相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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ドル・円テクニカル分析(2月9日)

2007-02-10 02:18:48 | ドル・円テクニカル分析
2月9日 本日のドル・円相場

東京市場終値(17時):121.30/33  安値120.98 高値121.50

ドル3日続伸。東京市場終値で120.80を下回らない限り、122.00〜122.20の上抜けを目指す展開。上抜けすると上値目標値は123.60、124.80

9日の東京市場ドル・円相場はドルが3日続伸。午後5時時点の終値は前日比約18銭円安・ドル高の121.30/33。
8日の海外市場では、円が対英ポンド、対スイスフランを除き軟調地合いを継続した。英中銀が政策金利据え置きを発表し、先月同様に予想外の利上げを期待していた参加者から失望的なポンド売りが入り、ポンド・ドルが下落。ドル買い相場となり、ドル円の上昇に繋がる形となった。ドル・円は121.45まで上昇した。その後のECB理事会では予想通り政策金利の据え置きを発表したものの、トリシェECB総裁の記者会見で“strong vigilance”(強い警戒)との文言が使われて事実上の3月の利上げを示唆したことや、賃金上昇リスクがインフレの加速に結びつく懸念が示されたことからからユーロが対主要通貨で堅調な展開となった。ユーロは1.3043まで上昇するなどユーロ・ドルの上昇によるドル売りからドル・円はジリジリと値を崩す展開となり、121.02まで下落。121.03でNY市場を終えている。8日のG3通貨はユーロ>ドル>円の順番であった。
東京市場は121.12/17で寄り付いた。朝方のシドニー市場で120.98まで下落したが、東京市場寄り付き後はドル買いが優勢の展開。利食い売りをこなしながらもジリジリと上値を試し、4時半には121.50まで上昇した。引けにかけて121.11まで下落したが、121.30台で本日の東京市場の取引を終了した。
本日の東京市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は121.04近辺。上下の2σはそれぞれ121.98と120.11近辺となり、前日比で縮小している。MACDはマイナス領域を継続するもマイナス幅を縮小。RSIは59.27と前日の58.04から上昇となっている。また、パラボリックシステムは円買い/ドル売りシグナルを継続している。
本日の東京市場の欧州通貨終値は対ドルで弱含み。英ポンド(1.9506)は続落、ユーロ(1.3006)は小幅反落、スイスフラン(1.2490)は続落となっている。一方、対円では、ポンド円(236.63)は急反落、ユーロ円(157.78)は3日続伸、スイスフラン円(97.13)は小幅反落となっている。
ドル・円相場は1月11日に119.40以上で引け、ドル買いシグナルが点灯。第一上値目標値121.00、第二上値目標値121.80と予測していた。その後22日の海外市場で121.80に到達したことから、上昇一服感が漂う可能性を予測していた。121.80を示現後、25日は120.20まで反落したが、その後切り返し、29日に122.20まで上昇。しかし、その後は下落歩調となり、6日の海外市場で119.96まで下落する展開となっていた。
P&Fチャート上では、終値ベースで23日の121.52を高値に、25日に120.54まで反落。その後切り返して30日に121.92となったが、反落。1日には終値で120.69まで下落した。2日には終値で120.77と反発し、海外市場では121.37まで急回復したが、5日は押し戻され、120.61と反落した。相場は7日も続落し、120.39となり、120.40を僅かに下回ったことから、ドル売りシグナルが点灯。下値目標値を118.00と計測していた。相場は7日に120.45と小幅反発したが、チャート上に変化はなく、東京市場終値で120.80以上を回復しない限りはドルの下値リスクは燻り続ける状態と見ていた。
しかし、相場は8日に121.14で引け、120.80以上となったことからドル売りシグナルは消滅し、ドルの下値リスクは後退した。ただし、ドル買いシグナルに転換しているわけではないことから可能性は低いものの、再度反落した場合はドルの下値ポテンシャルも拡大することになる。今後の展開として120.20を下回る場合は、下値目標値として119.00、116.60を計測している。一方、上値については、ザラ場では122.20や122.36などの壁を突破する必要があるものの、終値で122.00を上回ると、上値目標値としては123.60、124.80と計測している。P&Fチャート上では1月23日以降、終値ベースで121.92と120.39のレンジを形成し、エネルギーを蓄積している状況となっている。8日の海外市場では121.45、本日9日の東京市場では121.50まで上昇し、相場のリズムというか、相場の習性から再度122.00〜122.20の上抜けを目指す形となっている。現段階では120.80を下回らない限り、122.00〜122.20の上抜けを目指してドルが上値を試すバイアスが継続すると予測している。
G7を前にした円のショートカバー局面が終了し、再度、円を売り直す展開が継続している。9日中に122.20を突破するとは考えにくいが、G7通過後は円の下落余地が広がるものと考えている。15日の日本のGDPと、米国債の償還と利払いによるドル売り・円買い需要が目先のドルの上値抑制要因であるが、一時的なものに留まると考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で122.00を上回ると→:上値目標値123.60、124.80
下値:終値で120.20を下回ると→:下値目標値119.00、116.60

的中例(目標値到達後60銭〜1円程度逆方向に行った場合に的中とみなしている)
下値:2006年1月4日終値で116.43を下回り、売りシグナル→:113.40(1月12日113.42)
上値:1月26日に終値で115.40を上回り、買いシグナル→:117.60(到達)
下値:2月24日終値で117.20を下回り、売りシグナル→:115.40(3月1日115.46)
下値:4月24日終値で116.99以下で引け、売りシグナル→:114.40(4月25日114.50)
下値:5月10日終値で111.19以下で引け、売りシグナル→:109.40(5月12日安値109.33)
上値:7月14日終値で115.60以上で引け、ドル買いシグナル→:117.80(19日高値117.88)
下値:7月27日終値で116.19以下で引け、売りシグナル→:113.80(8月4日安値113.97)
上値:10月10日終値で118.40以上で引け、ドル買いシグナル→:119.40(10月11日終値119.50)
下値:11月24日終値で117.40を下回り、ドル売りシグナル→:114.40(12月5日安値114.43)
上値:1月11日終値で119.40以上で引け、ドル買いシグナル→:121.80(1月22日高値121.80)


15日より、ユーロ・ドルテクニカル分析を『ファンドマネージャーの相場絵日記』で開始しました。ブックマークからもご覧になれますhttp://diary.jp.aol.com/y6hdv9rgcnet/

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