プロ家庭教師 俵屋の日記

気になること あれこれ

「太陽と月」の問題の解き方

2013年09月21日 | 理科
今夜も月がきれいです。
今夜は立待月ですね。

では早速(?)、太陽と月の問題の解き方です。

まず、こんな感じで地平線と方角を描きます。

ここに太陽と月の図を描き込むのですが、図の中における時間はこんな感じです。
季節感は無視します。
太陽は6:00に出て18:00に沈むという設定です。
18:00から6:00は太陽も月も地平線の下にあることになります。

次に月の形ですが、
細い月

  左が三日月、右が二十六日月ですが、ちょっと太かったですね‥

半月

  左が上弦の月、右が下弦の月

太い月

あとは満月と新月があります。


これらを太陽と共に先ほどの図に描いていきます。
たとえば夕方南西の空に月が見えた、とするとこんな図になります。

太陽と月が南を中心としてどんな角度になっているか、が月の形を決めます。
・90°より小さい‥‥細い月
・90°‥‥半月
・90°より大きい‥‥太い月
・180°‥‥満月
・0°‥‥新月
となります。
そして、満月と新月以外は、太陽のある方が光ります。

という訳で、上の例の月は
・角度が90°より小さい
・太陽は月の右側なので月は右側が光る
これを図に描き込むとこうなります。

三日月でした。


ではもう一つ、夜10時ころ真南に見える月は?

図にするとこうですね。

角度は90°より大きく、太陽は月の右側、ということからこんな図になります。

例として挙げておいてなんですが、この月の名前は私が使っているテキストには載っていないようですね‥


まあ、こんな感じに図で描いていくと
「下弦の月が南中するのは何時?」
「二十六日月が見えなくなるのは何時?」
などの問題も結構簡単に解けますので、
受験生の方は参考にしてください。

中秋の名月

2013年09月19日 | 日記
今日はお月見の日ですね。

昨日授業へ行く道すがらによいススキが生えていたので採ってきました。


一晩で1本は穂が開いてきましたね。

そしてお供えもこんな感じで。


名古屋の辺りのお月見団子は丸くないのですね。
なんでも里芋の形だとか‥?

私の部屋は東向きなので、今18:30ころですが
大変結構な満月が眺められます。
このまま眺めていたいところですが、これから授業です。残念。


お月見にからめて理科の「太陽と月」の解き方の解説を書こうと思っていたのですが、
解説に必要な図を描くためのイラストレーターが一身上の都合で最近具合が悪く
結局間に合いませんでした。
帰ってきてから気長に描いて、「太陽と月」の解説は後日書こうと思います。

重陽の節句

2013年09月09日 | 日記
ここしばらくパソ子の調子が悪く
小四郎先生にもご面倒をおかけして何やかややっているうちに夏休みも終わり
今日は重陽の節句です。

菊酒を頂く日なのですがすっかり忘れていました。

夕方授業に向かっている最中に気づき
授業後帰り道にあるスーパーに3軒ばかり寄ったのですが
どこも食用菊は置いてありませんでした。
成城石井にはあるかと思ったのですが‥

仕方がないので「重陽の節句」とラベルの貼ってあった花束を買い、
菊の花を摘んで日本酒に浮かべてみました。


菊酒がどんなもんか実はよくわかっていないのでまあこれで十分でしょう‥

お酒はあまり飲まないので量も少なめです。



さて、勉強の秋です。
夏休みに思うように学習が進まなかった生徒達にも発破をかけるとしましょう。