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犬が遊ぶ理由は脳内物質にあった

2017-07-14 14:57:28 | 日記
犬はメスよりもオスがより熱心に遊び続けることがわかっていました。パンクセップ博士らは、犬がその遊びに際して超音波領域に特異な音声が出ていることを見出しました。博士らは、これが犬の笑いの起源に相当するものではないかと述べています。さらに博士らは遊びをしている犬の脳内を調べ、神経伝達物質であるオピオイドが分泌されることを見出しました。オビオイドはいわばモルヒネと同じ作用を持つもので、脳内麻薬とも呼ばれる快楽、報酬に関わる神経伝達物質です。たとえば痛みを緩和し、母子間においては絆の形成にも役立つことが報告されています。遊びをしているときに、オピオイドが分泌されることで、その遊びの対象との親和的関係性が深まり、さらにはもっと遊びたいという快情動の発達が予想されます。
犬においては遊び後のオピオイド分泌は調べられていません。しかし、飼い主との自由な触れ合いの後に血中にオピオイドが分泌されることが明らかになっています。このことから、犬と同じように犬でも遊ぶことでオビオイドが分泌される可能性は高いと思われます。もしそうだとすれば、犬は飼い主に対して一緒に遊ぶことで愛着を形成することが可能となります。
人と犬が共生をスタートさせ、より攻撃性の低くて穏やかな個体が増えるに従い、遊び行動も増えていったことは容易に想像できます。そのネオテニーの推移が、実は人と犬の絆ができました。今後「笑い」の研究は,現在理解されている進化の仮説を覆すかもしれません。
それも母子間などで認められる適応的な意味での絆の形成をさらに深めていくきつかけになっていたと考えられるわけです。

目と目で繫がり、心が絆がる
共生の中で培われてきたこととして、お互いの視線を上手に理解することがあります。人において、視線を用いたコミュニケーション、特に新生児と母親においては、目と目を合わせることで、お互いの信頼関係が構築されることがわかっています。
視線を合わせることが上手な母親は、子どもの面倒を上手に見ることができますし、逆に産後うつなどで苦しまれているお母さんは、赤ちゃんに対して視線を向けること、目を合わせることが皆無となり、それに従って赤ちゃんの表情も乏しくなっていきます。人の新生児と母親の間にはこのような視線を介して、次第に絆が形成されていくメカニズムが存在することになります。
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