
1月31日 本日のドル・円相場東京市場終値(17時):121.29/34 安値121.17 高値121.75
ドル反落。121.40を下回り、ドル買いシグナルは一旦消滅。ただし、反落したことで中期的な上値ポテンシャルは拡大。31日の東京市場ドル・円相場はドルが4日ぶりに反落。午後5時時点の終値は前日比約61銭円高・ドル安の121.29/34。
30日の海外市場では米FOMCを控えてG3通貨は全般的に小動きとなったが、円が若干買い戻される形となった。欧州財務相会合での円安牽制発言に続き、ドイツのシュタインブルック財務相の“G7で為替相場について議論し、その中にはユーロ・円も含まれる”との発言から円の買い戻しが入る形となり、ドル円は東京次官の122.00から121.47まで下落。ユーロ・円も158.14から157.43まで下落した。ドルはウォールストリートジャーナルでGDPが弱くなるとの記事が出たこともドルの上値を重くする要因となった。尤もドル円はその後121.75まで切り返すなど下値も堅い展開となった。30日は円>ユーロ>ドルの順番でNY市場を終えている。
東京市場は121.67/72で寄り付いた。朝方のシドニー市場では121.75まで上昇したが、東京市場寄り付き後はドル売りが優勢な展開。ロンドン市場入り口に121.17まで下落した。引けにかけて121.30台まで戻して本日の東京市場の取引を終了した。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は120.62近辺。上下の2σはそれぞれ122.60と118.60近辺となり、前日比で縮小している。MACDはマイナス領域に転換し、ドル売りシグナルを示唆。RSIは64.70と前日の73.96から低下となっている。また、パラボリックシステムは円売り/ドル買いシグナルを継続している。
本日の東京市場の欧州通貨終値は対ドルで反落。英ポンド(1.9578)、ユーロ(1.2952)、スイスフラン(1.2541)とも軟調となっている。一方、対円でも、ポンド円(237.50)、ユーロ円(157.12)、スイスフラン円(96.74)と反落している。
相場は11日に119.40以上で引け、ドル買いシグナルが点灯。終値で120.20を下回らない限り、第一上値目標値121.00、第二上値目標値121.80を目指す展開と予測していた。
P&Fチャートの形状は、下落後に急速に切り返す逆転上昇パターンとなっており、ドルの下値は堅く、対円での強含み基調は継続すると予測していた。まずは2005年12月の121.40(終値では121.29)の上抜けを試す形になると見ていたが、18日の引け後にこの水準も突破。相場が121円台に乗せてまだ若いことから、もたつきはあっても、終値で121.00を下回らない限りは、第二上値目標値121.80を目指す展開と予測していた。22日の海外市場で121.80に到達したことから、上昇一服感が漂う可能性があるとみていた。
チャート上では24日から、終値ベースで23日の121.52を高値に反落する形となっていた。22日の海外市場で第二上値目標値の121.80まで上昇し、24日は東京市場で121.79まで上昇したことで上値ポテンシャルを一旦出し尽くした状態。中東筋のキャリートレードの巻き戻しという格好の売り材料に敏感に反応して120.65まで下落。その後121.66まで戻すものの、120.77まで再度反落、そして121.18まで戻す乱高下となった。24日の罫線ではかなり下ヒゲが長くなっており、それが25日の上値の重さに繋がったが、26日も下ヒゲが伸びており、ひととおり下値を叩いた感がある。短期的には終値で121.00を超える水準まで戻さない限り、ドルの下値も限定的と見ていた。相場は26日に121.54まで上昇し、1月23日終値の121.52に並ぶ位置まで戻し、買いシグナル点灯寸前となっていた。
その後相場は、29日に121.60を上回り、ドル買いシグナルが点灯。上値目標値は、第一目標値123.20、第二目標値123.80と計測していたが、本日、終値で121.40を下回ったことからドル買いシグナルは一旦消滅。仕切り直しとなった。今後、切り返して122.00以上で引けると上値目標値として123.60、124.80を計測している。一方、相場が下値を拡大して終値で120.40を割り込む場合は、下値余地も大きく、下値目標値として118.00を計測している。
ドル円の上昇一服感の要因の一つにドルが122.36を超えられなかったことがある。2002年1月31日の135.14から2005年1月17日の101.68までの下落幅33円46銭の0.618(61.8%)戻しに当たる122.358に対して、相場は19日の122.20、30日の122.00で短期的な二番天井とも見える。
しかし、対主要通貨での絶対金利差は大きく、円の金利面からの不利な状況に変化はなく、G7を控えた円高リスクや政府。中銀高官の円安牽制発言などから短期的には円の下落を抑える要因となるものの、中長期的に見れば円の下落余地は大きいと予測している。
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値


上値:終値で122.00以上で引けると→:上値目標値123.60、124.80
下値:終値で120.40を下回ると→:下値目標値118.00
的中例(目標値到達後60銭〜1円程度逆方向に行った場合に的中とみなしている)


下値:2006年1月4日終値で116.43を下回り、売りシグナル→:113.40(1月12日113.42)
上値:1月26日に終値で115.40を上回り、買いシグナル→:117.60(到達)
下値:2月24日終値で117.20を下回り、売りシグナル→:115.40(3月1日115.46)
下値:4月24日終値で116.99以下で引け、売りシグナル→:114.40(4月25日114.50)
下値:5月10日終値で111.19以下で引け、売りシグナル→:109.40(5月12日安値109.33)
上値:7月14日終値で115.60以上で引け、ドル買いシグナル→:117.80(19日高値117.88)
下値:7月27日終値で116.19以下で引け、売りシグナル→:113.80(8月4日安値113.97)
上値:10月10日終値で118.40以上で引け、ドル買いシグナル→:119.40(10月11日終値119.50)
下値:11月24日終値で117.40を下回り、ドル売りシグナル→:114.40(12月5日安値114.43)
上値:1月11日終値で119.40以上で引け、ドル買いシグナル→:121.80(1月22日高値121.80)



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