今日から2月府議会が始まりました、開会に先立って日本センチュリー楽団のチェ
ロ4重奏の議場ミニコンサートがありました;ハンガリー舞曲、トロイメライ、リベルタ
ンゴの3曲で、僕の好きな曲ばかりでしばしの演奏にうっとりです。
今日は知事の府政運営方針が述べられました、議員団の見解は
子どもの成長を応援し、府民の暮らしと住民自治を守る府政に
ー2月府議会開会にあたってー
本日、2月府議会が開会しました(3月23日閉会予定)。橋下市長と松井知事が
「最高意思決定機関」と位置づける「府市統合本部」で、大阪都への移行準備が強
引にすすめられるなかでの議会となります。
教育基本条例(「教育行政基本条例」「府立学校条例」)、職員基本条例は「府市統
合本部」でいったんまとめた条例案に、松井知事が、職員の相対評価の割合を追加
して明記させる(2月16日)という異例の事態となっています。橋下市長と「維新の
会」が、本日出された知事提案ですら反動的に変える可能性もあり、審議の方向は
不透明なままです。
松井知事が本日おこなった府政運営方針説明は、競争による成長戦略をかかげ
るとともに、府民・子どもの利益と教員・公務員の権利とを無理に対立させる立場を
つらぬいている事が大きな特徴です。
同時に今後、「府市統合本部」で、府と大阪市の事業を4月までに整理し6月には
一定の方向を出す、病院や大学などの経営形態を見直す、国保「広域化」促進や介
護保険制度の改悪検討など、事実上「大阪都」ができたような府政運営を行おうとし
ています。
新年度予算は、太陽光パネル設置への融資制度や中学校給食への補助など、一
定の前進はあるものの、「財政規律を堅持」という名目で、子ども医療費助成や少人
数学級の拡大、介護保険料の抑制などの府民の願いには背を向けています。一方
で、りんくうタウンの”混合診療特区”や”大企業税減免特区”といった、富裕層や大
企業のためのよびこみ型開発はすすめるものとなっています。
わが党は、広範な府民との対話を広げ、閉塞状況を打開する方向をともに考えると
ともに、子どもの成長と府民の暮らしを応援し、住民自治と憲法の教育権を守るため
に全力を尽くす決意です。
お昼休みに行われた府民連の集会に
F井さんやY倉さんM森さんらと
府議団みんなで行きました
集会での若いお母さんの挨拶が感動的でした「自分は何年もイジメにあってクラス
で無視されつづけた、そんなときに先生に一杯助けてもらった、子どもが3歳と0歳だ
が子どもの成長はほんとにそれぞれだと痛感しています、成長の早い子、遅い子、
特技も違い人それぞれの個性が生かされる教育にして欲しい、競争競争の教育は
絶対反対です」と切々と語られました