こうして晴れて活動家になった社会人一年目の私。
創価学会員の活動の多くは、活動家(新聞啓蒙したり、選挙を頼んだり、折伏をしたりできる人のこと)を増やすことに費やされます。
創価学会は会費も無料。貧乏人と病人のための宗教。
などといいますが、実は活動家になるとけっこう出費が増えます。
しかも、あまりお金を使っているという意識がないのが問題です。
これは「創価学会に関する出費はすべてお布施のようなものだから、後でお友達を連れていっぱい帰ってくる(=使ったお金が増えて戻ってくる)」と教えられているからかも知れません。
こうしたときも、出所不明の体験談などが大いに活用されます。
「創価学会の活動にお金を使ったら、思わぬところからお金が入った」などです。
これもつきつめていけば「思わぬところ」などではなく、入るべきして入ったお金、ということが多いのですが、
マインドコントロールされていると「自分の身に起こる幸運が、信仰のもたらす奇跡のように思えてしまう」のです。
それでは私が活動家になった一年目を振り返って、一人の活動家が誕生すればどれぐらいの経済効果が創価学会にあるのか見てみましょう。
一人の活動家が誕生すれば、まず聖教新聞の購読部数が増えます。
たとえ実家に住んでいて家族が聖教新聞を取っていたとしても、マイ聖教といって、自分用に聖教新聞を取ることを推奨されるからです。
私の場合も、活動家になったときに「自分用の聖教新聞代」として母にお金を払うようになりました。
母は躁鬱病の影響でしょうか。すでに一人で十部もの聖教新聞をとっていました(それだけで月2万円近く。×12で……もう考えたくアリマセン)。
それを友人に配布したりする予定……だったと思うのですが、ほとんどは廃品回収に出していたような気がします。
また、聖教新聞だけでなく、公明新聞もとるように言われます(なぜ公明新聞が強制? 政教分離なのに??)。
素直な私は新社会人の少ない給料からそれも捻出するようになりました。
外部購読者だけでなく、内部の購読者、同じ世帯の購読者もノルマ+1にできますから、
活動家になった時点で、聖教新聞、公明新聞がプラス1の成果をあげることができるのです。
もちろん、中には活動家になっても、複数部数の聖教新聞を取ることに疑問を感じる人もいるし、
家族が疑問を感じてそれをさせない場合もあります(賢明なご家族です)。
しかし、そうした人は組織の人から「そんなところでお金をけちっていたら、他で損をする」などと陰口をたたかれたりします。
まことしやかに「創価学会の活動のためにお金をけちった人の末路」なる出所不明の体験談が流れてきたこともありました。
まず、ここまで。
当時の聖教新聞や公明新聞の値段が分からないので、今の料金で、聖教新聞が一ヶ月1934円(税込み)+公明新聞一ヶ月1887円(税込み)
これにプラス、座談会などで使用する「大白蓮華」という雑誌も毎月購読するように言われるので、これが205円(税込み)
さらに青年部は創価新報という月2回発行される新聞もとるようにすすめられるので、これが108円(税込み)。
ここまでで、活動家一人の誕生によって、毎月4134円、年間49608円の創価学会への経済効果が見込まれます。
しかし、出費はこれだけではすみません。
「池田先生」の書籍の購入も強要まではいきませんが、当然のように「買いましょう」となります。
書籍は会合などで読み合わせたり、教材として使うこともあるので、活動家であれば買わざるを得なくなります。
一般の人向けのソフトな本なんかだと「友達に配りましょう」と一人何冊も買わされます。
これらには地区によって目標があり、その目標に合わせておすすめ具合の強弱があったりします。
こうした書籍の担当は婦人部の方々がされていますので、本当に大変だと思います。
女子部は言われたら買う、だけです。
婦人部の場合、ノルマ未達成だと、書籍担当の人や地区部長、地区婦人部長などが自腹を切ることもあるようです。
さらには毎月ビデオ(今はDVDかな)が発売されていて、これも購買を推奨されます。
今回は活動家一年生を例にしますので、年間人間革命レベルの本を三冊、DVDを三つで計算してみたいと思います。
これは活動家が熟成されていくに従って、増えていく可能性が高いです。
