株式会社インテック左右田 長野市、畳・内装屋の色々ブログ

長野で畳・内装工事業をさせてもらってます。創業65年、3代目・・・世間では財を食い潰すと言われてますがどうなる事やら。

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畳類に関する公正競争規約って・・・

2016年11月07日 | 日記
畳類に関する公正競争規約が8年もの歳月を掛けて作成検討されている。
この畳類公正競争規約とは何か?簡単に説明をすると、消費者が『畳類』等を購入する際、嘘のない表示で嘘のない商品が提供される様、業界内で統一したルールを作成する。

では何故、この様な事を考える事となったのか?
普段あちこちで目にする機会は多い畳ですが、消費者は勿論、設計者や建設屋さんにも意外と詳しく知られていないのが実情です。
畳のゴザ(畳表)には、国産品と中国産品があり、用途や予算によって使い分けられています。
やはり国産品と中国産品とでは、仕入れ価格も販売価格もまったく違います。
消費者も設計者も建設屋さんも、畳屋から『この畳表は国産品ですよ!』と言われれば当然それを信用しますよね。
本当に国産品かを確かめる術を知りませんもんね。
そこにつけ込んで、中国産品を国産品と称して高額な請求をする畳屋が多々存在する事。
また、畳屋に畳表を販売している問屋が偽装販売をしたりしている事。
そんな業界内の恥ずべき実情を打開する為に『畳類公正競争規約』を作成しようという事になりました。

この恥ずべき実情打開策なのに何故8年もの歳月を費やしても出来ないのか?
当初は、全国の真っ当な仕事をしている畳屋の大半が賛成で規約の早期作成が期待されてました。
しかし、出発点である『畳表の正当表示』がいつの間にか、業界内一部団体の既得権益奪い合いへと話がすり替わってしまったからです。

畳類公正競争規約を作成するにあたって、『畳類公正競争規約連絡会』という会議体が作られ、その中に「各委員会」「幹事会」が作られました。
●「連絡会」とは、全国より畳に携わっている者を募集し、規約作成へ向けての提案・検討への参加、情報の共有を図る母体。
●「各委員会」とは、連絡会メンバーが、調査・広報委員会、規約検討委員会、公正取引協議会検討委員会に分かれ各協議をする場。
●「幹事会」とは、各委員会、連絡会よりあがった事項を協議検討する場、又は逆の流れで、幹事会より各委員会、連絡会において協議、検討を指示する場。

しかし・・・実際に蓋を開けてみると、より多く意見を吸い上げ、規約作成へ向けての提案・検討、情報の共有部分である「連絡会」をまったく機能させず、公正競争規約担当省庁へ向けた合意の数集めと、総会成立へ向けた委任状数の調整に使う数集めが「連絡会」でした。
「連絡会」とは、「幹事会」が作った架空の会議体である事が判明し、まったく情報が流れない状態を危惧した連絡会メンバーや全国の多くの畳屋が問い合わせた所、「幹事会」を構成する畳業界8団体の一部の団体が、その団体の既得権益確保の為に独断で事を進め、他の団体代表等は何も口出し出来ない状態である。
この団体は、各都道府県にある畳の組合が一部加盟する全国的な団体でもあるのだが、その長には誰も逆らえず、何も聞く耳持たない『ドン』らしい。
畳業界と言う、小さな枠の中なので、そこの権力者が暴走しない様、しっかりと手綱を引き、善悪をハッキリさせる立場である担当省庁までもが、その『ドン』か支援する地元選挙区選出の国会議員が代表であった議員連盟からの圧力により、善悪の判断が出来ない。

消費者の為に公正で分かりやすい業界ルールを作るはずの畳類公正競争規約が、畳業界の一部の長の権力保持の為、またこの団体の資金集めの為に議員連盟が利益供与に加担し、関係省庁が言いなりとなってしまう。
そんな長を駆除し、このまま強行される事のない様、本来あるべき会議体の運営を望む多くの関係者から、「連絡会」の早期正常化、業界内の利益供与でない規約の見直し、それが実現されるまでの規約作成凍結を求める声が上がっているが、そんな状態を無視し、正常機能していないままで強引に規約を作り運営しようとする事に多大な疑問と不信を抱かざるを得ない。
まるで、東京都豊洲新市場問題を見ているかの様だ…

