28日午後1時半から第4回留萌南部衛生組合議会議員協議会が開かれました。
留萌市・増毛町・小平町の3市町で組織されている組合の議員として、施設視察を行うためにバスで増毛の最終処分施設へ向かいました。
平成26年4月1日から供用開始されている一般廃棄物最終処分場は、鉄骨造陸屋根の被覆施設で平成40年度までの15年間の埋め立て期間の予定になっています。
可燃ごみと不燃ごみに分けて埋め立てられ、ゴミを圧縮しながら3mになると50㎝の土を被せ上から水を撒きながらさらに圧縮していきます。
この繰り返しで、大体7年から8年を目処に次の被覆施設へと屋根を移動していく壮大なスケールの施設となっています。
次は、留萌市の資源化施設美サイクル館の視察を行いました。
ここでは、収集した缶やビンダンボールや新聞雑誌などの資源として再利用できるものを纏め、入札した業者に引き取ってもらう作業をしています。
これは発泡スチロールの山ですが、これも汚れているものは省かれて最終処分場へのゴミとなります。
分別の多くは手作業で行われていますので、ゴミを出す私たち市民の気遣いが必要だと改めて実感しています。
最後は小平町の鬼鹿よりの山の上に建つ有害鳥獣焼却施設と生ごみ処理施設の視察を行いました。
これは、シカや犬、猫、カラスなどを焼却処理するための焼却炉ですが、平成26年度は年間42回の稼動となりました。
1回の焼却時間は5~6時間で燃料は約500ℓとなるそうです。
生ごみ処理施設は、アースラブという分解用母材と生ごみを混ぜ合わせ、2週間後ろの棚で熟成させることにより生ごみが消滅していくというシステムです。
生ごみの中に少しでも生ごみ以外のものが混入していたら、そのものは分解されずただのごみとなってしまい最終処分場へとなってしまいます。
生ごみの中にバランとか爪楊枝などが混入しているケースがけっこう見受けられるので要注意です!