新人間革命が1337円(税込み)×3、DVD1028円(税込み)×3=7095円
そして、民音というコンサートなんかを企画したりしている創価学会関連の組織があるのですが、
これらのコンサートなんかも毎月ノルマがあります。
プラス、年間500円の会費を払わせられます。
民音は担当者でなければそれほど強くチケットの購入等求められませんので、
とりあえず、会費500円をここでプラスしておきます。
そして、最後に財務。どんだけ創価を拒否っても、地の底まで追いかけてきて催促される財務。
これは年に一度、12月に行われる創価学会への大々的な寄付です。
「真心の財務」と言われますが、最低金額一万円とされています(高い真心です……)。
ですが、マインドコントロールが熟成されてくると、百万、千万単位でこの財務をしてしまう人が出てきます。
財務についてはまた別の時に詳しく書きたいと思いますが、
私が覚醒するきっかけとなったのが、「対話を求めて」というサイトの財務に関する記事でした。
「なぜ一万円からなのか?真心だったら一円でも十円でも良いのでは?」という素朴な疑問を投げかけていました。
それを見てはっとしました。今まで考えたことなかったけど、何で一万円からなんだろう。
一人一万円を寄付したとして、100万人なら100億円です。
そして、創価学会が公称800万世帯となってますから、最低800億円のお金が毎年入ってくるわけです。
そのお金の収支報告は、創価学会が宗教法人であることを理由に明らかにされていません。
本当に広宣流布のために使われているのなら、すべての収支を明らかにするのが寄付をしてくれた人に対する誠意じゃないでしょうか?
話を戻します。
財務は活動家一年生を想定しているので、最低金額の一万円として計算します。
まとめます。
聖教新聞+公明新聞+大白+創価新報=49608円
書籍+DVD=7095円
民音会費=500円
財務一口=10000円
合計67203円が、一人の活動家が誕生するたびに創価学会に年間もたらされると思われる最低限の利益ということになります。
そして、それらは年々増えていき、十年、二十年たてばどうなるかは想像に難くないと思います。
創価学会員の活動の多くは、活動家(新聞啓蒙したり、選挙を頼んだり、折伏をしたりできる人のこと)を増やすことに費やされます。
創価学会は会費も無料。貧乏人と病人のための宗教。
などといいますが、実は活動家になるとけっこう出費が増えます。
しかも、あまりお金を使っているという意識がないのが問題です。
これは「創価学会に関する出費はすべてお布施のようなものだから、後でお友達を連れていっぱい帰ってくる(=使ったお金が増えて戻ってくる)」と教えられているからかも知れません。
こうしたときも、出所不明の体験談などが大いに活用されます。
「創価学会の活動にお金を使ったら、思わぬところからお金が入った」などです。
これもつきつめていけば「思わぬところ」などではなく、入るべきして入ったお金、ということが多いのですが、
マインドコントロールされていると「自分の身に起こる幸運が、信仰のもたらす奇跡のように思えてしまう」のです。
それでは私が活動家になった一年目を振り返って、一人の活動家が誕生すればどれぐらいの経済効果が創価学会にあるのか見てみましょう。
一人の活動家が誕生すれば、まず聖教新聞の購読部数が増えます。
たとえ実家に住んでいて家族が聖教新聞を取っていたとしても、マイ聖教といって、自分用に聖教新聞を取ることを推奨されるからです。
私の場合も、活動家になったときに「自分用の聖教新聞代」として母にお金を払うようになりました。
母は躁鬱病の影響でしょうか。すでに一人で十部もの聖教新聞をとっていました(それだけで月2万円近く。×12で……もう考えたくアリマセン)。
それを友人に配布したりする予定……だったと思うのですが、ほとんどは廃品回収に出していたような気がします。
また、聖教新聞だけでなく、公明新聞もとるように言われます(なぜ公明新聞が強制? 政教分離なのに??)。
素直な私は新社会人の少ない給料からそれも捻出するようになりました。
外部購読者だけでなく、内部の購読者、同じ世帯の購読者もノルマ+1にできますから、
活動家になった時点で、聖教新聞、公明新聞がプラス1の成果をあげることができるのです。