私はこの『ドン』が操る団体には属していないので、この『ドン』にイジメられたりする事は無いし、「私の人生に大勢の影響はない」人物だったのだが、まさかここまで権力と政治家を使って好き勝手に業界を私物化しようとする事に、「私の人生に若干の影響あり」の人物になってしまった
そして、そんな業界に自分が居る事も現実なのだから、言うべき事は言わさせて頂きます。
以前、まったく別の事でも私物化があり、面と向かって言わさせてもらった事があったが、私の日本語語学力が無かったのか、まったく理解されておられなく、別の星の人かと感じた事があったが・・・…

「畳類公正競争規約」、本来だったら、国産畳表と中国産畳表をきちんと分けて、その畳表の流通経路が明確化され、消費者が騙される事のない様、業界で責任をもちましょう!と言った、とても良い規約のはずだったのにな〜
どーしてこうなってしまうのか………
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今日のブログの追記

2016年05月18日 | 日記
今回の熊本地震の際に、前回のブログで紹介させてもらった、5日で5000枚の約束プロジェクト委員会が機能し、長野にも畳作製依頼が来ました。
熊本にて被災された方々が冷たいフローリングの上に薄い毛布を敷いた所に居るのを、暖かく柔らかい畳の上でほんの少しでも気持ちを和らげる事が出来たのなら、本当に良い事に携わらせて頂いたと思ってます。
しかし今日、地元長野の新聞折り込みチラシを見てビックリした事がある。
自分の会社の宣伝広告としてこの活動を使っているとんでもない会社を見てしまった。
こういった活動は、自分が出来る事を粛々とやり、被災を受けた人達の立場で物事をするべきだと思うのだが…
イベントにでも参加したかの様に、ここぞとばかりに自社の折り込みチラシの宣伝広告材料として恩着せがましく扱うのには甚だ腹が立って仕方ない!
いったい何を考えてこのボランティア組織に入っているのか!
同じ組織に属する者として、恥ずかしいやら、情けないやら・・・。
この組織に属する他の同じ長野の畳屋さんは、あんな広告材料として扱う様な偽善業者では無い事をご理解下さい!!
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畳表の産地、八代に

2016年05月18日 | 日記
熊本地震から一ヶ月が経過した熊本県八代市。
国産畳表の95%のい草生産、表への加工をしているのが、ここ熊本の八代、宇城の一帯です。
弊社が取り扱う国産畳表のほとんどがこの地から届いています。
昨年より続く、オーナーい草田として契約をして頂いている農家、生産者さんとの研修会があり、このタイミングで熊本に行く事となりました。

初日は雨で気温も13度程とかなり肌寒く、い草田へ出ての作業は出来ず、倉庫内にてい草の株分け作業をしました。


大きくまとまっている株から、新芽が出ている部分を見付け、一本一本選り分けて切り離していく作業をしたら、ポットにその分けた株を植えていきます。


新芽を見付けながら選り分けていく作業、なかなか新芽を見付けられず、無駄にしてしまったのも多々、かなり多々あったかと思います(・・;)
農家さん、ごめんなさい(°_°)


今年より本格始動した新種の「涼風」です。
今年のオーナーい草田はこの涼風を植えてもらってます。
枯れにくく、茎の強さ・太さ・長さも良い方向に改良された品種です。
どんな畳表として仕上がって来るか、凄く楽しみです!



翌日は今、畳業界関係者が困惑している事柄である、公正競争規約と地理的表示保護制度の説明会を開催してもらいました。
畳に携わる様々な職種、立場の違いで見方、捉え方は各々違いかと思います。
公正競争規約は、消費者保護の視点から消費者庁が所管です。
地理的表示保護は、生産者(生産地)保護の視点から農林水産省が所管です。


消費者保護、生産者保護、どちらもとても必要な事です!
が・・・この制度、中身を決めている人は誰?
どちらも、本当にこの制度を必要としている「現場」を熟知している人達?
畳に絡む様々な利害関係が入り混じった所が、人が、既得権益を保守する為だけに消費者・生産者保護といった良い言葉で大義名分をかざして作り上げていたとしたら、今後空中分解してしまう制度となり、畳業界の恥として残るのだろーなー!
本気で消費者保護・生産者保護を考えているのなら、視点がまったく違うのでは?と感じる内容だと、私は感じた次第です。あくまでも私はです。


今回、熊本地震から一ヶ月が経過した段階でお伺いさせて頂き、まだまだ通常の生活環境とはいかない中、笑顔でい草や業界の事を話してくれていた農家の皆さんでしたが、我々には見せない重い壁やキズがある様に感じました。
今後も畳で飯を食わしてもらっている畳屋として、できる範囲で今回のこの震災と向き合っていかないと、と強く感じました。
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長野市と協定締結をしました

