける極限状況でどうなるか目に見えています。
私見ですが、日本人の精神性、宗教性は戦前、戦中より現代のほうが劣っていると私は思うようになりました。
証拠の一つとしてあげると、毎月のように親が子供を殺す事件があるからです。上(親)が下(子)を守らない精神性です。
戦時中の日本はロクな休暇なしに総力戦でアメリカ兵は休暇のある交代勤務だったそうですね。
負け戦だから当然の結果なのかもしれません。
挙句の果てに特攻隊で日本人魂、サムライ精神(天皇陛下万歳なども)と言いながら、ろくな兵器なしに人命軽視だったわけですから、今の日本人が戦争するのは、私はやはり強く反対します。

 経済戦争で中国に負けている日本が、中国系統(北朝鮮)と戦争して勝てるのでしょうか?非常に疑問です。

メモ
零戦は開戦時は敵の戦闘機に勝っていたようですが、米軍機の性能に追いつかれ追い越されています。
旧日本軍の兵器は優秀だったとの意見も多いですが、戦車や銃はかなり劣っていたようです。
戦艦は互角?だったみたいですが、ミッドウェー海戦の敗戦以後は押されっぱなしだったみたいです。
兵器の性能だけでなく資金、資源、開発力、工業生産力、情報収集力、分析力もあります。
暗号がアメリカに筒抜けだったのも敗戦の原因です。
ネット右翼や右翼の人には悪いですが、日本の軍事力(トータルの国力)に幻想を持たないほうが良いと思います。
竹島、北方領土が取り戻せない今の日本人に、北朝鮮や中国全土の国土や総合力(ロシアもか?)を相手にできるとは思えません。
現代なら在日中国人、韓国人、朝鮮人を日本から追い出すことが出来ない事が大きなマイナスであり、無理そうですね。
やっぱり私は戦争反対で抑止力の核兵器保持が安全そうな気がします。
旧日本軍弱小列伝

●選択的徴兵制度と全員強制的な徴兵制

 ここまで考えるといきなり全員強制的な徴兵制はなさそうです。

但し日本が選択的徴兵制度している間に、中国や北朝鮮と戦争になり、総力戦だ、国難だ、の合言葉のもと総力な全員強制的な徴兵制はあるかもしれません。中国と人口が違い過ぎますからね。先の記事のとおり、ここでも戦前、戦中と近くなります。

公明がPKO、自衛隊派兵やイラク戦争容認、安保法制容認と軍隊の自由度を国外に拡大して来たので国内であれば自公でなんでも出来るでしょう。
日本の政治家のレベルが低いことと池田大作のSGI提言で「国連主導で平和を!」がたいしたことないのが解ってもらえると思います。
対話とは話し合いのことですが、それはどの国の政治家もやっていることです。

政治素人の私でも調べるとここまでわかるので、創価公明が何も実現してないのがよくわかると思います。

●北朝鮮と仲の良い公明党

 中国、北朝鮮と仲の良い公明党には腹が立ちますね。(韓国はともかくとしても)
過去になんども掲載したリンクですが再度貼っておきます。
「北朝鮮」のために☆がんばれ「公明党」☆「公明党」応援

公明党議員、党員と学会本部職員は北朝鮮に行って北の核兵器廃絶が決まるまで帰ってこなくていいですよ。
学会員時代、何かにつけて「使命」「使命」と聞かされました。北朝鮮を説得することが創価公明の「使命」でしょう。
「仏法西還(ぶっぽうせいかん)」ですもんね。北朝鮮を手がかりに中国、インドといってらっしゃーい。
「不幸な戦争国家、北朝鮮、中国」を徴兵や戦争のない幸福国家に変えるんですよね?
創価の日蓮仏法とやらで、彼らを宿命転換するのですよね?

参考リンク
第二次大戦中の旧日本陸軍の休暇について、戦時中内地帰休が許さ... - Yahoo!知恵袋

>日本軍に休暇制度はありませんでした。
>第一次大戦以降の、大兵力による徴兵制軍隊をもってする長期戦において、第一線兵士の交代勤務による休暇制度は不可欠の制度となった。しかし、この制度を導入しなかったのが日本の軍隊であった。転勤・出張・新戦法教育などで後方の都市や内地と往復する機会がある将校とちがい、第一線勤務が長期にわたり、休暇制度もない日本の兵士たち

追記
ike1962さんのツイート: "米国アーミ・テージ元国務副長官 「憲法9条2項がなければ、日本はアフガン、イラク、湾岸、ベトナム、朝鮮戦争に本格的に参戦していた。」憲法が日本をどれだけ多くの戦争から、国民を守って来たのか分かりますね。 https://t.co/PWNyCNfqdW"

>マッカーサー元帥のチームが作成した日本国憲法が現在の日本国憲法のベースとなっている。実際に当時の国務長官ダレスは吉田首相に朝鮮戦争に参戦する様に要求されたが、憲法9条を盾に断ることができた。

憲法と日本に不利益な日米地位協定を押し付けてきたのはアメリカですから、過去のルールどおり血を流すのはアメリカ兵で良いのです。


以上

2017年10月22日 漢字修正と追記
2017年11月3日 ツイッターのリンクを追記
コメント (3)
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