もちろん、中には活動家になっても、複数部数の聖教新聞を取ることに疑問を感じる人もいるし、
家族が疑問を感じてそれをさせない場合もあります(賢明なご家族です)。
しかし、そうした人は組織の人から「そんなところでお金をけちっていたら、他で損をする」などと陰口をたたかれたりします。
まことしやかに「創価学会の活動のためにお金をけちった人の末路」なる出所不明の体験談が流れてきたこともありました。
まず、ここまで。
当時の聖教新聞や公明新聞の値段が分からないので、今の料金で、聖教新聞が一ヶ月1934円(税込み)+公明新聞一ヶ月1887円(税込み)
これにプラス、座談会などで使用する「大白蓮華」という雑誌も毎月購読するように言われるので、これが205円(税込み)
さらに青年部は創価新報という月2回発行される新聞もとるようにすすめられるので、これが108円(税込み)。
ここまでで、活動家一人の誕生によって、毎月4134円、年間49608円の創価学会への経済効果が見込まれます。
しかし、出費はこれだけではすみません。
「池田先生」の書籍の購入も強要まではいきませんが、当然のように「買いましょう」となります。
書籍は会合などで読み合わせたり、教材として使うこともあるので、活動家であれば買わざるを得なくなります。
一般の人向けのソフトな本なんかだと「友達に配りましょう」と一人何冊も買わされます。
これらには地区によって目標があり、その目標に合わせておすすめ具合の強弱があったりします。
こうした書籍の担当は婦人部の方々がされていますので、本当に大変だと思います。
女子部は言われたら買う、だけです。
婦人部の場合、ノルマ未達成だと、書籍担当の人や地区部長、地区婦人部長などが自腹を切ることもあるようです。
さらには毎月ビデオ(今はDVDかな)が発売されていて、これも購買を推奨されます。
今回は活動家一年生を例にしますので、年間人間革命レベルの本を三冊、DVDを三つで計算してみたいと思います。
これは活動家が熟成されていくに従って、増えていく可能性が高いです。
新人間革命が1337円(税込み)×3、DVD1028円(税込み)×3=7095円
そして、民音というコンサートなんかを企画したりしている創価学会関連の組織があるのですが、
これらのコンサートなんかも毎月ノルマがあります。
プラス、年間500円の会費を払わせられます。
民音は担当者でなければそれほど強くチケットの購入等求められませんので、
とりあえず、会費500円をここでプラスしておきます。
そして、最後に財務。どんだけ創価を拒否っても、地の底まで追いかけてきて催促される財務。
これは年に一度、12月に行われる創価学会への大々的な寄付です。
「真心の財務」と言われますが、最低金額一万円とされています(高い真心です……)。
ですが、マインドコントロールが熟成されてくると、百万、千万単位でこの財務をしてしまう人が出てきます。
財務についてはまた別の時に詳しく書きたいと思いますが、
私が覚醒するきっかけとなったのが、「対話を求めて」というサイトの財務に関する記事でした。
「なぜ一万円からなのか?真心だったら一円でも十円でも良いのでは?」という素朴な疑問を投げかけていました。
それを見てはっとしました。今まで考えたことなかったけど、何で一万円からなんだろう。
一人一万円を寄付したとして、100万人なら100億円です。
そして、創価学会が公称800万世帯となってますから、最低800億円のお金が毎年入ってくるわけです。
そのお金の収支報告は、創価学会が宗教法人であることを理由に明らかにされていません。
本当に広宣流布のために使われているのなら、すべての収支を明らかにするのが寄付をしてくれた人に対する誠意じゃないでしょうか?
話を戻します。
財務は活動家一年生を想定しているので、最低金額の一万円として計算します。
まとめます。
聖教新聞+公明新聞+大白+創価新報=49608円
書籍+DVD=7095円
民音会費=500円
財務一口=10000円
合計67203円が、一人の活動家が誕生するたびに創価学会に年間もたらされると思われる最低限の利益ということになります。
そして、それらは年々増えていき、十年、二十年たてばどうなるかは想像に難くないと思います。