2016年03月29日 | 日記
久し振りのブログ更新です。

皆さん、『5日で5000枚の約束プロジェクト』ってご存知ですか?
もし、災害等が発生し、避難所が開設された際、もしそこが板の間、フローリングだった場合、床から来る冷えや硬さ、ホコリ等で身体まで疲れ切ってしまう、よく眠れないなどといった事があります。避難が長期化すればなおさらだと思います。
この『5日で5000枚の約束プロジェクト』は、そんな避難所に畳を届けて少しでも避難生活の癒しになれれば!といったプロジェクトです。
地域の畳屋が協力し合い、畳屋として何か貢献出来る事をする。
そんな思いから兵庫県の畳屋さんが始められ、その想いが全国の畳業界関係者へと広がりを見せている全国プロジェクトです。
阪神淡路大震災をご自身で経験されたからこその行動力です。

そんなプロジェクトの一助を担える事が出来ればと思い、長野市内にある畳組合長野支部の有志メンバーを集い、長野市危機管理防災課の皆様と話を詰め、本日協定書の調印式を迎える事が出来ました。
長野県内では長野市が一番最初の協定市です。
この協定を円滑に進めるに当たり、とても大きな壁がありました。まだその壁は無くなってはおりませんが、長野市内の畳屋さんに限っては皆さん色んな思いを持ちながらでも、協力をしてくれました。
やはり、地域・県下の畳業界が一丸となって協力できなければ紙の上だけの協定で終ってしまいます。
何処の地域でも、その職種の品格を下げる限られた同業者は居るものです。
粗末な製品、偽りのある品物・公正証紙、相手を騙す請求…
そんな事業所とは一緒に出来ない、同じ所に名前を載せられたくない。
この素晴らしいプロジェクトが長野県内にまったく広がりを見せないのはそんな事が物凄く邪魔をしています。
勿論、正直言って私も同じ思いはあります。
無いに越した事はないですが、もしも災害が発生してしまい、被災された方が冷たい、硬い、ホコリが舞うフローリングの上で寝起きをしている。そこに畳がある事で少しでも楽に過ごせる事が出来るなら畳を敷いてあげたい。
災害時には前記した様な同業者争いは一時休止して、出来る事はやらせて頂くと言った行動が大切なんじゃないかな!
そんな思いを長野県の畳組合の協力を得ながら、各市町村の賛同を得れる畳屋さんに中心となって協定を結んでもらい、このプロジェクトを長野県下に広げる事が出来ればいいな!!
それにはまず最初に私が商いをさせてもらい、生活させてもらっている長野市から最初の一歩を踏み出した今日の協定調印式でした。


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京都迎賓館を観覧して来ました

2015年08月03日 | 日記
久し振りのblog更新です^^;

先日、なかなか見る事の出来ない、京都の迎賓館を観覧させていただく機会を頂戴したので猛烈な暑さの中、京都へと足を伸ばしました。


国が考える、海外に向けての日本のおもてなし建築とはどんなものなのか?和室は有るのか?日本の伝統的な建築文化は使われているのか?色んな事を考えながら入館しました。




さすが、迎賓館!
入るなり、圧倒されました。
しばし写真をお楽しみ下さい(^^)








そして職業柄、1番見たかった和室です。




この迎賓館用に畳表の原料であるい草を栽培し、中継で織り上げた畳表。
この迎賓館用に麻生地に色染めし、裁断した畳へり。
そんな材料を使い、一流の腕と経験を持つ畳職人が1枚1枚厳しい目で『畳』と言う品に作り上げた物。
写真をよ~く見ると畳の真ん中にラインが見えると思います。
それが中継表といって、い草一本一本の色の良い真ん中の部分だけを使い、先と根の部分は使わない。
とても贅沢で希少価値のある物です。
畳は日に焼けると黄色くなりますが、良い表になればなる程、均一な黄金色に焼け、重厚感と気品が出ます。
さて、この写真の焼け方・・・皆さんはどー見ますかね?
私は個人的に…綺麗な部類には入るが・・・残念…ってな感じでした。



和室以外は当然、フローリングや絨毯ですが必ず、障子・襖といった日本独自の建築様式が使われており、国が考えるおもてなし様式を嬉しく思いました。
今色々とあまり良くない事で話題の、2020年開催東京オリンピック。
畳プロジェクトチームとして、どんな提案が出来るか、どんなおもてなしの空間を演出出来るか。
迎賓館とまでは当然いきませんが、外国の方が日本を感じる事の出来るヒントにはなったのかな?

日本の伝統的な建築様式、捨てたもんじゃないですよ~(^^)!
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