霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

贖罪

2017-01-04 19:57:11 | 家族
東京で一人暮しをしている次男が昨日帰省し「一泊だけして帰る」という。
たまたま今日は同居している長男と長女も休みだった。
 
三人の子供達が幼かった頃の我が家は薄給に苦しみ、妻は米や野菜を実家から運び、子供達の簡単な
衣類は「手作り」で凌いでいた。
当然のことながら家族での行楽は勿論のこと外食などとも無縁の生活だった。

そのまま巣立った子供達への「償い」のつもりもあって朝から家族揃って真湯温泉でノンビリ湯に
浸かった後、焼き肉屋でアルコール付きのやや豪華な昼食会を行った。
焼き肉屋を選んだのは次男の好物が「岩手の冷麺」のためだった。

暫し昔ばなしで盛り上がったが、その中で「あの当時、主婦の貢献度があまり評価されなかった」と
妻がグチをこぼすのを聞いて少々驚いた。
心の中では十分に評価し感謝していたが「労いや感謝の言葉を口にしていなかった」ようだ。



とんぼ返りの次男は早い夕食にグラタンをリクエストし、大きいお腹を満腹にしてから帰り支度を
始めた。
そして、駅まで見送った母の「身体に気を付けて頑張って」との言葉に「ウン」と頷いたまま後ろを
振り返りもせずに新幹線のホームに向かった。


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2 コメント

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Unknown (スベルべ)
2017-01-05 04:43:01
 なんだか、身につまされお話です。
我が家も同じような暮らしで、外食はもちろんの事クリスマスケーキも無かったなー。
妻が、全部手作りで大きなクリスマスケーキを作ったり、着るものも作っていました。
家族そろっての旅行も無く、夏休みリ唯一の楽しみが家族登山でした。
でも、貧しくても幸せはあると言う事は、十分すぎるほど教えられたのかも知れません(笑)。
つい、そんなことを書いてしまいましたが、今年もよろしくお願いいたします。
Unknown (霜後桃源記)
2017-01-05 05:03:21
スベルベさん
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

「家族登山」は最高の家族サービスだったと思われます。
私には家族サービスなどという概念が頭に無かったようです。自分自身がそのような育ち方をして来なかったこともありますが、当時読んだ石原慎太郎の「スパルタ教育」という悪書に少なからず影響を受けたようにも思われます。
いずれにせよ「教育者としては全く失格だった」と悔やまれます。

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